HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第94話≪リスニングテストの「ICプレーヤー」最終確認≫

2005年08月01日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、リスニングテストの「ICプレーヤー」最終確認をしましたか?

下記のICプレーヤーは、「電源」「確認」「再生」の3つのボタンと、音量調節。右上に「音声メモリー」の挿入口。画像は、作動中ランプ(赤)と電源ランプ(黄)点灯中。

         

 平成18年度大学入試センター試験から実施するリスニングテストの基本的な実施方法等については既に発表されていましたが、その具体的な実施方法について検討を重ね、大学入試センターは、昨年 9月26日(日) に試行テストを実施し、同時に「英語リスニングの試行テスト実施結果概要」を公表していましたが、更にそのときの問題点を改善し、この度、改善概要をマスコミ各社に公開した。

 特に、昨年行った試行テストでは、

   ◆ 機器の配布に時間がかかる
   ◆ ヘッドフォンでは音が漏れる

 などの問題点が指摘されたが、センターでは機器はビニール袋に入れて配布することとし、試行テストで行った絶縁シートなどの回収は行わず、袋に入れることにした。このため配布時間は短縮された。また音漏れはヘッドフォンだけなので、イヤホンにすることで解決できるとした。


 ◆ICプレーヤー
 縦約8.5センチ、幅約6センチで「電源」「確認」「再生」の3つのボタンと音量調節つまみの、試験に必要な機能だけをつけたシンプルなもの。「一時停止」「早送り」「巻き戻し」機能はなく、聞き直しなどは出来ない。

 試験監督の指示に従って、ICプレーヤーにイヤホンをつなぎ、「音声メモリ」を差し込む。「電源」ボタンを押し、ランプが点いたのを確認、次に「確認」ボタンを押し、「確認用音声」できちんと聞こえるかどうかをチェック、音量調節つまみで適正な音量にする。確認終了後、監督者の指示で「再生」ボタンを押し、聞き取り、解答を始める。


 大学入試センターの発表によると、リスニングテストは「英語」の一領域として実施する。外国語の試験で「英語」を選択した受験生は筆記試験とリスニングテストの両方を受験する。

 「英語」の試験は第1日(1月21日)の最後に行われる。
 ◆英語筆記試験終了 16時55分(受験生は一時退室を許可)
      16:55~17:30(35分間)答案回収、リスニング試験の問題配布
 ◆受験生入室  17時30分
 ◆リスニングテスト試験開始 17時40分
       ICプレーヤー配布、機器チェック、音声確認、含
 ◆リスニングテスト試験解答開始 18時05分
 ◆リスニングテスト試験終了   18時40分

 ・テストは30分だが、確認作業があるので、全体の時間は60分である。
 ・英語の音声は問題ごとに2回流れるので、設問ごとに解答用紙にマークをする。
 ・音声が流れるのは約29分間で、音声が流れ終わって間もなく「解答やめ」の指示が出る。
 ・答を問題用紙に記入しておいて、後で解答用紙に書き写す時間はない。
 ・解答用紙を回収した後、希望すればICプレーヤーは持ち帰れる。
 ・プレーヤーの裏の電池入れのふたを外して、電池を入れ直すと、初期状態に戻り、何度でも聴くことができる。
 ・学校に持ち帰って、後輩の練習や慣れのために活用。