グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

かわいいおコメの花

2009年06月21日 | 植物
今日はダイビングのお客様にハマカンゾウの酢味噌あえを食べさせていただきました!
ハマカンゾウは、海岸に自生するユリ科の植物で、この時期から緑濃い夏の大島を、明るいオレンジの花で彩ってくれます。

その昔、中国から日本に移り住んだ方から、「カンゾウの仲間は食用にされていて、肝臓に良いので乾燥させて良い値で売られている」という話を聞きましたが、大島でそこらじゅうに咲いているハマカンゾウは同じ価値があるのかどうか分からなかった為、採ったり食べたりするものではないと思っていましたっ!


ところが今日、グローバルに潜りに来たお客様がハマカンゾウの花の咲く前のものを摘んできて、ささっと調理をしてくれたので、やっぱりこれも食用にして良いのだという事がわかりました!
グローバルのお客様には海だけでなく植物にもうんと詳しい方がいるのです^^

ハマカンゾウの酢味噌和えは、とてもやさしいお味でした。
これで体にも良い作用があるなんて、素敵な植物ですね。
しかも見た目もとても鮮やかでウツクシイ!
優秀ですねぇ~^^♪

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%B0%E3%82%B5

今日はもう一つ、かわいいお花の紹介をします。
添付写真は、これも海岸に自生するタイトゴメという植物です。
なんとタイマイから名前をとっています。(大唐米と書きます)
上に向かっていくつもついている葉がタイのおコメのようだから、なんだそうです。

そう見えますか~?!

まぁ、名前の由来は良いとして、この黄色いお花の可愛いこと!
5つの花弁が集まって、きれいな星型をしていますね。
(添付写真では綺麗に花が咲いているのが少ないのですが、がくと思われる部分もきっちり星型でかわいいですね!)
小さくても群生して鮮やかな黄色なので、なんだか目立っていました。
黄色好きの私の目をひく、元気カラーの植物です♪

8月ぐらいまで、海岸で小さなお花を次々と咲かせていますので、黄色が目にとまった方はぜひそばに寄って、観察してみてくださいね!


今日は食べモノつながりのネタばかりですが、もうひとつ、つい先日にツバキの実を食べてみた事もお知らせしたく、それについては掲示板に書きましたので、興味のある方はご覧ください!!

(とも)

コメント
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