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『トレマーズ・ライジング』モンスターvs脱獄囚vs若者たち

2010-03-26 07:55:28 | SF
トレマーズ・ライジング
RESONNANCES(2006年フランス)
 監督 フィリップ・ロベール
 脚本 フィリップ・ロベール
 出演 ヴァンサン・ルコント、ヤン・サンベール、パトリック・モン、ロメン・オグロー、ソフィー・ミシャール、

 ■ストーリー■
 1663年フランス、謎の隕石が落下する。謎の生命体が落下地点のそばにいた女性を襲うのだった。そして現代、トマ、ヤン、カリーヌ、ゲームオタクのヴァンサンたち6名の若者のグループがドライブに出かけるのだった。途中ガス欠になり立ち寄った無人のガソリンスタンドでセバスチャンという男を拾いドライブを続けるのだった。しかし、セバスチャンは脱獄した凶悪犯だった。

 ■感想■
 フランス製のモンスター映画。
 「トレマーズ」シリーズとはモチロン関係ない作品です。
 まぁ、このパッケージと“トレマーズ・ライジング”タイトルでシリーズと思う人はいないと思いますけどね。

 ランニングタイム78分と、どちらかと言えば短かめの作品なのに、若者たちの会話やふざけてるシーンが長すぎて、だらけちゃいます!!でも無人のガソリンスタンドを出て幽霊みたいなものを見てガケから車が転げ落ちる辺りからやっと普通のモンスター映画になっていきます。
 怪物だけでも、普通じゃないのに、そこに脱獄囚まで出てきて、この短い作品なのに色んな要素を詰め込みすぎ!!脱獄囚の要素ってまるっきり必要なかった気がするんですけど。

ランニングタイム78分の作品ですけど、この内容ならあと10分短くても良かったかも…。脱獄囚の要素も要らなかったし、悪ふざけな会話のシーンも要らないですから!
 実質50分くらいで良いかも!!でもさすがに50分じゃ、長編にならないですから、もっともっと脚本を練りこんで、緊張感のあるモンスター映画にして欲しかったです!!

 あと1つ言わせてもらうと、全体的に夜のシーンが多いのに、画面が暗すぎです!!
 ガソリンスタンドで起きたコトが画面が暗くて良く見えないんですけど、もうちょっとちゃんと見えるようにして欲しいな!!と思っていると、続く車がガケから落下するシーンあたりから、ず~っと、ず~っと、画面が暗いままです!!
 画面が暗くて全然良く見えないシーンの連続でした!!せっかくのモンスター映画なのに何が起きているのかが分からないです!!
 ストーリーも、どちらかと言えばダラダラ、肝心なモンスター登場シーンも暗くて良く見えないって、どういうコト!
 B級映画をはるかに超えてC級、Z級って感じです!!
 
 アメリカ製だったら、「しょうがないなぁ」って感じですけど、フランス映画でこのデキでは、全然ダメな感じ!!低予算だから、登場人物も増やせないし、大パニックシーンも描けないんでしょうけど、もう少しだけ、ストーリーを練って欲しかったです。
 分数かせぎで、脱獄囚が登場するシーンを描くんだったら、どうせなら、脱獄囚を追ってきた警官隊くらい登場させて欲しかったですね。 警官隊VSモンスターとか、一瞬だけでも、それなりに盛り上がると思うんですけどね。

 あと謎の隕石が落ちるのが17世紀である理由もよくわからないんですけど、なぜなんでしょう??深い意味は無いんでしょうけどね。
 17世紀から地球に落ちてきた隕石がモンスターを生み出して、その後も隕石が地球に落ちてきてるぞ!みたいな感じで、大作っぽいモンスター映画の雰囲気を出したかったんでしょうか?? 
 面白くなる要素があるだけに、ちょっと残念な感じです!!40点

 
トレマーズ・ライジング

アルバトロス

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コメント
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