春庭Annex カフェらパンセソバージュ~~~~~~~~~春庭の日常茶飯事典

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春庭@アート散歩

はるまき(14)

2008-11-01 23:15:00 | 日記
ヨコハマメリー
mackychan
オモシロ返信ありがとー。

①DVD補足説明。
これからのDVDプレイヤー/デコーダーには、「VR」という規格が再生可能かどうかの表示が記されています。ほら、いまでも確認出来ると思うんですが、大抵はディスク挿入部の近くに、CDならコンパクトディスクの規格マークが入っているでしょう、DVDならそうあるし、そこにね、「VR」という規格マークが入っているものであれば再生可能です。これ先に、記しておくべきだったね。

②厚化粧の舞台裏話を読んでいたら、ヨコハマメリーさんを想起しました。噂だけしか知らず、映画になって初めてちゃんとメリーさんの人生に触れたわけだけれども。筋金入りとは、こういうことをいうのでしょうなぁ。
2008-11-04 09:50:55 返信フォームへ 掲示板へ戻る
♪ 恋いしたっていいじゃない~
mackychan
あれ、この渡辺美里ちゃんの曲は、小室さん提供だったかな、、、と、強引に今日のニュースを入れつつ・・・

自分では、かっこうつけているつもりはないのだけれどもさ~汗
ただ読まれているという意識はあって、以前から読み手の襟首掴んでドウダコノヤローというような文体を目指していたんだけれども、それが、やや強くなっているところはあるかもしれない。それに、自分は「つもりはない」と表現しちゃうけど、毎日読んでくれているひとは、微妙な変化を鋭く見抜くのかもしれないと思ってね、ちょっとドキッとしたのでした。

救いは、彼女が割と自分と近い畑のひとである、ということかなー。でも過去の男の話を聞いていると、経済面で苦労したらしく、あぁ、なんかそこクリアしないと難しいよねと親友の女子はいっておりました・・・
2008-11-04 09:52:00 ページのトップへ
Re:ヨコハマメリー
haruniwa

ヨコハマメリー、その名はずいぶん前から聞いていましたが、ドキュメンタリー映画は未見。

ある人物を、その人を知る周囲の人に語らしめる、という小説技法、割合に好きです。
井上靖の『後白川院』。謎多き院政策謀の主の実像を、4人の第三者の証言という手法で描いています。杉本苑子『二条院ノ讃岐』も同じ手法。

現代小説では、有吉佐和子の『悪女について』も、この方法でした。女実業家富小路公子に関わった二十七人の男女へのインタビューで構成されています。テレビドラマでは四季の影万里江が主人公を演じて印象深いドラマでした。1978年のドラマ。再放送してほしい。半年間の放映で、出演俳優の顔ぶれがすごい。
山口崇、江利チエミ、馬淵晴子、緒形拳、杉村春子、渡辺美佐子、中村敦夫、沢村貞子、森繁久彌、奈良岡朋子、有島一郎、木暮実千代、一の宮あつ子、中山仁、草笛光子、岸田今日子、山田五十鈴、小林桂樹、北村和夫、司葉子、曽我迺家鶴蝶、小松方正、谷隼人、細川俊之、高橋とよ、中島久之、牟田悌三、辻萬長、井上和行、花沢徳衛、山本道子、岩井友見、赤木春恵、南風洋子、三好美智子、山本圭、宝生あやこ、中原ひとみ、ジュディ・オング、仲谷昇、山形勲、池田秀一、松山省二、梶三和子、浜田寸躬子、原知佐子、葦原邦子、中田喜子、松村彦次郎、松岡みどり、佐野周二、市川翠扇、溝口泰男(本人役)、川久保潔(ナレーター) 

リメークするなら、悪女は米倉涼子。しかし、上記メンバーに匹敵する俳優を集められるプロデューサーはいないだろう。

 ヨコハマメリー、ドキュメンタリーでこの手法はどれだけ成功するのかと思いましたが、よい映画になっているみたいですね。ヨコハマメリーというおしろい厚塗りのキャラ、80歳まで現役街娼というキャラそのものが成功の鍵でしょうけれど、「周囲の証言によるひとりの女の一生」という手法が効いた映画なのだろうと思います。見たいです。
2008-11-05 08:33:27 ページのトップへ
Re:♪ 恋いしたっていいじゃない~
haruniwa
まさかのミドリン?

うまく成就しますように。
経済問題クリアはきつい条件ですが。
2008-11-05 08:34:59 ページのトップへ
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市民ケーンから誘う女へ
mackychan
ハーフパンツで過ごす寒さを、熱燗でごまかしつつ連日書き込み。じゃあズボン穿けって・・・でも、これほんとう、長ズボンは柔道着とスーツだけなのであった。

凄いキャスト陣ですね。フジが現在、総力をあげて『黒部の太陽』を制作していますが、キャストもなかなか、、、といいたいところだけれど、ちょっと敵いません。

そういえば『市民ケーン』も、記者が薔薇の蕾という言葉の謎を探るために、ケーンの周辺を取材していく構成でしたね。現代の映画小僧には、あんまり評判よくないですが自分は好きです。
それから何十年も経ってから創られたニコール・キッドマン主演の『誘う女』も、この構成でした。ただこの作品の白眉は、このテレビ報道的な構成を模倣することによってメディア批判をやってのけていることかしら。
両方とも、繰り返し鑑賞するほど好きな作品です。


・・・あ、みどりんではないよー。でも春さんは知っているんだった、声優やっている子で、エロ台本のアドバイスをした子です。
2008-11-05 09:40:16 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:市民ケーンから誘う女へ
haruniwa
台本の中のわからないコトバを聞いてきた子、覚えてますとも。

うまくいくといいですね。ケーザイ問題も含めて。

ハーフパンツ、風邪ひかないようにね。
私は、今年ばかりは来週の火曜日にインフルエンザ予防接種をすることになりました。
2008-11-05 10:15:01 ページのトップへ
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歩いても歩いても
haruniwa
飯田橋ギンレイで原田芳雄出演の2本『たみおのしあわせ』『あるいてもあるいても』を見ました。
2008-11-06 22:49:51 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:歩いても歩いても
haruniwa
原田芳雄もうまいけれど、樹木希林はうますぎるのをあえて見せるところがいいのかも。「こんなに演技できる私ってドーヨ!」ってな感じ。

「たみお」は、オダギリジョー様が主演しているだけでもうよろしいのですが、出演陣がもうこれでもかっの演技パン食い競争状態。

両方とも結婚と家族家庭がテーマだけど、絵画修復師の阿部寛と元医師の原田芳雄は、互いにそりがあわず反目しあう父と子。できのよい父親期待の長男は、おぼれた子供を助けたために自分は水死している。
カインとアベル、エデンの東のテーマは普遍的。
たみおと父親は母の早世のあと共依存的な父と子。ファザコン麻生久美子を介して三角関係になりそうなところを、父が結婚式場から息子をさらって逃げるラスト。

「父と息子」は永遠のテーマだけれど、「たみお」のほうが、今まであまり見たことないタイプの父と子像を出していたといえる。



2008-11-06 23:13:22 ページのトップへ
スリと花嫁姿と、ノーブラはせきょー
mackychan
是枝監督、最近飛ばしていますね。現役の日本の映画監督では贔屓の5人に入ります。個人的にはもっと社会に斬り込む感じのドラマを期待しているんですが、これはお母様が亡くなったから撮った作品であり。そういう気持ち、監督でもないのに分かります。
微妙なキャラクターをきちんと演じた夏川結衣もよかった。
原田さん、以前の自分のイメージだと、とーちゃんが三船を「ぎゃーぎゃー騒いでいるだけ」といっていたことがあったのですが、それと似た感じで「きったねー格好をして悪態をついているだけ」なんじゃないかと。そのイメージが変わったのが、傑作『スリ』です。これ映画小僧でも知らないひと多いんですが、素晴らしいですよ。
『たみお』はもう、花嫁姿の久美子様を拝めたので、それだけで合格。多くの男子にそう思わせる女優さんって、貴重だと。
劇作家、演出家、俳優、映画監督もやる岩松了・・・初めて、このひとの作品で面白いと思えた。昔、忌野さんを起用して『お墓と離婚』というワクワクするようなタイトルの映画を発表したんだけど、よく分からなかったし。

自分は先日、河瀬直美の新作『七夜待』を観てきました。
やばい、酷いぞ。ちょっと、今年のワーストかもしれない。せっかく、ハセキョーがノーブラで頑張っているのに。彼女を起用することが決定したとき、河瀬さんは「テレビでのハセキョーは、本気で演技をしているとは思えない」とまで発言していたので、おぉ、いうねー、溝口がずっと批判していた長谷川一夫を敢えて起用して、その最高の演技を引き出した『近松物語』のようになるか・・・!? と期待したんだけど、空回りもいいとこでした。
2008-11-07 07:21:18 ページのトップへ
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田畑実
mackychan
漢字、これだったような気がするけれど、、、でんぱたみのるさん。

そういえば自分は、『プッツンファイブ』(日テレ)をこよなく愛する鶴ちゃん世代(?)なのでした。(その一コーナーで、鶴ちゃん扮する田畑実さんが阿呆ニュースを読むというのがあった)

シリアス路線に転向する以前の俳優・鶴ちゃんの時代・・・『男女七人』シリーズですね。これは未だ傑作シリーズだったと思っているんですが、実力者ばっかりなんですよね、トレンディのはしりだといわれてますけれど。さんまちゃんもいいけれど、演出は実験映画の風でもあるし、各シーンが俳優の力を頼って構成されていると捉えるのも間違ってないと思っています。

いや、それより鶴ちゃんだ。
いま、辰吉がプロを続けたくても、どの国でも許可が下りないというニュースが報道されていますが。
そういえば鶴ちゃんは、特例扱いでライセンスをもらい。もらったはいいけれど、デビュー戦は実現しなかった・・・実はこれ、対戦相手が見つからなかったから、という説があります。なぜか公にされていませんが。(ま、特例続けになってしまうので、実際にデビュー戦をやったら、たいへんな抗議が予想されますけれど)

歌手(『胃液吐くまで』は大傑作!)、コミカル俳優、ボクサーまでは、割とすんなり受け入れられました。ま、好きだからなんでしょう。
けれどもやっぱり、これ以降はなかなか、ちゃんと触れることが出来ません。いろんな情報がごちゃ混ぜになって、群馬にある工藝館にも行くチャンスがあったのに、まだなのでした。
ソツなくやっている、春さんがいうように器用だなぁとは思うのですが。
2008-11-21 14:29:53 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:田畑実
haruniwa
鶴太郎について、前にも一度往復書き込みをしたような気がするけれど、面白い対象は何度書いてもおもしろい。

ピカソ展みてきたので、ピカソの愛人についてまた書いてみた。3年前にも同じテーマで書いたので、同じ調子になるかとおもったのだけれど、案外飽きずに書けた。
好きな話題なら、何度おなじことを語ってもいいってことね。

訳者鶴太郎は、うまいなあと思う。『篤姫』の岩倉具視役なんぞ、この人なら孝明天皇毒殺も少年明治天皇をだまして、勅書を好きにもらい放題だったろうと、納得できる人物像を体現している。

北野武に影響されて絵を描き始めたのだとするとそのうち映画監督もやりたいと言い出すのかとおもっていたのだけれど、まだそれは手を染めてないみたいね。

2度目の挑戦でプロボクサーに合格したロバート・山本博。デビュー戦は?
1度目の挑戦の時、結果発表の「Qさま」を見ていて、不合格で鳴いていた山本。

テレビ企画だから、2度目は合格させるだろうと思っていたら、ほんとに合格。
うん、よかったね。

石井のデビュー戦もきになるけれど、山本のデビュー戦も、どうなることかと。
いっそ、ふたりを戦わせて、もちろん山本が負けるけれど、「石井デビュー戦を飾る」とか、テレビ番組を作るのも、一考かと。
なんて書くと「真剣勝負の格闘技に、なんもしらんオバハンがよけいなこと書くな」と思われるか。
ほんと、コメントというのは、難しいのです。


2008-11-22 09:58:02 ページのトップへ
コメント
haruniwa
実は、まっき~掲示板のコメントにつき、ちと落ち込んでおりましたの。

倖田梨紗アドレス削除について、よけいなコメントを書いた。

私としては、「もったいな~い」と感じたのだった。
事件を起こして逮捕されたAV女優。あとで、なんらかの接触ができたなら、おいしい話のひとつも書けるだろうに、なんて欲がない、と、貧乏性でなにごとも捨てることのできないHALは思ったのでした。

でも、まっき~は潔く捨てる。
返信に再返信しようと思っていたら、みどりんの心優しい、愛あるコメントが先に載ってしまったので、いまさらの自己フォローはみっともないと思ってやめた。

メアド削除のまっき~を非難するつもりなんじゃないんだよ、でも、もったいない、物書きは貪欲になんでもため込んでおいたほうが、いいのになあ、と、整理整頓きちんとするからいつでもどこでも必要な資料を取り出せるのであろうまっき~に、「捨てるなら、おくれよ、そのメアド」と、さもしく言ってみたかったのであります。
それが、ラストの一行「今更いってもおそいよね」のひとこと。

私、娘に「石油ストーブの置き場所がないから、キッチンにおいてある母のノートパソコンを捨てるよ。そのパソコンデスクを捨ててそこにストーブおくから」と、おどされているのに、今日も片づけがいやでいやで。

12月に行く予定の友人出演の「第9」の入場券がどこかにいってしまったのだけれど、いったいどこにしまい込んだのやら。ごちゃごちゃの家のなかのどこかにあるのですが。

ということで、何が言いたいのか、またごちゃごちゃ未整理のコメントですね。

そんなこんなで、今日も未整理の部屋にうずたかく積まれた本やら服やら資料やらの山をながめながら、ためいき。
2008-11-22 10:18:33 ページのトップへ
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春さんは、特別なひとですから
mackychan
わぁ恋文のようなタイトルで参上です。

新作シナリオ、実は脱稿しているんですが、今回は師匠がオッケイを出すまで、どのコンクールにも出品しないし、どの事務所にも持ち込まないと決めたんです。
んで、師匠に初めて読んでもらったのが、5度ほど書き直したもの。で、現在は7度目。
面白いけど、もっと面白くなる、毒々しいけど、もっと毒々しくなるはずだ、今年とか来年とかに死ぬ奴じゃないんだから、もう少しでーんと構え、俺を納得させてからでも遅くはないだろうと。やっぱり悔しいので、いわれたとおりにでーんと構えるようにしています。

昨晩も書き直しの最中だったんですが、テレビをつけてみると『オールウェイズ』の続編がやっている。春さんコラムに微妙にリンクするのか、小雪のような女が居たら、そりゃあ頑張るよと。フトモモ触りながらモノを書けば、駄文しか書けぬものにも魔法がかかるかもしれないし。
しかし何度観ても気に入らないなと、自分もそーとー性格が悪い。だったら芽の出ない作家と踊り子の物語だけで感動させてみろと、やっぱり思っちゃう。群像劇っていうのは自分の目指すものでもあるから、期待せずに観たラブコメを意外と面白かったなんていう余裕がないのです、個人的に。ある高みに達して、たくさんのひとを動かすドラマの意味がある。そこを目指さないのは逃げているだけなんだと、どうしても思ってしまうわけです。

春さんとカフェ交流を続けて、どのくらい経過したのでしょうか。
はるまきも、とっても楽しいのですが、自分が春さんを(勝手に笑)慕うようになったのはね、自分が竹橋に通っていたころ、会社の休憩がちょうど0時~だったから、こだわりの0時更新を続けていた時期です。春さんも、そうしていたでしょう。で、ほぼ同時に更新して、同時に訪問して、戻ってくるとコメントがついている・・・いつかのコラムのコメントで、上に書いたようなことを春さんも記していて、これって面白いよねと結んでいたことがあったはず。そのときからです。

そういう関係を築いているひとからのコメントであれば、自分も勘違いすることはないですよ。裏の裏まで読めていたかというと、ちと自信はないですが、きっとそういうことなんだろうな、とは思いますもの。
ま、でも、コメントの義務化とスルー力の必要性という新聞記事を読んだばかりというのもあり、コメントは難しいというのは、よく分かります。

でもね、でもね。アド削除の件は、ほんとう、少し、後悔が残っているという、根本的にどーしようもない男なのですよ笑

2008-11-22 11:33:37 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:まっき~は、特別なひとですから
haruniwa
うん、恋人じゃなくても、母親じゃなくても、特別な人になれるよね。

春泥未晒菜花辺
学業同途五十年
一夢人琴今巳矣
傷心只見旧山川

春泥(しゅんでい)未(いまだ)晒(さらさず)菜花(さいかの)辺(ほとり)

学業(がくぎょう)同途(みちをおなじくす)五十年(ごじゅうねん)

一夢(いちむ)人琴(ひとこと)今(いまは)巳矣(やみぬ)

傷心(しょうしん)只見(ただみる)旧(きゅう)山川(さんせん)

伯牙と鍾子期 《列子 湯問第五》

伯牙は善く琴を弾き、鍾子期は善く琴を聴いた。伯牙が高山を登る思いで琴を弾くと、鍾子期は言う。「素晴らしい曲だ。峨々として高く聳え立つ泰山のようだ」と。また、大河の流れの思いをこめて琴を弾くと、それを聴いて鍾子期は「素晴らしい。洋々流れる揚子江のような曲だ」と言う。伯牙の胸中の念を必ず鍾子期は言い当てた。
伯牙と鍾子期はともに泰山の北の麓に遊びに出たところ、思いがけず大雨にあって岩陰に雨宿りをし、心細く思うのだった。そこで伯牙はやおら琴を援きよせ弾きだした。はじめは「霖雨操」を弾じ、つづいて「崩山引」を弾じた。一曲奏するたびに鍾子期は伯牙の琴の趣を理解した。伯牙は琴を舎いて讃嘆して言う。「素晴らしいよ、ほんとうに、君が琴を聴く耳は。君が想像するその通りに、私の心の中と同じだ。私の琴の音は君の耳から逃れることはできない。」

と、これは伯牙が琴を弾き、鍾子期がよき聞き手であったという友情物語ですが、我らは、年齢は離れていても、双方書くことによって生きていられる人間であて、相互に読み会うことができるよき友であります。

まっき~にはパパ上というよき理解者がいて、よき師匠もいるけれど、うちは、娘息子は私が書くことを「金にもならぬつまらんもの」と評価しているし、両親は死んでいるし、夫は死んでいるも同然だし。

というわけで、私にとっては、何か書いたとき、まっき~ひとりは、きちっと読み取ってくれているだろうという安心感が、書くためのモチベーションにも成っているというわけです。

2008-11-22 13:34:30 ページのトップへ
推敲
haruniwa
笑う要素のつもりで「美人が遺伝しなかったうらみつらみ」を書くと、速攻
「50歳過ぎた容姿は本人に責任があると心得られるべし!
または、目鼻口の最重要課題は、その機能にあるかと・・・」という、まともでまっとうなコメントがよせられて、どうもありがとう、でもね、わたし50すぎの自分の顔に責任とりたくないし、、、と思ってしまうし、
「おかめ ひょっとこが美女美男の時代もありましたので時代により変わります」というおなぐさめのことばをいただいて、はい、またまたどうもありがとう、次の時代に私の顔が超美人と称えられるまでまちましょう。200年後か300年後まで、、、、と、首を伸ばすし、もう、コメントもいろいろです。

コメントに対してひとつひとつ返信しないことにしておいてよかった、なんて思いますよ。

ときどき腹がたったときは、相手の掲示板に、あたりさわりなく、微妙な表現で悪口雑言並べていますけどね。
はい、小せえ女です。私も。

まあ、「せこい、みみっち、いじましい」が春庭の枕詞でありますからして、どのようなコメントいただくのも、もらえるもんなら、ねずみのしっぽでも。

ねずみのしっぽなんぞもらって何につかうのさ。
ええ、キリのさやにでも使おうかと。

大麻でぱくられたAV女優のメアドなんぞもらって何につかうつもりだったのさ。そりゃ、もう、ネットで売れば、いくらかにはなるはずで、、、って、そりゃ犯罪。

頻繁(ひんぱん)→はんざつ/踏襲(とうしゅう)→ふしゅう 未曾有(みぞう)→みぞうゆう

と、麻生首相の赤っ恥の漢字読み間違えよりももっと恥ずかしい「せこい春庭」の話は、いっぱいあるのだけれど、まあ今回はこれにてうちどめ。

シナリオ、師匠のお眼鏡にかなう仕上がりになりますように。

書き直せば必ずよくなると思うよ。

私は大学院の電子マガジンに投稿したコラム、5000字以内という制限に500字オーバーで、承知の上で投稿したのだけれど、やっぱり「縮めろ」と言ってきた。

私が書いた者なんだから、これが完成原稿なんだよ、これ以上縮められないと思って5500字で投稿したんだよ、と、内心思ったのだけれど、縮めてみたら、4900字になった。

うん、ひきしまったかも。
2008-11-22 13:49:53 ページのトップへ
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息をするカメラ
mackychan
ちょっと調べ物のため、ユーチューブに。(なんとまぁ、現代的な調べかただろうか!)

そこで、春さんにも観てほしかった映像を発見したので、紹介にきました。10分ちかいので、どうぞ時間のあるときに。

一流とそうでないもの、それを見極めることが出来るのか。春さんコラムは面白かったです。
自分はコメントにあるとおり、超絶カメラワークで個性を発揮する監督の映像を、もし素人が真似したら見極めることが出来るだろうかと、若干の不安を覚えたのですが。

スコセッシ、デヴィッド・リンチ、アラン・パーカー、コーエン兄弟、ブライアン・デ・パルマ、オリバー・ストーン、塚本晋也、石井隆・・・挙げていけばきりがない、けれども一度や二度ではない頻度で、自分のサイトに登場する映画監督たち。
彼らに共通するのは、そのテクニックです。
面白いことに、スコセッシお気に入りのカメラマンをストーンが起用している事実があったりと、なんというか、自分の嗜好が決してバラバラなわけではない証明になっていると思います。
そう、映画監督ばかりが注目されますが、実際にカメラを動かすのはカメラマンで。
クレジットを観ていると、ハリウッドと日本の作品の大きな違いに気づくはずです。
ハリウッド映画だと、撮影監督の名前のすぐ後ろに、A.S.Cだとか、所属しているプロダクション名がついているのですね。スタッフが大事にされているんだなぁと感じ、こういうところは見習ってほしいのです。

話が逸れました。
『殺しのドレス』から。
この10分間の映像だけで、デ・パルマは歴史に残っていいと思います。
美術館を右往左往するヒロインを、まさに縦横無尽の動きで追いかける。ほんとうに、カメラが息をしているようです。
軽く解説をしておくと・・・
ヒロインは、性的欲求を抱えた中年主婦という設定。
(以下の書き込みは、動画を観て以降にどうぞ)

http://jp.youtube.com/watch?v=vIaUt5KcxzI


このあと、男とベッドをともにし、男が寝ている間に帰ろうとするのですが、せめて置き手紙を・・・と、男の机の引き出しをごそごそしていると・・・男の性病に関する診断書を見つけ絶句、慌てて外に飛び出し、エレベーターに乗る。その途中で結婚指輪を忘れたことに気づき(いろいろ忘れるひとですね)、戻ろうとしたとき、殺人事件に巻き込まれ、いよいよ物語が動き出す、と。
そう、これ、起承転結でいう「起」なんです。
ただデ・パルマは、ここを描き切ったことで力が尽きてしまい、なんだか投げやりな転結を用意してしまうのですが・・・
それを愛嬌である、憎めないと評せるほど、映画小僧にとって魅惑の10分間になっているというわけです。
2008-11-27 19:11:46 返信フォームへ 掲示板へ戻る
結局、
mackychan
なにをいいたいのか、結論を書いてなかったと読み返して気づきました。
つまり、まぁ春さんには分かってもらえると思うのですが、このくらい、いや、異常なくらいカメラワークにこだわるひとであれば、まぁ素人さんの作品と間違えようがないだろうと。
ほんとうに異常ですよ。デ・パルマが尊敬しているヒッチコックもまた技術のひとでしたが、このひとは、その上をいく。

というわけで、最後に。
ごめんなさい、動画で(合わせて)18分も取らせちゃうけれど、デ・パルマの最高傑作『キャリー』のクライマックスから。
豚の血を浴びせられるところは、ほんとうに可哀想で観ていられないのだけれども・・・
バケツが落ちるまで、それから、キャリーが豹変してからの自然な(あまりに自然な)画面二分割・・・映画小僧を熱狂させる理由が、なんとなく分かってもらえるんじゃないでしょうか。

http://jp.youtube.com/watch?v=5nV_0oQDiRA

2008-11-29 07:12:31 ページのトップへ
Re:息をするカメラ
haruniwa
文字による文学や戯曲が、どうしても映画に勝てない部分は、いうまでもなく、カメラワークによる表現能力。

鏡に映される逆転した映像であるとか、雨にうたれる硝子越しの映像、そして二分割画面の効果は、絶対に文字では表現できない。文字や声は線上でしか表現できない。

ページの上段下段にふたりの人物の心象風景を分けて載せたとしても、読む人はどちらか一方を読み次にもう一方を読む。交互に読むしかない。

しかし二分割画面は、観客は完全ではないが、同時に2箇所の出来事を受け取ることができる。

HAL原作まっき~脚本のシナリオを共同執筆するならば、脚本のなかにカメラワークまで表現されているようなのを書きましょうね。
監督やカメラ撮影者の解釈が入り込むとしても、もうこれしか撮りようがないというくらい、かっちりとしたシーンを練り上げて。

2008-11-29 14:14:46 ページのトップへ
Re:息をするカメラ
haruniwa
リンクのユーチューブ、ここだけ取り出してUPする人がいるのもわかりますね。

美術館の中を動き回るそのカメラの視線そのものが、白いドレスの醸し出す欲求と逡巡と期待と高まりを表していて、しかもこの間、セリフなし。
どんな文学者もこの空気を表し得ないだろうと思います。
カメラの勝利。

2008-11-29 21:00:19 ページのトップへ
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元オタキング岡田さんのよさは、物腰の柔らかさ
mackychan
・・・であると、ずっと前から思っていました。
まだ減量なんかしないであろうと思われていた時代―毎回、『朝ナマ』に出ていた印象がありますが、この番組は「このひとは激昂しないだろう」と思っていたひとまで激昂してしまう面白さと怖さがありますよね。
大島さんなんかは吠えないとどうしちゃったのかなーと心配になったものだけれど、

岡田さんと姜尚中さんだけは、なにがあっても平常心だったなって。
そのよさが、先日の『ETV特集』におけるインタビュー・対談で活かされていました。

観ましたか。
フィギュアを「新しい文化」と呼ぶには遅過ぎる気もしますが、内容は面白かった。
散々オタク文化を作り上げ、さっさとそこから脱却した元オタキング岡田さんがナビゲーション。
痩せ過ぎてかえって気持ち悪いなーとか思いながら観ていました。荒俣さんや山田五郎さんとの対談も面白かったけれど、NHKだというのに一般的には通じない用語を連発しつつ巨乳という単語まで吐いてくれた村上隆の中途半端にくだけた感じとか、とてもよかった。「神の手」ボーメさんの新作美少女フィギュアの製作過程も追ってくれて、ためになりました。

荒俣さんが日本人形からの歴史の延長線上にあると説き、100年後には国宝といわれる存在になるかもしれないと。
山田さんは美術と工芸が、ポップアートのころからごちゃ混ぜになっていったと解説。確かに妙だよなぁと思うのは、コミック作家のほうではなく、リキテンシュタインが、缶のデザイナーではなく、ウォーホールがアーティストと呼ばれること。
不思議世界をよく捉えた90分でした。
2008-12-02 16:36:13 返信フォームへ 掲示板へ戻る
失神
mackychan
そうそう。
本日のコラムについて。書き込んでから、あれちょっと違う方向だな、こっちの内容を書き込めばよかったかなというのを、こちらに。ここだったら、文字制限ないしねー。
何度か、総合のリング(もちろんアマチュア)で失神KOを経験しています。自分は柔道畑なので総合では寝技が主体となり、つまり、失神させるほうはあり得ない。いつも、するほうです。それは悔しいことに、ベッドでも同様で、失神させたいけれど、それも出来ず。(聞いてないって)

それはともかく。
失神してみて、選手が口をそろえて「気持ちよかった」というのが納得出来ました。悔しさってね、その時点ではない。悔しいのは控え室に戻ってからで、リング上で仰向けになっているときは、もうね、なんというか、ほんとうに星が飛んでいるし、お花畑は見えなかったけれど、なんというのだろう、ここでこそモノカキとしての表現力が問われるのに駄目だなぁ! でも見栄張って嘘書いてもしょうがないのでいうけど、射精や脱糞とはぜんぜん種類の違う快楽に満たされました。
そこがどうエロスとタナトスに繋がっていくのかっていうと、もう謎の謎だけれども。
この点について、演技ではなく、ほんとうに撮影中に失神してしまうAV女優たちにも聞いてみたんだけど、やはり、ちゃんと言葉で説明してくれた子は居なかったです。ただもう、極上の世界であると。このまま死んでもいいと思っていたら、ほんとうに意識が飛んでしまったと。
2008-12-02 16:36:41 ページのトップへ
最後はスコセッシ賛美
mackychan
ここで強引に、予告しておいたスコセッシ動画を貼り付けておきます。
『グッドフェローズ』より、自分が母校で代行教師を引き受けた際も、生徒諸君に見せたシーン。
この美麗カメラワークを撮りたいがために、スコセッシはミヒャエル・バルハウスという注目されたばかりのカメラマンを起用しました。
この技術そのものは、キューブリックが開発したもの。カメラマンの胴体にカメラを巻きつけるようにして撮影しています。つまり、カメラが軽量化されたからこそ、生み出された技術。
スコセッシの凄さは、ここにオールディーズをぶつけて、それをほぼ全部聞かせてしまうところ。
主人公はギャングですが、まだ彼女にはそのことを伝えておらず、最後のほうの会話で「建築業。組合の幹部をやっている」といっています。

http://jp.youtube.com/watch?v=sWYe-Ef3u5M&feature=related

2008-12-02 16:37:23 ページのトップへ
Re:元オタキング岡田さんのよさは、物腰の柔らかさ
haruniwa
とっておいたビデオ、息子といっしょに、ETV特集のフィギュア番組みました。

上田紀行とか、いかにも言いそうなこと言っていたけれど、おもしろかった。

やせた岡田は、写真で見るとそうでもないけれど、テレビだとほんと別人だね。絶対に思考の奉公とか変わってるとおもうよ。

アートとクラフトの差について、村上隆はボーメを「アーティストと呼んだら失礼だ」と言っていたのだけど、クラフティストとして海洋堂の社員をやっているよりも、個展やって、作品を売ったほうが本人快感なんじゃなかろうか。
個展会場ではけっこううれしそうだった。

娘は、「村上の作品を所有することがステイタスだ、必ず将来は国宝級の作品として美術館で燦然と輝くのだ」と、アメリカのアートなんてわからない金持ちに思いこませることができる才能が村上にはありボーメにはなかった。その差が16億円と、食玩オマケの違いになるのだ、と、最後だけ見ていってました。

2008-12-03 23:16:58 ページのトップへ
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楽しまなくちゃ、ソン! 損!
mackychan
真剣勝負の格闘技界が揺れた、先週土曜―。反則をしちゃったバダ・ハリ(トルコ出身)は次世代のエースとして多大な期待を背負っていたのだけれども、決勝戦は誰の目にも明らかな「劣勢」。元々、仲の悪かった対戦相手レミー・ボンヤスキー(オランダ出身。エリートで、個人的には好き。これほど眼鏡の似合う格闘家は居ないです)ということもあり、はずみで倒れたレミーに対し、立ち技K-1なのに寝た相手を殴り、しかも足で踏みつける・・・これは総合格闘技では許される展開だけれども、、、
なんとも白ける幕切れ・・・たぶん、ファイトマネーは没収、試合も来年は出来ないでしょう。立場は違えど、やったことは亀田次男と似ていますね。

K-1や総合は、元を辿ればプロレスです。全盛期を知っているのはギリギリ自分の世代までで、もう少し若いひとになるとプロレスに対するエネルギーがあります。真剣勝負は好きだけど、オフザケやショウは嫌い、認めない。いま、ネット上でプロレスに対するアンチが多いのは、ネットのメインユーザーが、この世代にあたるから・・・というのは、自分の推測ですが。

自分?
前にもいったかもしれませんが、神聖なる舞台、憧れの世界は、もちろんK-1と総合のみ。
けれども、プロレスも捨て難い。夢中にはなれないけれど、頑張ってといいたくなる。
ハッスル! は、インリンの去ったあと、ミューズを求めて山本モナにまでコンタクトを取ったけれども、さすがにそれは無理でした。モナちゃん来ればなぁ、間違いなく会場まで行きましたよ。インリンと比肩する人気を得たと思いますマジで。
インリンやモナというカタカナタレントに比べると、だいぶ質が落ちてしまうけれど、、、
泰葉とは、思い切ったなぁ!!

これは、楽しみ。和泉元彌のような特別ゲストなのか、あるいはレギュラーなのか。
年末、ハッスル! の取材は立候補していなかったんだけれど、さっき、編集長にメール打っちゃいました。行きます、行かせてください! 最高の文章を書きますって。

しかし。
モナちゃんもそうだったけれど、恐ろしく同性受けの悪いひとですね。楽しくなってきた、だから取材行くことに決めたと友人の女子にいったらば、彼女、割と格闘技好きなのに、
あー、くだらない。 なんで? なんで泰葉でそんなに盛り上がれるの? って。

いやぁ、楽しまなきゃね。損だよ、損!!

というか、大晦日のさいたまのほうは、緊張し過ぎて楽しめないんだっての。だからエンタメとして、ハッスル! は存在意義があるのです。
2008-12-10 08:39:18 返信フォームへ 掲示板へ戻る
きゃー
mackychan
エネルギーだって。もちろんアレルギーの間違いです。
2008-12-10 08:41:18 ページのトップへ
ヤスハアレルギー
haruniwa
だいじょうぶ、ちゃんと脳内変換してアレルギーと読んでいましたよ。
お互い、どんな誤変換であろうと、ぐずぐずになった構文であろうと、ちゃんと真意を読みとれるという確信は、うれしいもの。

「映画を語るに正論を」と要求する女史は、きっと自分の文章を読んでまっき~が「あなたの映画論はすべて正しい」と、言ってくれることを期待してメールを送りつけてくるんだろうね。
でもボコボコの文章じゃ、共感もうまれないだろうけど。

HALコラムも、朕珍話ばかり続くと、よほど欲求不満女なのかと思う人もいたりで。
1回分だけ読んで、なんだかんかと言われると、「シリーズものは、シリーズをひととおり頭から読んでからコメントしてね」と、思ったり。

ヤスハ、別れた亭主に「シネ、シネ」メールってのは、通常の精神状態ではできないことであるけれど、プロレスファンって、そういう女が似合うのかなあって、女子は引いちゃうよ。
離婚したとたん、夫はモテモテで、離婚前にとりまいていた女達にくわえて、いまやハーレム状態ってのは、ふたりそろってニコニコ離婚会見した手前、許せんのかもしれないけれど、離婚したらもう夫のことはほっておけ、ってのが世の女達の一般的感想だからね。

年末の取材、はりきっていますね。
忘年会続きでも、めげずにハイテンションで取材して「最高の文章」きめてください。
2008-12-10 09:58:02 ページのトップへ
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08年、最後のはるまき
mackychan
・・・と思って、参上。ま、気が変わってまた来るかもしれないけれど~。

今年も、いっぱい荒らさせていただきました。来年はそれ以上に荒らしますので、どうぞよろしく。マトモに挨拶出来んのか、ってな感じですが、ま、はるまきなんだからねー。

春さん、なんだか忙しそう。それはそうだよね、日々の書き溜めが、ここで効果を発揮するわけですね。素晴らしい。もう来年の春くらいまで書いているのかな。

こっちはもう、連日が記者会見です。きょうは夜、内藤さんの防衛戦があるので、久し振りに試合が観られる喜びでいっぱい。しかしCCBの曲で入場し、「これがいちばん燃える」というのは、世界のファイターのなかで
このひとくらいでしょう。

昨日も会見があって、これはその直後から荒れました。自分もはっきりと、大晦日へのワクワク感が30%ほど飛んでいってしまった。
石井くんがアメリカを望んだのは、正解だったなと。プロレスとの線引きを、とファンが口をそろえて唱えているときに、覆面レスラーの参戦。実は覆面しているひとって、業界では有名な才能あるかたなんですが、これでは年に1度しか格闘技を観ないひとが、プロレスと総合の違いなんて分かるわけがない・・・云々と。
16試合くらい試合が組まれるんですが、なかには世紀の一戦になるであろう素晴らしいカードもあるので、いっしょくたにされるのが不憫で、、、という気持ちも。
いろんなひとに意見を求められるも、自分もなにをいっていいやら。気持ちを切り替えるのに、時間がかかりそう・・・だけれどもね、今日はないな、明日あたり、今度は坂口健二くん(漢字あってる?)の兄貴の参戦が発表されると思うので、
「どこまで真剣勝負なの?」
というメールがワンサカ届きそうだなぁ・・・。

すんません、長々と。

今年、春さんは何本くらい映画観たのかな。

いちばんこころに残ったのは、なんでしょう。
2008-12-23 09:09:13 返信フォームへ 掲示板へ戻る
最近の悩み
mackychan
ま、ハニーとは、いろいろあるものの、なんとかやってます。
ただねー、まぁこれは褒め言葉とも取れるんだけれども、
ダーリン(強引に、そう呼ばせている)のコラムは、遡れば遡るほど純粋に楽しめる、最近のはどんどん(あたしにとっては)難しくなってきて、レベルが高過ぎると。

えー、そうか。
そうは思えないといったら嘘になるわけで、そこらへんを意識してやっていることは確かで。だってやっぱり、3年前に書いた文体と、現在のが同じでは、大家といわれるひとたちならいいけど、自分としては駄目でしょう。とはいいつつ、あなたの文章が好きといってくれるひとを置き去りにするというのは、なんというか、心苦しいのですよね。かといって、後戻りする気はさらさらなく。そういったことで、揺らいじゃっています。
2008-12-23 11:06:57 ページのトップへ
Re:08年、最後のはるまき
haruniwa
今年は、映画を見る時間がすくなくなってしまいました。
教師兼学生、けっこう忙しかったので。

月に2本は見たいとおもっているのだけれど、劇場で見たのは20本ほどですね。
ほとんどはギンレイホール。

それで、今年はこの1本ってほど印象に残ったのはなかった。あえていえば、ドキュメンタリでは『ミリキタニの猫』、日本映画では『めがね』をあげておこうかな。

彼女が昔の文章のほうが今の文章より読みやすいと感じるのは、わかるよ。昔のほうが身辺雑記が多いし、身近な話題が多いと思う。

最近のはほんとに、いい切れ味の鋭い評論が多い。この鋭さを楽しめないなら、昔のほうがいいのかも。

でも、女優男優紹介は、昔に書いたのと比べても格段にいい文章になっているし、どんどんとんがっていってください。

2008-12-23 23:50:35 ページのトップへ
年末
haruniwa
12月21日(日)
1時からの研究会に1時間遅れで2時から参加。だって、私がとうに放棄した日本語モダリティの研究会で、私「副詞研究」などへの興味まったく失っているし。と、思って各人の発表をきいてみたら、案外おもしろかった。日本語は、おもしろい。

修士課程の大学院生発表は陳述副詞「せっかく」の用例分析。
指導教官からは、あと1ヶ月後にせまった修士論文提出なのに、全部かきなおせ、という厳しい注文が出ていた。
私も修士論文提出の年は年末も年始もなく、息子をあやし、娘に家事を手伝わせながら、書いた。あの時のエネルギー、すごかったな。

準教授は「だろう・でしょう」の分析。目白のG大教授は、「連体修飾の形容詞と同一表現となる形容詞副詞形の連用修飾の対応について」
奥津先生の本の紹介。

5時から駅前の「なにわ」で忘年会兼、夏に脳梗塞で倒れた指導教官の快気祝い。お酒は1合まで飲んでいいと、医者に言われたそうだけれど、1合飲むあいだに、研究会ではかなり明瞭に聞こえていた発音が、脳梗塞患者風にろれつがまわらなくなってきたので、早めのおひらきになった。
7月に倒れ、今期は授業担当無しの措置。来年4月には授業担当も復帰するという。医者からは「奇跡の回復力」と言われたのだと、自慢していた。

12月22日
タマの大学、今期最期の授業。
初級クラスでは漢字のテスト実施。
なにはともあれ、これで冬休みに突入。おつかれさんでした。

12月23日
S大から「来年の授業担当承諾書」が提出していないというので、届けに行った。
私の受け持ち授業は「世間の休日に合わせて休稿」ということにしたのだけれど、S大の「大学暦」では「12月23日は平日とする」ということになっていて、他の先生達、授業をちゃんとした先生もいたみたい。でも、ほとんどの先生は休稿にしていたことが判明。私も、承諾書を提出しただけで速攻帰宅。出勤簿には判を押してきたけれどな。

木村クリニックで肩の治療3回目。
「これほどひどくなるまで放っておいた人も珍しい」と医者に言われた五十肩。年をとったらなるものだから、仕方がないとあきらめてひどい肩の痛みをがまんしていた。
寝られないほど痛くなって、医者に駆け込んだ。炎症止め痛み止めを注射してもらったら、痛みはおさまった。
今はヒアルロン酸を注射して、「弱った部分の補強」をしている。
2008-12-24 10:40:58 ページのトップへ
ごほうび
haruniwa
ボーナスに無縁の生活四半世紀。

でも、年末くらい、1年間に働いたごほうびがほしいよね。
サンタさんも我が家にはこないし、せめて自分で自分にごほうび。
と、いっても、買うのはブックオフの百円本。

百円本の棚をめぐって、目についたタイトルをぼんぼん籠に放り込む。夏休みに買った百円本の山がまだいくらも消化していないのに、また山を増やす。

百円なら、読んでも読まなくてもいいやと鷹揚に籠に放り込んで、通勤の電車で読んだ本の中に、思いがけない収穫もある。

たとえば、前に図書館で借りて読んだけれど、百円の文庫だから、忘れているところだけの拾い読みでも元がとれると思って通勤カバンに入れて置いた司馬遼太郎の『草原の記』
もう一度読みふけった。ツェベクマさんというモンゴル女性の数奇な運命にモンゴルの天と地を向かい合わせて、ああ、なんて文章がうまいのだろうと感嘆しながら味わう。
日本語を読むことの幸福をかみしめながら。
もう一冊。小松義夫『世界の不思議な家を訪ねて』も、百円でこんなに楽しめていいのかと申し訳なく思うくらいよい写真とエッセイだった。申し訳ないからあとで印税分を著者に寄付するつもり。

さて、ぼんぼんと籠に放り込んでケーキよく買ったのは12月23日夜のブックオフ飯田橋店が、「単行本半額セール」をしていたから。

ふだんなら絶対に買わない本を、半額だと思うと買ってしまう。たとえば、「図説奇形全書」奇形の人体を図版とともに載せている。寺山修司のフリーク好みに触発されたところもあるが、つい買ってしまった。定価の3400円だったら、絶対にかわないけれど、古書値段1850円の半額だから925円。
池田雅之『想像力の比較文学』定価3800円なら、絶対に買わない。古書値2050円の半額1025円。

自分の本箱に今あるとわかっていても、百円だと買ってしまう。2冊あってもいいからと。
大野晋『日本語の文法を考える』や、池上嘉彦『ふしぎなことばことばのふしぎ』田中克彦『言語学とは何か』森田良行『日本語をみがく小辞典動詞篇』長倉洋海『マスードの闘い』三省堂版『新しい国語表記ハンドブック』など、持っているのを承知で2冊目を買った。

新書と文庫は半額じゃなかった。ほか12月23日に買った本。
<新書>
上垣外憲一『雨森芳洲』
奥平卓『漢文の読みかた』
阿部謹也『日本人の歴史意識』
遠藤哲夫『漢字の知恵』

<文庫>
真田信治『標準語の成立事情』
司馬遼太郎『空海の風景・下』
原口純子『踊る中国人』
村田武雄『音と心の旅』
中村征夫『全・東京湾』
お茶の水文学研究会『文学の中の猫』
増田義郎『インカ帝国探検記』
小野寺健『心にのこることば』

<単行本>
北原保夫『続弾問題な日本語』
一柳廣孝『文学のなかのテクスト・カルチュラル・リーディングへの招待』
ステファニー・ラヴェットストップル『不思議の国のアリスの誕生』
佐々木幸綱『万葉集のわれ』
島内景二『日本人の旅』

「奇形ぜん」

いつになったら読む時間があるのやら、という本もあるし、すぐに読むべき、論文に必要な本もある。これだけ買い込んでも、合計7000円ほどであり、1年間働いたご褒美としてはなんと安上がりなことだろうか。
『万葉集のわれ』など、ページをひらいたようすもない新刊のまま、古本屋に出されている。私がくりかえし読んでやるよ。待っていなさい。

『奇形全書』の図版が多いのは「図説」とあるので当然だけれど、『アリスの誕生』も各ページにイラスト満載。この本、定価は1400円。こんなに図版たっぷりでこの値段。これなら定価で買ってもいいな。それが古書100円でさらに半額500円。新刊即古書店行きらしく、ページが開かれたようすもない。これから長く楽しめそう。

じゃ、そういうことで、これから紀要に載せる論文をまとめて、4本のレポートの最終原稿送付をして、それから部屋の片づけ。
片づけはいやだ。物置小屋よりもっとひどい状態の部屋。

カフェコラム原稿は来年4月分までストックがある。

2008-12-25 09:54:31 ページのトップへ
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年のはじめに
haruniwa
 私、娘、息子三人そろって風邪引きの寝正月。ちょっと楽になったあとの楽しみも、家に引きこもってテレビを見ている以外の娯楽はありません。ひたすら人が走るのを見ている箱根駅伝、自分が走っているのでもないのに、5時間も見続けて疲れた。どんな複雑な人生も歴史も2時間で描いてしまう映画は、カシコいなあ。人は2時間以上見ていると疲れるってことを、興業側は心得ている。
2009-01-04 12:45:38 返信フォームへ 掲示板へ戻る



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