フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

マツムシソウ 自然豊かな日本の秋を象徴する花

2019-08-08 | アダージョの森

今年もマツムシソウの季節がやってきた。秋の花だが、標高1100mのアダージョの森では8月になれば咲き始める。

草丈は高さ50~90cmで美しい淡青紫色の花を咲かせる。
 
 
 
花屋さんでもマツムシソウとして売られている花があるが、それらは、同じ仲間のスカビオサである場合が多い。
何といっても、このマツムシソウは日本固有種の花なのだ。
 
 
マツムシの咲く頃に咲くからこう名付けられたというが、美しく鳴く秋の虫と合わせて名付けられるとは、日本の豊かな自然を象徴するような花だ。
 
 
 
マツムシソウ(松虫草)
マツムシソウ科 マツムシソウ属
学名:Scabiosa japonica
分布:日本固有種 北海道、本州、四国、九州