緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

今年も土作り

2017-05-21 17:11:46 | 学校

5月11日、高島第五小学校で土作りを行いました。

まずは生活科室で、簡単な説明と、土作りに協力してくださる「花と緑の応援団」のみなさん、教職員のみなさんにご挨拶。

 

ミミズが土の中で果たしてくれる役割を知ると、すぐにミミズは子どもたちにとって大切な仲間になります。

 

培養土と、

腐葉土と、

連作障害対策に、土壌改良の働きのある堆肥を加えます。

花壇に、

プランターに、資材をまいたら、

ひたすら混ぜ合わせる。

途中でボカシも加えて、

混ぜ合わせる。

プランターチームの子どもたちは、移植ごてを使うのをやめて、

「気持ちいい!」「やわらかい!」「あったか~い!」と、土の感触を楽しみながら手で混ぜ合わせていきました。

 

花壇チームの一つでは、「天才」図工の先生のアドバイスで、資材を積み重ねていく、

名付けて「富士山作戦」。

そして、崩しながら混ぜ合わせる。

 

資材を全てしっかり混ぜ合わせたら、スコップで平らにならして、

足でやさしく踏みならし、かさが減った分土や腐葉土を加えて、とにかくたっぷりの土を作ります。

 

お掃除もしっかり。

わずかな量の土の中にも、たくさんの微生物が住んでいますから、

こぼれ落ちた土は集めてプランターや花壇に戻します。

 

土作り完了。

それぞれの花壇やプランターを担当して、手伝ってくださった大人の方々お一人ずつからお言葉をいただき、

お礼を伝えて土作りの作業を終えました。

 

緑のカーテンは、土が命。

大変だけれど、4階天井まで届く緑のカーテンを作るには、土作りは何より大切な作業です。

暑い中、みんなよくがんばったね。

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失敗しない緑のカーテン作りのために

2017-05-06 20:51:11 | 緑のカーテン作り方のポイント

5月5日のラジオ番組でもお話しましたが、緑のカーテンの準備はまさに今です。 

昨年と同じ内容になりますが、緑のカーテン作りに欠かせないポイントをもう一度お伝えします。

緑のカーテンの運命は、準備の段階で決まるといっても過言ではありません。

せっかく挑戦するのなら、ポイントをしっかり押さえて、ぜひとも緑のカーテンのある暮らしを楽しんでください。

 

①土が命

土の量が少ない、土の質が悪い。

この状態でスタートすれば、はじめから失敗は運命付けられています。

培養土に腐葉土、もし可能なら「ボカシ」(園芸店で売っています)を混ぜ込み土作り。

そして、できるだけ大きなプランターにその土をたっぷり入れます。

プランターのふちから3cm程度下がったところまで、土を軽く押していっぱい入れる。

これが大切です。

植物は、苗のときに植えられた環境で育ち方を決めてしまうようです。

あとから「ごめんね~」と土を足しても、肥料を入れても、思うようには育ってくれません。

最初の土作りこそ、緑のカーテン大成功のための最大のポイントです。

②植えすぎない

特にプランターの場合、限られた土の中の限られた水と栄養を吸収して育つ苗たち。

ですから、苗をたくさん植えてしまうと、ひとつの苗の水と栄養の取り分が減るわけですから、

苗が大きく育ちません。

野菜用の大きなプランターでも、多くて苗は2株まで。

それ以上植えないことが肝心です。

③ネットはビシッと張る

ゴーヤーの気持ちになってみましょう。

まだ小さい苗のころ、巻きひげであちこちつかまるところを手探り。

あっちもこっちもつかまることができる、と感じたら、安心ですよね。

でも、つかまるところがなくて心細いなあ、と感じたら、

ゴーヤーはあまり子蔓孫蔓を伸ばさなくなってしまいます。

「おっ!これなら安心して蔓を伸ばせるぜ!」と感じさせることが大切。

ネットの上端と下端に園芸用の支柱を通して、

その支柱をどこかにしっかり固定。

しかも、ネットは苗よりも外側(太陽側)に張ること。

そうすることによって、太陽に向かって伸びようとする蔓の誘引もしやすく、

夏になると茂った葉の陰になるので、土も乾きにくくなります。

 

まずはこの3点。

これだけは、はずしてはならないポイントです。

もっと詳しく知りたい方は、お時間のあるときにこちらもごらんください。

 

 

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フェイスブックが乗っ取られました!

2017-03-14 01:01:25 | 困った出来事

今のところ、どうしたらよいのかわからず、こちらでお知らせしておきます。

昨日、3月13日の午後、気付かぬうちにフェイスブックの私のページが乗っ取られました。

お友だちの方々に(全員ではないのですが)次々と迷惑なメッセージが送られています。

「今時間ある?」という私らしからぬなれなれしい問いかけや、

ラインの登録などの呼びかけなど、かなりの方にご迷惑をおかけしてしまっているようです。

 

前の日にパスワードが変更されていて、それはすぐに対応したのですが、

昨日はアドレスも変更されてしまい、私の知識ではどうしようもない状況です。

一見、何の問題もないように見えますが、お友だちとのメッセンジャーでのやり取りは全て削除され、

最近の投稿もなくなっています。

 

みなさま、私からなんとなくおかしなメッセージがきたら、応じないでください。

対処法をご存知の方がいらっしゃいましたら、どうかご連絡ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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8月はドラムサークル・フォー・ティーチャーズへ♪

2016-07-21 18:49:20 | ドラムサークル

ついに夏休みが始まりました!

といっても、私たち教員は、今日もかわらず仕事ですけれど。

とはいえ、学校でデスクワークばかりでは残念すぎます。

今年も、8月最初の週末に、東京で「ドラムサークル・フォー・ティーチャーズ」を開催します。

 

2003年に音楽の授業にドラムサークルを取り入れて以来、

それはそれはすてきな恵みが、子どもたちにも私にももたらされました。

音楽経験のあるなしにかかわらず、年齢、性別に関係なく、

誰でも参加し、楽しむことのできるドラムサークル。

昨年は、気仙沼市立小原木小学校の子どもたちや先生方に、

ゴーヤ先生と一緒にドラムサークルをお届けし、

楽しい楽しい時間を過ごしました。

 

そんなドラムサークルを体験し、学ぶ最高の機会です。

海外からの講師も迎え、楽しく元気になれる2日間。

教員限定ではありません。

どんな立場の方も大歓迎です。

申し込みは、今からでも間に合います。

ぜひ、お越しください。

会場でお待ちしています。

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朝日小学校からの手紙②

2016-07-03 22:11:03 | MIDORI~繋がる輪~

長野県にある朝日小学校4年1組の子どもたちからの手紙後半をご紹介します。

 

どんなものが緑のカーテンにふさわしいか調べたり、お家の方に聞いたりしました。

そして、アサガオの種を中部電力から、フーセンカズラの種を平田先生からいただいて、まきました。

ヘチマの苗は理科で発芽させたものを何人かに分けてもらいました。

あとは、みんなのリクエストから苗を買ってきて、ゴーヤやキュウリや、パッションフルーツを植えました。

大久保先生がこんなのもあったよと、ぬるっ葉やキワーノの苗を買ってきてくれました。

2階まではまだまだぜんぜんとどかないけれど、ようやくネットにつるがからみつき始めました。

「はやく大きくなあれ」と言いながら大きくなるのを楽しみに育てています。

そして、6月23日の音楽会では、4年生で「MIDORI~繋がる輪~」を合唱します。

みんな子の曲が大好きです。

るり子先生のようなすてきな声でこの曲が歌えるように練習しています。

この曲のすてきなイメージが全校のみんなやお家の人たちにとどくように歌いたいです。

これからも、緑のカーテンが「空へ空へとのびていく」ように大切に育てていきます。

それから「緑のカーテン物語」という映画を作ろうという話や「歌を作ろう」という話も出ています。

るり子先生のおかげで、私たちはいろいろなことを知ったり、いろいろな活動ができたり、

これから先も、ワクワクすることが待っていたりします。

ありがとうございます。

るり子先生と繋がることができてうれしいです。

またお手紙を送っていもいいですか?

また、緑のカーテンの様子をお伝えしたいと思います。

それでは、また。

            平成28年6月15日 朝日小学校4年1組一同

 

こんなすてきな手紙に加え、いろいろな植物の観察記録も添えられていました。

 

総合的な学習が「MIDORI~繋がる輪~」に繋がり、

そこから緑のカーテンを作ろう、という活動が生まれる。

子どもたちのしなやかな感性、豊かな学び、

そして、それを引き出す担任の先生のすばらしいご指導。

ただただ感激で、こんなふうに私の歌を活用していただいたことが光栄で。

中部電力と、ここでも繋がっていることもうれしくて。

すてきな子どもたちと、担任の大久保先生に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

観察記録にはいずれも「見に来てください」「会いにきてください」と書かれていました。

気仙沼市立小原木小学校に加えて、訪ねたい学校が増えました。

 

がんばれ、朝日小学校4年生の子どもたちとみどりたち♪

 

 

 

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朝日小学校からの手紙①

2016-07-03 21:51:10 | MIDORI~繋がる輪~

6月末に、長野県の朝日村にある朝日小学校4年1組の子どもたちから、

お手紙が届きました。

あまりにすてきなお手紙だったので、ご紹介させていただきます。

るり子先生、はじめまして。私たちは長野県朝日村にある、朝日小学校4年1組です。

朝日小学校は、全校生徒が222名(ニコニコニコ)の笑顔あふれる学校です。

私たち4年生のテーマは

「CHAIN~繋がる」です。朝日小学校の4年生は、毎年、私たちの住んでいる朝日村を流れる

「鎖川」という川について、総合的な学習のじかんに勉強します。

だから「鎖」の「CHAIN」が学年のテーマになって、

いろいろなものと繋がって勉強していこうということになりました。

4月から社会で水のゆくえの学習を始めました。

その中で担任の大久保先生が「MIDORI~繋がる輪~」の曲を聴かせてくれました。

そして、この曲の2番の歌詞に、子の勉強の答えがありました。

「なるほど!」と思いました。

緑の少年団でのお話で、山の森林が、水の始まりであることを知ったり、浄水場や下水処理場の見学をしたり、

自分たちで蒸発の実験をしたりしました。地球上すべてのいいものが「水のじゅんかん」のおかげで、

「すべては 生まれ輝いて いつか土に還る」ことが分かりました。

そんな勉強をしているうちに、菊本るり子さんてどんな人?という話になりました。

大久保先生が、ネットにでていたよと言って、「エウレカなしゅん間」の動画を見せてくれました。

それを見てすぐに「緑のカーテン作りたい!」という話になりました。

「やわらかな光優しく ぼくたちをつつむよ」にぴったりの、緑のカーテンから入ってくる光が、

とてもすてきだったからです。

私たちの教室は2階なので、2階のベランダから作るか、1階から作るか意見が分かれましたが、

やっぱりるり子先生の学校みたいに、バーンと1階から作ろうということになりました。

そして教頭先生に緑のカーテンを作ってみてもいいかお願いに行ったり、

平田先生(用務員の先生・・・修理の達人)に作り方を聞いたり、手伝っていただいたりして、

緑のカーテンを作り始めました。

 

・・・続く。

 

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2回目の追肥(7月1日)

2016-07-03 21:29:48 | 私の作品

すでに3階に届こうとしているヘチマたち。

順調に生長しているのですが、

 

よく見ると、プランターのヘチマたちの緑がかなり薄くなってきています。

限られた土の量にもかかわらず、ぐんぐん生長しているので、

先日あげた肥料だけでは、ちょっと足りないのかも。

そこで!

 

今度は「尿素」を散布。

白い顆粒をバケツの水に溶かして、混ぜて、

ザバ~ッと土にまきます。

 

花壇の校庭側にも、ザバ~ッ!

 

立派なミミズを発見。

 

そして、お気に入りくんの背丈を計る。

ヘチマがどんどん生長すると、どれがお気に入りくんかわからなくなるので、

このかわいい光景、もうすぐ見られなくなります。

ちょっとさびしいな。

 

空へ、空へと伸びていく緑たち。

4階に届くのはいつかな。

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1回目の追肥(6月29日)

2016-07-03 21:23:39 | 学校

雨の恵みと、気温とでぐんと延びた緑のカーテン。

1回目の追肥を行いました。

子どもたちがパラパラとまいているのは、

 

「バイオゴールド」という肥料。

粒上なので、手のひらで掴み取って、土の上にまいていきます。

この上から雨が降ったり、水やりしたりすると、

少しずつ栄養が溶け出していきます。

 

そしてまた、蔓の誘引。

 

内側からもしっかり確認。

熟練の職人さんみたいになってきました。

 

まだ、お気に入りくんの背丈を計ろうとしているんだね。

がんばれ~♪

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ゴーヤー苗の植え替え(6月28日)

2016-07-03 21:13:57 | 学校

「エスペックみどりの学校」のゴーヤ先生から、

今度はセルトレーで発芽したゴーヤーの苗がたくさん送られてきました。

 

育苗用のポットに移し変える作業開始。

まずは、ポットの底に腐葉土を敷いて、

 

培養土を入れます。

 

なんでもかんでも、楽しいね。

 

丁度よく小雨が降っていたので、朝礼台の上で雨のシャワーを。

 

中休みに植え替え作業。

ゴーヤ先生も見守っています。

 

みんなで、ゴーや先生に感謝。

 

朝、用意したポットの土に程よく穴を開け、

 

そこにセルトレーのゴーヤー苗を入れます。

 

ゴーヤ先生に見守られながら、みんなでがんばりました。

 

この苗は、現在、全家庭に配布希望調査中。

今週の保護者会の日に、育てたいというご家庭に差し上げる予定です。

ゴーヤ先生から届いた苗たち。

子どもたちの家庭で緑のカーテンになっていきます。

楽しみだなあ。

 

 

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ゴーヤー苗の植え付け(6月23日)

2016-07-03 21:03:03 | 学校

エスペックみどりの学校のゴーヤ先生から、

元気なゴーヤーの苗が届きました。

雨がやんだタイミングを見計らって。放課後、苗の植え付けをしました。

 

花壇のネットの内側にはヘチマを植えました。

今度は、ネットの太陽側にゴーヤーを植えます。

先に生長したヘチマの足元のすき間を、ゴーヤーでしっかり埋めていく、

「後追い作戦」です。

 

苗を植えた後は、みんなで草むしり。

つい先ほどまで小雨交じりのお天気だったのに、

驚くほどからっと晴れてきました。

 

内側では蔓の誘引。

ネットから離れた蔓の先端を、ネットに戻してあげます。

 

暑くなってきましたが、誘引と、草むしりとがんばる子どもたち。

 

「お気に入りの苗」の背丈を計るのもかなり大変になってきました。

 

最後に緑たちに気を送ります。

 

「大きくなってね~!」

 

青空に向かって伸びていくヘチマたち。

 

4階に、ずいぶん近づいてきたなあ。

 

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