フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

樹木の伐採作業が続く

2020-01-22 | アダージョの森

今日も朝9時に2人がやってきてくれた。最初に部屋でコーヒーを飲みながら、今日の作業概要を確認する。

特に、東側にある大きなヤマザクラ~枝が家側に伸びていて下手をすると、庭や植えている樹木を傷める~の伐採方法を確認した。ポイントは樹木が枝の重さであらぬ方向に倒れないようにするために、ウィンチのテンションを一瞬たりとも緩めないということだ。そのためには、二人かかりでウィンチを漕ぐことにしようということになった。

まずは、昨日倒したコナラの丸太切りだ。

年末からの伐採作業により、西側に向けて、かなり広いエリアができてきた。

続いて東側に生えている、道に大きく枝を伸ばした栗の木を伐採する~秋には沢山の栗の実が落ちる木のなので、少しもったいないが、通行の邪魔になるので致し方がない

畑の鹿よけフェンスを傷めるので、あらかじめフェンスを倒しておく。

栗の木を上手く畑側に倒すことができた。

午前中は、それを玉切りし、フェンスを修復する作業で終わった。

午後からは問題になっている、枝を家側に伸ばしているヤマザクラの巨木の伐採だ。その前に、南側~倒す方向~に生えている細いヤマザクラを2本倒しておく。

その作業が終わると、いよいよヤマザクラの巨木にワイヤを張る。

滑車をひっかけるポイントを高くすると、引力がより強くなるということを思い出したのも大きい。

二人が掛かりで、ウィンチを漕ぐ。少し力が入りすぎたかもしれないが、ヤマザクラは下の方が割れながら、上手く南側に倒れてくれた。

ヤマザクラの巨木を玉切りした後、小屋の東側にあるヤマザクラ~家の中からみると北岳の眺望を隠している~を伐採する。

日が傾いてきたので、今日の作業を終えることにしよう。その後部屋に入り、アツアツのぜんざいを頂きながら、バラの系統や品種について話が盛り上がった。
3月になれば、「姫野バラ園八ヶ岳農場」へ一緒にバラの苗を見に行こうという約束をして解散した。


今年最初の伐採 コナラの大木を倒す

2020-01-22 | アダージョの森

今日から明日の二日間は、八ヶ岳の花友だちとアダージョの森の樹木の伐採を行うことになった。今日手伝いに来ていただいたのは長坂のKIさんと清里KOさん。

幸い、天気もいいので気持ちのいい伐採作業ができる。

これは本日最大の成果となった、コナラの大木だ。

コナラの大木を倒す前に、手前に立っているやや細い樹木たちを伐採していこう。

これは、ワイヤの牽引の方向を転換する滑車。滑車を使うことにより、樹木を倒したい方向に倒すことが、ほぼできる。

これはウィンチ、小刻みにワイヤを牽引していく。

奥に見える二段梯子で目的の樹木の、できれば高いところに、スリングベルトを結わえ、その先にワイヤをかける。

ワイヤは、先ほどの滑車で方向転換して、ウインチで引っ張るという方法だ。もちろん、ウインチを漕いでいる人のところには樹木が倒れてこないので安全に倒すことができる。

樹木は見事にソフトランディングした。

伐採した樹木はその場で枝を払い、35㎝と40㎝に丸太切りし、運びやすいように、下に降ろしてゆく。

樹木を倒したところで、丁度昼になった。体は木くずだらけで汚れているので炉の側でおにぎりを頬ばる。

休憩するとすぐに寒くなってくるので、暖かい味噌汁はありがたい。

午後も、何本か細めのミズキやヤマサクラを伐採し、いよいよ本命の太いコナラの伐採に取り掛かる。

まずは受け口を切り、反対側の追い口から切り進む。

コナラの枝が隣のミズキに引っかかったが、そこはウィンチの力で、ドドッという音とともに、倒れた。迫力満点だ。

自ずから「ヤッター」という歓声が上がる。

コナラの長さを測ると、枝先までで22m50㎝あった。

冒頭の写真に戻るが、夕暮れが近づいてきて寒くなってきたので、今日の作業はここで終えることにした。

その後は部屋に入って、いろんな話題に花を咲かせた。