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ぽかぽか春庭「らくらく」

2012-07-18 00:00:01 | エッセイ、コラム
2012/07/18
ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>十二単日記201207老いの小文(1)らくらく

 前から娘に「母は、ケータイ操作がわからないんだから、こっちにしたほうがいいよ」と言われていたのだけれど、「らくらくホン」というのが、「老人向け」として宣伝されていたのを見て、まだ、「老人向け商品に頼らなくてもやっていける」という見栄で、古いのを使い続けてきました。2007年に機種変更した「海外でも使えるケータイ」というケータイ。メールが打ちにくいので緊急連絡用電話として使ってきただけで、メールはほとんどパソコンメールを使っていました。

 ところが、先週、電車の中で、足にぽたぽた水が落ちてくるので、あれっと思ったら、カバンの中に入れておいた「富士の天然水」というペットボトルのフタがきちんと締めて無くて、水がカバンにこぼれていたのでした。そのときはキオスクで買った文庫本、まだ読み終わっていなかったので、本の表紙の水を拭き取るの気を取られて、カバンの奥のケータイはほったらかし。

 家に帰ってみたら、ケータイは電源が入らない状態になっていました。
 土曜日、しかたなく、池袋のドコモショップで娘のすすめる「らくらくホン」に変えました。かろうじて、前のケータイから電話帳だけは取り出してもらいました。何件もないアドレスですが。
 今度のケータイ、メールの文字が大きいし、機能もほんとロージン向けで使いやすい。

 アンチエイジングばやりの今日この頃、顔や髪などの老化については「しわは年輪、白髪は人生の勲章」と言っているのに、脳年齢は若いつもりで見栄はっていたのが、脳もローカの一途をたどっているのだと自覚されました。


 家族割りだと安くなる、というセールストークにノセられて、娘のも機種変更。アイフォン、ディズニー仕様に。かわいらしいデコケースも買いました。私のは何もかわいらしくないので、ペンギンのシールを貼り付けました。
 私が一番ほしかった機能は、ケータイが見当たらないとき、ケータイが自分で「ワタシは、ここよ」と主張する、というものなのですがそれはついていない。手を3回たたくと、返事する、というケータイもあるらしいのですが。まあ、家の中でなくさなければいいのですが、どういうわけか、私の鍵とケータイと財布は、かくれんぼが大好きです。

<つづく>
コメント (6)
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