デパートの屋上にあるモネの庭
20180818
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記涼をもとめて(1)モネの庭
8月7日、池袋で友人K子さんとランチしたあと、おつかいものの菓子折りを買うためにデパートへ。最初東武に入りましたが、西武の屋上に「モネの庭」がオープンしたという記事を思い出して西武に行きました。
印象派の画家モネは、ジャポニスム大好き。浮世絵の収集のほか、日本風の庭園を自宅に作り、池のスイレンを繰り返し描きました。
ジヴェルニーに残された「モネの庭」は、今では観光客が引きも切らず訪れる名所になっています。
フランスジヴェルニーに行ってみたいなあと思っていましたが、おふらんすは遠い。
「ふらんすへ行きたしと思へどもふらんすはあまりに遠し」と、朔太郎が言ったときほどは遠くなくなったけれど、なにせ、フランス行きの飛行機代もない生活。
モネが描いた「モネの庭・ニッポンの橋」
四国にこのジヴェルニーの庭をそっくり再現した「モネの庭」ができたことは、だいぶ前に知ったのですが、フランスほどではなくても、四国も私のふところには遠い。
2000年に高知県安芸郡北川村野友に「北川村モネの庭マルモッタン」というのができました。四国にお遍路にでたときは寄りたいなあとおもってきたのですが、それからだって早20年近くたちました。
北川村モネの庭は、ジヴェルニーのそっくりさんコピー庭ですが、デパート屋上は、「ニッポン橋」がある周辺の再現、ミニ版モネの庭です。
池袋に行く用事があれば寄ってみようと思っていて、8月7日の雨の日に実現しました。
モネがジヴェルニーの庭で繰り返し描いたスイレン。
↓は、ビュールレコレクション展で。
↓だけは撮影自由でしたが、人がいっぱいで、人が映り込まないように撮影することはむずかしかったです。人がいないチャンスは少なかったので、あわてて撮って斜め画像に。
屋上庭園のスイレン
西武9階屋上。火曜日の午後、雨が降ったりやんだりの天気なので、庭を見にくる客はぼつぼつ程度です。写真を撮るのに他の見物者が入り込まないようにするには、少々待つ、という程度の混みようで、ゆっくりできました。
池のまわりからミストが出ています。ときおり雨も降るのに、ミスト必要かなあと思いながら、しばしの涼しさを味わいました。
庭園の手入れをする係員が池の草を刈ったりしていました。造園設計と管理手入れは日比谷アメニスという造園会社。私は日比谷花壇という名は知っていましたが、日比谷アメニスと改名していたことは知りませんでした。
手入れの監督に来たらしい係員さんに写真を撮ってもらいました。ジヴェルニーに行った気分で。
デパートの屋上、いろんなタイプがありますが、西武のモネの庭、一休みするにはいい場所と思います。気候天気のいい日は、こんなにのんびりできないのかもしれないけれど。
<つづく>
次に京都へ行く機会があったら、寄ってみたいです。
この夏は、京都訪問も予定していたのですが、あまりの暑さに盆地京都は東京よりも暑かろうと、敬遠。秋口にいけるといいなあ。
夏は、東京より涼しいと思って、八ヶ岳高原の清里にしました。朝晩は確かに涼しかったです。
で、おふらんすは遠いのは同じ。
あちこちに、似せた庭、あるみたいですね。
くちこ的お勧めは此処ですよ。
https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/addae73bed326d3bd6f5e936c7cdb038