オンラインツアー裏話シリーズ、前回は「溶岩地帯に生きる、たくましい椿」の話でしたが、今回は、さらにその上をいく、たくましい椿のお話しです。
舞台は、噴火でできた大きな穴「カルデラ」の中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/14/188eb257926f467c56289f1f6cafd3fd.jpg)
坂を下り切ると、カルデラの縁をグルリと取り巻くような山(外輪山)が見えるのですが、よく見ると何箇所も凹んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a5/fd28e3e892b76aed09c85cfc38b2d522.jpg)
主に7年前の大雨で崩れた跡ですが、ものすごい風が吹いた2年前の台風の後にも、1箇所だけ崖が崩れました。
台風から2週間後、近くを通った時に、崩れた崖の真ん中に、椿の木が折れずに残っていることを発見したのです!(11月30日の写真は柳場にドローンで正面から撮ってもらったもの)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/4a/7b7c374d25c48b7fbbef53b1650d60a8.jpg)
土砂とともに周囲の木々が上から落ちても、折れずに残ることができる「椿」の屈強さに感動しました。
そして半年後、残った枝に赤い花を咲かせているのを見た時は、「すごい!」と口に出さずにはいられませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/36/483e243cc425fc706e969c278df77960.jpg)
崖崩れでダメージを受け、葉もわずかしか残っていないのに、花を咲かせる強さを持つ“椿”。
だからこそ、防風林として畑を守り、火山島の人の暮らしを支えてきたのだなぁ…と、とても納得しました。
…と、この話でオンラインツアーを締めくくりたくて写真を探したのですが、スマホで遠くから撮っただけなので、鮮明なものがありませんでした💦
「椿の木が、もっとはっきり分かる写真を撮りに行かなければ」と思い、昨年12月30日に崖崩れの下まで行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/ff/50e386a8d5148fdef443a7baa6ab85cb.jpg)
「どこまで近づけるのだろう?」とギモンに思いながら、ヘルメットに軍手で身を守りつつ、崩れてきた木の中に突入!
う〜む…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0c/2e0baf12905bd8364ab5b3b660f1ed19.jpg)
この状態では先に進めないなぁ💦
直進は諦めて左に大きく迂回すると、こんどは岩で行く手を阻まれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0e/021539f454fcbb0d4a91115a881a8cf5.jpg)
こんな大きな岩も、上から崩れてきたのでしょうか??
7年前の大雨の時の崖崩れは、泥と木ばかりだった気がするのですが…。
「うわ〜!」とか、「なんじゃこりゃ〜!!」とか、1人で騒ぎながら(笑)ようやく崖崩れの下に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/21/0f47ebd1902698a0beb56651c8f41c1c.jpg)
けっこうな急斜面です😅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/23/45c2f937a2c8b1af3d71878a11536c27.jpg)
そして岩の上には、サルのウンコが1つ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ac/8cf9719d6ae6039044a449fb7b706d2b.jpg)
ずいぶん広くて、快適そうなトイレですね(笑)
で、椿は?と言うと
確かに椿は遠くにいる時よりもハッキリ見えるけれど、2年の歳月で地表面の風化が進んだのか、2年前のような生々しさはない気がしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/60/461d8416db42959c64aa68f68a532b78.jpg)
もっと早い時期に来るべきでした。(反省〜)
結局この日撮った写真は、雰囲気が違いすぎてボツになったのでした💦
ツアーが決まってから半年。
合間の時間に少しずつ撮影して、ボツにしたものは数知れず(笑)
でも、ツアー作りはとても楽しかったです😊
さて、オンラインツアー裏話シリーズ、つぎは最終回です😊
(かな)
舞台は、噴火でできた大きな穴「カルデラ」の中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/14/188eb257926f467c56289f1f6cafd3fd.jpg)
坂を下り切ると、カルデラの縁をグルリと取り巻くような山(外輪山)が見えるのですが、よく見ると何箇所も凹んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a5/fd28e3e892b76aed09c85cfc38b2d522.jpg)
主に7年前の大雨で崩れた跡ですが、ものすごい風が吹いた2年前の台風の後にも、1箇所だけ崖が崩れました。
台風から2週間後、近くを通った時に、崩れた崖の真ん中に、椿の木が折れずに残っていることを発見したのです!(11月30日の写真は柳場にドローンで正面から撮ってもらったもの)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/4a/7b7c374d25c48b7fbbef53b1650d60a8.jpg)
土砂とともに周囲の木々が上から落ちても、折れずに残ることができる「椿」の屈強さに感動しました。
そして半年後、残った枝に赤い花を咲かせているのを見た時は、「すごい!」と口に出さずにはいられませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/36/483e243cc425fc706e969c278df77960.jpg)
崖崩れでダメージを受け、葉もわずかしか残っていないのに、花を咲かせる強さを持つ“椿”。
だからこそ、防風林として畑を守り、火山島の人の暮らしを支えてきたのだなぁ…と、とても納得しました。
…と、この話でオンラインツアーを締めくくりたくて写真を探したのですが、スマホで遠くから撮っただけなので、鮮明なものがありませんでした💦
「椿の木が、もっとはっきり分かる写真を撮りに行かなければ」と思い、昨年12月30日に崖崩れの下まで行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/ff/50e386a8d5148fdef443a7baa6ab85cb.jpg)
「どこまで近づけるのだろう?」とギモンに思いながら、ヘルメットに軍手で身を守りつつ、崩れてきた木の中に突入!
う〜む…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0c/2e0baf12905bd8364ab5b3b660f1ed19.jpg)
この状態では先に進めないなぁ💦
直進は諦めて左に大きく迂回すると、こんどは岩で行く手を阻まれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0e/021539f454fcbb0d4a91115a881a8cf5.jpg)
こんな大きな岩も、上から崩れてきたのでしょうか??
7年前の大雨の時の崖崩れは、泥と木ばかりだった気がするのですが…。
「うわ〜!」とか、「なんじゃこりゃ〜!!」とか、1人で騒ぎながら(笑)ようやく崖崩れの下に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/21/0f47ebd1902698a0beb56651c8f41c1c.jpg)
けっこうな急斜面です😅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/23/45c2f937a2c8b1af3d71878a11536c27.jpg)
そして岩の上には、サルのウンコが1つ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ac/8cf9719d6ae6039044a449fb7b706d2b.jpg)
ずいぶん広くて、快適そうなトイレですね(笑)
で、椿は?と言うと
確かに椿は遠くにいる時よりもハッキリ見えるけれど、2年の歳月で地表面の風化が進んだのか、2年前のような生々しさはない気がしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/60/461d8416db42959c64aa68f68a532b78.jpg)
もっと早い時期に来るべきでした。(反省〜)
結局この日撮った写真は、雰囲気が違いすぎてボツになったのでした💦
ツアーが決まってから半年。
合間の時間に少しずつ撮影して、ボツにしたものは数知れず(笑)
でも、ツアー作りはとても楽しかったです😊
さて、オンラインツアー裏話シリーズ、つぎは最終回です😊
(かな)
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