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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

どんぐり

2011年12月12日 | 植物
団栗の中身もそろそろ堅くなって来ました。

落ちたばかりの団栗は殻が固いが中身はまだ柔らかく殻を割れば容易に中をほじって団栗笛なぞを作って遊べますが、堅くなった物は殻を割って丸いまま取りだすことになります。これは胚乳かとおぼろげに思っていましたが、子葉(将来フタバになる物)だったと聞いて驚きました。根っこの出る方向も頭の先から出るし(帽子と呼ばれる殻斗とは反対側)

落ちて条件の良い実は慌てて芽を出しそのまま春まで休眠するそうですが、大島では乾燥が激しそうなのでそれほど条件が良くは無いのでしょうね。(あれほど落ちたマテバシイも大島全土を覆うことも無さそうですし)その前に食べられてしまうのでしょうか?小さな穴が開いた実も見ますし、リスは近年入って来た物でしょうから大島に古くから居るのはアカネズミなど?
落ち葉の下に分散して貯食する習性が有るそうです。

捕りました撮りました(郷土資料館の古民家に出没した子です)
ツートンカラーのアカネズミです。夜行性で戸棚の中に巣を作った形跡が有りました。

他に鳥たちも食べますね

団栗はタンニンが多いので食べすぎには注意ってネズミの話だそうですが、人間にも言えますね。美味しいからと言って沢山食べるのは良くないです。
え~団栗は食べないって!肉でもパスタでもですよ!(自分への自戒をこめて しま )
コメント
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