ピンホ-ン
「宅配便です~。」
「は-い。うわ-、重-い。」
「あら-、あんた達どこから来たの?}
「は-い、ゆきひめさんちから、来ました。
それにしても、北海道は、寒いねえ。」
「今朝は-10℃だったからねえ。ささ、入った入った。」
「おじゃましま-す。」
「大勢で来たね。ど-りで、重たかったわ。」
「わ-、おいしそうな干いもさん達ねえ。」
「スト-ブはどこだ。私たち、スト-ブで焼くと、ほわ-んと黄色くなって余計、甘くなるってゆきひめさんに言いつかってきました。」
「ごめんね、スト-ブないんだよ。ヒ-タ-じゃ焼けないし。」
「クマさん、二人の頭ぶっつけたら、火花が出て焼けるんでないかい?」
「おいおい、焼けないうちに頭壊れるよ。」
「な-んもさ、石頭だから、大丈夫だ。
あっ、そうだ、アレはどうだい?10年前に、電気店の特売で980円で買ったト-スタ-だけど、まだ使えるんだ。」
「まあ、いいかぁ、kakkoさん。これで、焼けるよ。」
「その前におしゃれして、きれいになってね。」
「は-い。」
「私、リボンしたわ。」
「ぼくは蝶ネクタイ。似合うかい?」
「超似合うよ。かっわいい~!」
「はい、みんな順番だよ。一番、二番の人から、あったまってね。」
「は-い。」
と言うわけで、うちのクマさんと、焼き上がった干し芋を頂きました。
柔らかで、自然の甘さは「幸せになるおいしさ。」でした。
「あ-、おいしいねえ。」
二人はとっても幸せになりました。
めでたしめでたし。
次の日は一緒に入ってきた、コシヒカリ「かわち米」をおにぎりにして食べました。
うまいお米はおにぎりにするとおいしさが際だちます。
あまりのおいしさに、
「特別な日に食べよう。」と、お正月に食べるのを楽しみにしています。
「最高のプレゼント」というお話でした。ちょんちょん。