グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

奥が深い!

2024年06月07日 | 
名前がわからない虫に会った時は、まず図鑑で名前を調べます。どんな虫か分かったら、ブログ右上の検索窓で「このブログ内で」で検索し、私たちが過去に大島で記録しているかを調べることにしています。

ところが、5月末に出会った大きくて目立つ虫「フタモンウバタマコメツキ」は、ブログ内検索で出てきませんでした。

初対面ではない気がするのに、なぜかな??…。ということで、今回しっかり記録することにしました。(今年は多いのか、2日連続で家の中に現れ、職場にも現れました!)

続いて6月3日に出会った虫たち。

その①
赤い色が綺麗だったハチ。

図鑑で調べたら、ヒメバチの仲間っぽかったけれど「これ!」と言うのが見つからず…。
我らがアドバイザー天野氏によれば、「虫のプロに問い合わせたことがあるのですが、基本的にヒメバチは分類がなされていないので、専門家でも同定できないと言われました」とのことでした😅

その②
なんだかカワイイぬいぐるみみたいな(?)毛虫。

仲間の間では「ハガタキコケガが一番近い」と意見が一致しました。
それにしても、この呪文のような名前…。「一体どこで区切ってどう読むの?」と思って調べたら「歯形黄苔蛾」って書いてありました。
成虫の写真を見たら、納得できるようなできないような…😅

その③
一番驚いたのが、一緒にいた人が見つけてくれたコレ!

どこにいるか、わかりますか〜??(私は、すぐには認識できませんでした💦)
完全に枝だと思っていたものが、さわったらグニャっと柔らかかったので、超びっくり!

散々調べたけれど、似ているけれど違うものばかりで、これもエダシャクの仲間としか、わかりませんでした。

それにしても、見事な擬態ですね!

虫の世界、奥が深いです!!

(かな)
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4 コメント

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マルテンサイト千年 (グローバルサムライ)
2024-06-10 18:54:14
やはり世界を引っ張るハイブリッド日本車の技術力の前に、EVシフトは不調をきたしていますね。特にエンジンのトライボロジー技術はほかの力学系マシンへの応用展開が期待されるところですね。いくらデジタルテクノロジーを駆使しても、つばぜり合いは力学系マシン分野がCO2排出削減技術にかかってくるのだとおもわれます。
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多様性=多神教か? (リベラルアーツ関係)
2024-06-10 18:55:54
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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あそびをせんとやうまれけむ (山陰刀鍛冶の里)
2024-07-04 23:09:44
こういう話を聞くとどうしても山陰のたたら製鉄の話を思いだしてしまう。私も日本らしさの哲学とはなにかをずっと考えてきたものだが、良いもの同士を共生させ、時間を置くと両者にシナジーが現れるということではないだろうか。世界には一神教と多神教のハイブリッド状態の場が必要でそういう場所として日本の文化が見直されているのが今のインバウンド観光ブームにつながっているのではないだろうか。
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日本刀の材料科学 (エンジン整備士)
2024-07-08 18:23:44
「材料物理数学再武装」なつかしいな。番外編の経済学の国富論における、価格決定メカニズムの話面白かった。学校卒業して以来ようやく微積分のありがたさに気づくことができたのはこのあたりの情報収集によるものだ。
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