なーんもさ

北海道の小さな町から発信します。

猛吹雪の恐怖

2013年03月04日 | 生活

3月2日~3日にかけて北海道は猛吹雪に襲われました。

道東の海側を中心に大荒れになり、吹雪で動けなくなった車や雪の中から

9名の犠牲者が発見されました。

車の中で発見された母子4人、自分を犠牲にして娘を抱きかかえ亡くなったお父さん、

どんなに無念だったことでしょう。

心からお悔やみ申し上げます。

 

私の町も猛吹雪になり、うちの周りは大きな吹きだまりが出来ましたが、

じっと、うちの中にいたので何も被害はありませんでした。

でも、空の便、JR、バス等のすべての交通機関に多大な影響が出ました。

 

吹雪ほど怖いものはありません。

吹きだまりというのは、あっという間に大きな山となり行く手を阻みます。

「ホワイトアウト」という現象を知っていますか?

視界のすべてが吹雪で真っ白になり、何処を走っているか、ここはどこか、

全く判らなくなる現象です。

 

猛吹雪中の運転は何度も経験しましたが、前方の車のバックランプを頼りにひたすら

追いかけて目的地にたどり着くのですが、その恐怖は忘れられません。

わざわざ猛吹雪の中を運転したわけではないのです。

運転中に急に吹雪や吹きだまりに遭遇するのです。

 

 

今朝は気温-16℃。

良く晴れて猛吹雪だったことがウソのような良いお天気です。

2月の大雪で、うちの周りの積雪が1月よりも1mも高くなりました。

今日からは気温もプラスの日が多くなるそうです。

「早く雪が解けて、暖かい春になりますように。」

と願う毎日です。

 

 

 



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