さてさて、さくらちゃんのトライアルです。保護していた方が家まで連れてきて下さいました。
さくらちゃんの臭いのついた砂と毛布とご飯を一緒に持ってきて下さり、さくらちゃんはケージに入って落ち着きました。
ケージはみぃちゃんのものだったのを、トライアルまでに洗ってありました。トイレも洗って熱湯消毒しておきました。ベッドだけは新しいのを買いました。
…しかし、一日目はまったく餌を食べてくれず。
みぃちゃんも初めて動物病院にお泊まりしたときはこんな感じだったので、心配しつつも休みました。
すると、夜中にカリコリいう音が聞こえ、あ、食べてる…とちょっと安心。
最初の餌を一日かけて完食、その後は普通に食べてくれるようになりました。
最初は全然動かず、一日は静かにしていたものの、二日目に遊ばないかな~とケージを開けてみましたがスルー。
おもちゃにも興味を示さず、うーんこんなもの??とこのブログを読み直してみぃちゃんの時の記憶を思い出したりして。
…みぃちゃん、ケージが用意できるまで、全然出さずにご飯あげてトイレ片付けて、その時だけサークルから出すけど本人全然おとなしいままだった、とか。
そんな日々が続いて、ある日勝手にサークルから飛び出して、猫のジャンプ力凄い!とあわててサークルの上を板で塞いで、ケージくるまで我慢してね~とか言ってたなぁ、とか。
さくらちゃんは最初からケージがあるから、私たちの方がせっかちだったと反省しました。
とはいえ、フレンドリーすぎる程フレンドリーだったみぃちゃんに比べ、さくらちゃんは警戒心ばりばりタイプ。猫としてはこっちがオーソドックスかも、とは思いつつ、私って嫌われてるかな…とちょっと落ち込み。保護していた方に相談して、まだまだ懐かなくて当然ですよ、と言われてちょっとほっとして。
…相談の電話かけた後に、ちょっと指なめてくれて感動したり。
私たちの年齢的に、おそらくこの子が最後の猫ちゃんになると思うので、うちで本当に飼って幸せになれるか(自分たちもさくらちゃんも、です)、みぃちゃんと顔は似ていて、でもタイプが違うのに私たちが慣れられるか、とか、いろいろと主人と相談しました。
しかし、何だかんだと悩んでも…情はとっくに移っていて、もし返して、この子が幸せになれるところへ引き取られていくならいいけど、それ以外は後悔する、と意見が一致して。
この子を幸せにできるかなぁ、とはまだ不安だったものの、最近自分について分かったことは、逃げ道を用意しておいたら、絶対腰の引けるタイプだと分かったので、この子はうちの子!絶対幸せにする!…よう努力する(やっぱり弱気)、と決めてしまわないと頑張れない、と思いました。それでも用心で、トライアル期間一杯まで様子をみて、少し馴染んでくれた(私たちでなく、ケージですが)と思ったのでお迎えを決めました。
それでもちょっと弱気で、地域猫になるよりは、あったかいしご飯はあるしお医者さんにもかかれるしマシだよね、と主人と話したりしてました。おーい、あの強気どこ行った~、って感じでした。
うちの子になってもらうと決めたからには、アニコムさんに入らなきゃだし、かかりつけの獣医さんに連れていって食餌指導してもらわなきゃだし(さくらちゃんは避妊済みなので、お腹周りがふくよかなのです/笑)。アニコムさんに入るためには、大体の誕生日が分からないといけないし(年齢確認のため?とかで必要)、ということで、保護していた方にお尋ねする質問事項をメモして、譲渡して頂きたいと連絡、翌日契約書にサインして、さくらちゃんは正式にうちの子になりました。