緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

緑のカーテンの恵みを食べよう

2008-09-21 16:49:54 | 学校
夏も終わったというのに、ゴーヤーがたくさん収穫できました。
まとまった量が収穫できたらぜひ行いたいと考えていた調理実習を、
「緑のカーテンの恵みを食べよう」の著者である高山厚子先生を講師に、
ようやく実施することができました。

メニューは「ゴーヤーチヂミ」
材料はごらんの食材です。

ヘチマ(ナーベーラー)が食べられることや、
ゴーヤーのさばき方などもくわしく教えていただきました。

ヘチマは、まず皮の固いところをそぎ落として、熱湯にくぐらせます。
すぐにさっと緑が鮮やかに変わりますので、ざるにあげて

水で冷やします。

それを薄い半月切りにして、今回はごまだれでいただきました。
はじめは「いいです・・・」といっていた子も、
ほかの子たちが「おいしい!!!」と言うのにつられて手を伸ばしていました。
後で試食した先生たちにも好評でした。

いよいよ実習の始まりです。
まずはゴーヤーを縦半分に切って、

スプーンでわたと種を取り出します。
このわたと種は後で天ぷらになりました。

ゴーヤーとにんじんとタマネギを切るのですが、
どのグループの子どもの手つきもスリルとサスペンスに満ちていて、
見かねたサポートの小野さんが、切り方をレクチャーしてくださいました。

「いい?こうして、こうやって、こんなふうにして・・・」
と優しく教えてあげる女の子の姿に、思わずほほえんでしまいました。

予想を超える厚切りになってしまったゴーヤー。
やむを得ず、さっと熱湯で湯がくことにしました。

できあがったチヂミのたねをフライパンに入れて焼きます。
ひっくり返すのがとても難しくて、
あらら・・・という状態の班も。

それでもなんとかチヂミは完成。
写真左手前の皿は、ゴーヤーの輪切りと、わたと、葉っぱの天ぷら。
左奥の皿は高山先生お手製のゴーヤーゼリー。

「いただきます!」
と同時に一斉に箸をのばす子どもたち。
「苦~い!でもおいしい!!」
と満足げでした。
天ぷらとゼリーにも大喜びでした。

私のために盛りつけられたチヂミ。
かなりのボリュームで、この日の夕飯はあまり食べられませんでした。

「必要な量のゴーヤーをすべてその学校でまかなったのは初めてです!」
と高山先生はおっしゃっていました。
お忙しい中、急なお願いにもかかわらず全力投球してくださいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
自分たちが愛情たっぷりに育てたゴーヤーの実を料理していただく。
すばらしい経験ができました。




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4 コメント

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種とわたのてんぷら!? (fuming)
2008-09-21 17:05:55
なんとー!種とわたもてんぷらにできるなんて!
ビックリ&感激です~~^o^
一度試してみたいです♪
先日、例の本のためのゴーヤ料理撮影では
さくさく種とわたを取り除いたあとは、捨てて
しまっていましたー残念!
写真撮影のほう、ようやくめどがつき、そろそろ
本題に入れそう?な段階って感じです
カメラマンの福岡さんは、毎日ゴーヤを食して
見も心も?ゴーヤに染まっているようです^^;
返信する
ごちそうさまでした~ (柚子)
2008-09-21 17:39:51
どれもすっごくおいしかったです。
葉っぱの天ぷらもわた&種の天ぷらも。
へちまも予想外のおいしさで。

来年はゴーヤとへちま、両方植えたいです。
返信する
ゴーヤーは捨てるところなし! (ruriko)
2008-09-22 22:10:26
fumingさま

そうなんですよ。
わたの天ぷらがこりゃまたいけるんだなあ。

切り落として捨てたのは、両端のほんのわずかな切れ端だけ。
それも本当は捨てずに利用できるそうです。

ぜひともお試しあれ!

福岡さん「身も心も」ということは、
まさか体も緑っぽくなってきたとか?
返信する
おいしかったですよね (ruriko)
2008-09-22 22:12:07
柚子さま

私も葉っぱとわたが特にお気に入りです。
ヘチマも、あんなに簡単な調理法で、
あのおいしさ。
目から鱗、でしたね。

ヘチマとゴーヤー作戦、ぜひ決行してください。
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