グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

熱中症対策

2020年08月30日 | その他
猛暑の夏、皆さんはどのような熱中症対策をされているでしょうか?

三原山や裏砂漠のツアーは、木陰があまりないので、とても暑いです。
特に風が弱い日は、ちょっと身の危険を感じるほどでした。

で、自分で工夫したり、他の人から教えてもらって対策を考えました。
色々試した結果をまとめてみます。

対策1
水分・塩分をたっぷり持っていく!
(基本はこれですよね)

お客様の半日ツアーから帰ってきて、リュックから出した水筒やペットボトル。いつも、これぐらいの量の水分を持ち歩いてます。

自分で飲むための水や経口補水液+お茶の時間用のアイスコーヒーや麦茶+首に巻いたタオルを冷やすための水です。(ほぼ飲み切り)

もちろん塩分も持っていきました。


対策2
首を冷やすタオルを、水で濡らしながら歩く。

気化熱で太い血管のある首を冷やす方法ですが、あるロケの下見にいらした方が「首とタオルとの間に隙間を作るとより涼しい」ということを発見して、教えてくれました!(確かに、ただ首に巻くよりずっと涼しいです。もちろん帽子は必須!)

対策3
地形的に風が当たる涼しい場所を探して休む。

同じように見える炎天下でも、…

ちょっとした地形の違いで、涼しさが違うことを実感しました。

ティータイムの時の場所選び、重要です!

対策4
日傘を持ち歩く。
これは、使った経験がある火山専門家の千葉達郎先生に教えてもらいました。

「黒い折りたたみ傘がいいですね。硫黄島で黒い砂を真夏に歩いたときに、アラブの衣装の意味が分かりました」、「温室も温度を下げる時に黒を使いますね。まあ、騙されたと思って黒い傘をさして歩くと涼しいからびっくり」という言葉を信じて、裏が黒い傘をネットで注文し、数日前に届いたので、足元が危なくないところで使ってみました。

これがめちゃめちゃ涼しいので、本当にびっくりしました!
裏が白いと地面からの熱が反射して自分に降りかかるけれど、黒だと吸収されるのだそうです。

来年以降のツアーでは、お客様分も準備せねば…。

以上、最近の、熱中症対策報告でした😊

(かな)
コメント
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