アダージョの森の南側花壇には、Kitahoさんからいただいた「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」「ナニワイバラ」「ハマナス」
が育っている。ほとんど世話をしていないので、育てているとはいえない状況だ。
今年の歴史的な積雪のため、伐採木で作っていたバラの棚が壊れてしまった。どうかしなければと思っていたところ、
Kitahoさんが作ってくれることになった。
しかも、材料も道具も全部持参で来てくれるというのだから、ありがたい。
Kitahoさんがやってきてしばらく話をした後、さっそくバラの棚作りが始まった。
杭はあるが、横棒がないので、森の中に取りに行く。ちょうど真っ直ぐに伸びているリョウブがあるので、それを6本伐採して、南側花壇に運ぶ。
最初に、太い杭を立てる。30センチぐらいの穴を掘り、杭を立て、その周りに石を埋めて土を埋め戻す。そうすると杭がしっかり立つという。
なるほど。
このころから、急に空模様が怪しくなって、強風が吹き始めた。と言っても作業をやめるわけにはいかないので、風を押して作業を進める。
その太い杭から左右に2メートルほど離して杭を立てる。その杭に横棒をコースレッドで留めていく。初めは「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」の棚にする予定だったが、ついでなので、その右の「ナニワイバラ」まで延長することになった。横棒を2本走らせて、各々コースレッドで留めると出来上がりだ。
と言っても私がやったのは、穴を掘ったのと横木を留めるために支え持っていただけだ。作業が完了したのは午後4時近くになっていた。
これで、今年はバラたちが元気に育ってくれると思うとうれしくなってくる。Kitahoさん、何から何までありがとうございました。