土作り、ネット張りで準備完了した緑のカーテン大作戦。
5月15日に、苗の植え付けを行いました。
プランターには、ヘチマメインですが、やはり食べる楽しみも味わってほしいので、キュウリも少し植えました。
花壇には、ひたすらヘチマ。
ポットの置いてある場所を指でなぞって場所を確認し、土に丁度よい大きさの穴をあけます。
人差し指と中指で、苗の根元を優しくはさんで、ポットをそっとひっくり返し、
ポットをモニョモニョすると、苗が土ごとスポンと抜けます。
根元の土を崩さないように、慎重に、慎重に、苗を先ほどの穴におろし、穴と苗の根元に隙間ができないように、
埋め戻していきます。
土の中にすき間があると、そこが「ダンゴハウス」に!
ダンゴムシは、コロンとかわいいふりをして、実はヘチマの葉っぱをバリバリ食べる悪さをすることがあります。
だから、すき間がないように、確かめて、確かめて。
苗の植え付けを終えて、今後のお世話ついて話すために集合。
「あら、コンクリートに土がこぼれてる」と私が言うと、すぐさま数名飛んできて、土をかき集めてプランターへ。
わずかな土の中のたくさんの微生物くんを救出しました。えらいぞ。
水遣りのこと、蔓の誘引のこと、観察のことなど、子どもたちは真剣に聞いてくれました。
そのことが、この写真の子どもたちの姿勢からも見て取れて、うれしかったなあ。
数名が教室に上がり、他の子どもたちは下から見上げ、
「しっかり大きくなってね~!」とみんなでパワーを送りました。
この日は、NHKの「ひるまえほっと」の取材が入りました。
教室に戻る子どもたちに、インタビュー。
カメラマンさんが「そう言わせたわけじゃないのに、『こんなこと、言ってくれたらいいなあ』ということを言ってくれて、
びっくりしました!」とほめてくださいました。
ふと気付くと、インタビューが行われている傍らで、黙々と作業する子どもたちが。
「ダンゴハウス」予定地がないかどうか、一株ずつ根元を確かめ、すき間があると埋めてくれているのです。
この子たちも、
この子も。
「もう一度、確認してね」と指示したわけでもないのに、自分で考えて、行動する子どもたち。
こんな姿に触れるたび、「ああ、子どもってすてきだな。」「がんばってよかったな」と心から思います。
苗の植え付けを終えた、花壇。
今は、校庭が見えるこの場所も、夏には美しい緑に包まれます。
そう、今はネットだけですが、夏には・・・
こんなすてきな緑のカーテンが出来上がり、子どもたちもまた、緑と一緒に成長していくのです。
精一杯応援するからね。
がんばれ、高島第五小6年生の子どもたち。
この日の様子は、5月23日(火)の「ひるまえほっと」で放送される予定です。
その辺の土で、プランターに3つ植えて、摘心せずに失敗した者です。
アドバイスありがとうございました。
また試してみようと思えるようになりました。
チェックが遅くなり、申し訳ありませんでした。
私自身も、たくさんの失敗から学びました。
失敗は、とても貴重だと思うのです。
とはいえ、次はよりよく、を目指したいですよね。
もう、準備なさいましたか?
何かありましたら、ご連絡くださいね。