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フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

初めてムシカリが咲いた 5月の雑木林2

2017-05-16 | アダージョの森

<イカリソウ>

メギ科 イカリソウ属の多年草
別名:  碇草、錨草
学名:  Epimedium grandiflorum var. thunbergianum

庭に独特の姿で咲くイカリソウ。船の碇に似ているから名づけられた。
そういわれてみるとなんとなく碇の雰囲気がある。突きだしているのは距で中に蜜がたまっている。


<ムシカリ>
スイカズラ科 ムシカリ属
別名: オオカメノキ
学名: Viburnum furcatum

アダージョの森にやってきて7年が過ぎた今年、初めて花が咲いた。森の樹林下なので日当たりが悪いのだろうか、それとも水が少ないのだろうか。大きな葉に真っ白の花がよく目立つ。

 

 

<黄金シモツケ>

バラ科
別名:下野
学名:Spiraea japonica

シモツケという名前は下野国(しもつけのくに:現在の栃木県)ではじめて見つけられたところに由来する。ちなみに栃木だけではなく北海道から九州にかけての山地に幅広く自生している花木だ。
これはシモツケの園芸種で、新葉の「黄金」の葉色が美しい。なぜかこれ以上ほとんど大きくならない。ウリハダカエデが日を遮っているようだ。

<南側の庭>

少し華やかになってきた南側の庭。チューリップ、クラブアップル、それにアンジェラさんから頂いたワスレナグサが咲いている。



春の雑木林の朝

2017-05-15 | アダージョの森

5月とはいえ、朝の気温はまだ10℃を切っていて、空気は冷たくて清々しい。

夜露でしっとりと濡れた草木

雑木林越しに北岳がくっきりと浮かび上がっている。少しずつ、新芽も吹いてきた。

南側花壇、チューリップの鮮やかな色彩を見ると心が浮き立つ

オキナグサも「翁」として粛然とたたずんでいる。

ホスタもぐんぐん芽を吹いてきた


クラブアップルが満開になってきた

2017-05-14 | アダージョの森

ターシャチューダの庭が紹介されたのはいつ頃だったろうか。手元の「ターシャの庭」の発行年月日は、2005年6月3日になっている(初版第1刷)
それからでも12年の歳月が流れた。

衝撃的だったな。特に春の満開のクラブアップルの風景は実に印象的だ。
いつかは私もそんな風景を作りたいと思ってクラブアップルを植えたのだが、なかなか育ってくれないのが残念だ。

特に苗が少し育ってくるっと冬の間に鹿に食べられてしまうというのを繰り返している。
鹿は剪定してくれないから木の形もいびつになっている。それに周りの森の樹木成長して日を遮っているのも問題だ。


クラブアップル  ヴァンエセルティン
蕾が丸くふっくらとしていて、花も大きく見ごたえがある。蕾は深いピンクだが白い花が咲く。


バラ科  リンゴ属
学名:Malus 
別名:姫リンゴ(ヒメリンゴ、姫林檎)


クラブアップル プロフュージョン
蕾も花も深いピンク色だ。

クラブアップル スノードリフト
蕾の時は赤い花の感じだが


花は名前の通り真っ白だ。

日差しを遮る周りの樹木を伐採するともっと成長が早くなるのではと思案している。


花の生産農家の新たな取り組み 「八ヶ岳花くるりん」

2017-05-13 | アダージョの森

八ヶ岳周辺には、花の生産農家が多い。Jマートの帰りに「ファーム小尾」さんによると、今、こんな取り組みをやっているんですと紹介された。
残念ならが15%OFFセールの期間は5月14日(日)までだが、スタンプラリーは6月30日まである。

共催している7件の花屋さんの内4件回ってスタンプを押してもらうと、次回500円のお買い物券がもらえるといううれしいサービスだ。

「ファーム小尾」は人柄最高、「八ヶ岳花の小道」は、花の育て方を丁寧に教えてくれる、樹木が多い「中山園」、
「花遊び」はナチュラルガーデンの前庭がいい、「日野春ハーブガーデン」は宿根草の種類が多いところだ。(私個人の印象です)

「flower hearts 八ヶ岳」、「五十嵐ナーセリー」はまだ行ったとことはないので、この機会に寄ってみようか。


花の生産農家はほとんどが家族経営で規模も小さいが、新たな挑戦を続けている姿は清々しい。
5月26日(金)~27日(日)の「八ヶ岳ファーマーズマーケット」も近づいてきた。


八ヶ岳の雑木林から キクザキイチゲ

2017-05-12 | アダージョの森

これは、八ヶ岳で山野草を育てている方から「アズマイチゲの八重咲き種」と言われて譲ってもらったものだが、どうもアズマイチゲではなさそうだ。葉の形が違うようだ。

やはりキクザキイチゲの変種なのだろうか。

キクザキイチゲ
キンポウゲ科 イチリンソウ属の多年草
学名:Anemone pseudoaltaica

こんなか細い姿で、厳しい冬を乗り越え春を迎えた野草だと思うと、可憐さがひとしお心に沁みついてきた。