初夏の雑木林には白い花を着ける樹木が多いがそのうちの二つを紹介しよう。
二つとも秋には赤い実が成るので、年に2回楽しめる。
これはカマツカ。5枚の小さな花びらは少し離れていて、雄蕊の点が散らばっている。一つ一つは可愛い花だ。
固い木なので鎌の柄に使われてきたので、「牛殺し」という別名もある。
カマツカ(鎌柄)
学名:Pourthiaea villosa var. laevis
別名:牛殺し
バラ科 カマツカ属
アダージョの森には、カマツカはないと思っていたが、2018年に森の中で育っていることを発見した。
それ以降、周りの樹木を少しずつ伐採して、光を当てるようにしている。
西側は大分開けてきたので、花をいっぱいつけるようになった。今後が楽しみだ。
これは、カンボク、カマツカとは全く樹木の雰囲気が違う。
葉が三つに分かれるのが特徴だ。
アジサイのように、装飾花が美しい樹木だ。
これは庭の西側で育てている 西洋カマツカ
共に秋の赤い実が美しい。
カンボク (肝木)
学名:Viburnum opulus var. calvescens
スイカズラ科 ガマズミ属