『要塞警察』
ASSAULT ON PRECINCT 13(1976年アメリカ)
監督 ジョン・カーペンター
脚本 ジョン・カーペンター
出演 オースティン・ストーカー、ダーウィン・ジョストン、ローリー・ジマー、チャールズ・サイファース、キム・リチャーズ、ナンシー・ルーミス
■ストーリー■
カリフォルニア、南ロサンゼルスのアンダーソン地区で6人の武装したストリートギャングが警官たちに射殺される事件が起きる。ストリートギャングは武器を強奪したままであり、警察ダビッドソン本部長は、武器を握った彼らに対し強硬な手段もやむをえないと声明を出すのだった。ストリートギャングのグリーンサンダーは、その声明に対し警察からの宣戦布告と受け取るのだった。そんなとき、祖母の家を訪ねるため、この地区にやってきて幼い娘を殺された父親がグリーンサンダーの一員を復讐のため殺すのだった。仲間を殺されたグリーンサンダーのギャングたちに追われた父親は、移転のため閉めようとしていた13分署へ逃げ込んでくるのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ジョン・カーペンター監督の大傑作!
自分が今まで観てきた映画の中でも、最も好きな映画の1本です!洋画の中でも、マイベスト100に入ります!(「ベスト100」じゃ、インパクト弱いかな??)
今般、DVDがジェネオン・エンターテイメントさんから再発売になり、鑑賞しました!本当は発売日の昨日、記事にしようと思ったんですけど、1日遅れて、本日記事をアップしました。
しばらくぶりの鑑賞でしたが、やっぱり面白い!!面白い!!面白い!!面白い!!面白い!!本当に面白い作品は何回観ても面白いです!
ランニングタイム90分、まるっきりムダなシーンが無いです!まさに超エンターテイメント作品です!最近の意味のない120分超えのハリウッドのメジャー作品も少しは見習って欲しい長さです。
しかし、この再発したDVDですけど、本当に画質が超鮮明!!あまりにも鮮明なんでビックリです!
それにしても、こんな風にバンバン登場人物が死んでいく感じの作品だったんですね!警察署側の登場人物たちがもっと見せ場があったような気がしてました。チャールズ・サイファースとかってもうちょっと中盤まで生きてた気がしてたんですけど、もう最初のストリートギャングの襲撃シーンで退場してたんですね!病気の囚人とかも、その他、メインのキャラクターたち以外は、ホントに有無を言わさずに退場!退場!退場!退場!退場!です!
思わせぶりに登場人物を見せ場を作って殺すシーンがあるようなわけのわからないアクション映画も、少しは見習って欲しいです!ナンシー・ルーミスなんか殺されるシーンが無くて、気がついたらもう死んでるんですから!死ぬシーンは映さないから、観てる人に想像させるなんて、さすがジョン・カーペンター監督!
そのくせ、幼い女の子が撃たれるシーンはバッチリ映すていねいさ!1970年代は、ヴァイオレンス描写にも寛容でした!今だったら、即カットでしょうね!
このシーンについてのジョン・カーペンター監督のインタヴューのコメント、おかしかったです。(詳しくは、DVDの特典映像で確認してみて下さい)
なぜ西部劇を撮らないのかの質問の答えにも大爆笑です!(会場でも大爆笑でした。まぁ、会場にいるのはジョン・カーペンター監督のファンばかりですからね。)
今作で1番目立ってるキャラクターのナポレオンの名前の由来も、言わないで終わるあたり観客に余韻を持たせる演出、もう言うこと無しです!最高です!!これは、今作を観てる人みんなが思ってるでしょうけど。
あと、ナポレオンのダーウィン・ジョストンの声を吹き替えた青野武さんも最高です!超カッコ良い!やっぱりエアンターテイメント映画は、日本語吹き替えが良いですね!!
今作はジョン・カーペンターが監督、脚本、音楽以外に編集もしてるんですけど、編集者の名前のクレジットのジョン・T・チャンスになってます。その名前は『リオ・ブラボー』のときのジョン・ウェインの役名からとってるんです!って書こうと思ったら、DVDのライナーにも書いてあって、特典映像のインタヴューでも言われてたんで、もうトリビアどころか、常識になっちゃいましたね。
(って、このことは、「木曜洋画劇場」で解説者の河野基比古さんが言ってたから、知ってる人の方が多いんでしょうけど)
でも、こういう名作をリメイクしようとかって、ハリウッドも良く思いましたよね。リメイク版の『アサルト13要塞警察』(05年)も、全然ストーリーを変えちゃえば良かったのに。
オリジナル版の『要塞警察』は10年後も、20年後も、(すでに30年経ってますが、全然、色あせていないです。)語られる傑作ですけど、リメイク版の『アサルト13要塞警察』はローレンス・フィッシュバーンとイーサン・ホークが出演してたことしか覚えていないです。どんな内容だったかもほとんど覚えていません!100点
日本語吹き替えつき!その他に特典多し!ジョン・カーペンター特集のときのインタヴューと、音声解説!
ライナーノートもついてます!
ジョン・カーペンター監督は名作『リオ・ブラボー』をもとに現代アクションとして『要塞警察』を作りました!
ASSAULT ON PRECINCT 13(1976年アメリカ)
監督 ジョン・カーペンター
脚本 ジョン・カーペンター
出演 オースティン・ストーカー、ダーウィン・ジョストン、ローリー・ジマー、チャールズ・サイファース、キム・リチャーズ、ナンシー・ルーミス
■ストーリー■
カリフォルニア、南ロサンゼルスのアンダーソン地区で6人の武装したストリートギャングが警官たちに射殺される事件が起きる。ストリートギャングは武器を強奪したままであり、警察ダビッドソン本部長は、武器を握った彼らに対し強硬な手段もやむをえないと声明を出すのだった。ストリートギャングのグリーンサンダーは、その声明に対し警察からの宣戦布告と受け取るのだった。そんなとき、祖母の家を訪ねるため、この地区にやってきて幼い娘を殺された父親がグリーンサンダーの一員を復讐のため殺すのだった。仲間を殺されたグリーンサンダーのギャングたちに追われた父親は、移転のため閉めようとしていた13分署へ逃げ込んでくるのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ジョン・カーペンター監督の大傑作!
自分が今まで観てきた映画の中でも、最も好きな映画の1本です!洋画の中でも、マイベスト100に入ります!(「ベスト100」じゃ、インパクト弱いかな??)
今般、DVDがジェネオン・エンターテイメントさんから再発売になり、鑑賞しました!本当は発売日の昨日、記事にしようと思ったんですけど、1日遅れて、本日記事をアップしました。
しばらくぶりの鑑賞でしたが、やっぱり面白い!!面白い!!面白い!!面白い!!面白い!!本当に面白い作品は何回観ても面白いです!
ランニングタイム90分、まるっきりムダなシーンが無いです!まさに超エンターテイメント作品です!最近の意味のない120分超えのハリウッドのメジャー作品も少しは見習って欲しい長さです。
しかし、この再発したDVDですけど、本当に画質が超鮮明!!あまりにも鮮明なんでビックリです!
それにしても、こんな風にバンバン登場人物が死んでいく感じの作品だったんですね!警察署側の登場人物たちがもっと見せ場があったような気がしてました。チャールズ・サイファースとかってもうちょっと中盤まで生きてた気がしてたんですけど、もう最初のストリートギャングの襲撃シーンで退場してたんですね!病気の囚人とかも、その他、メインのキャラクターたち以外は、ホントに有無を言わさずに退場!退場!退場!退場!退場!です!
思わせぶりに登場人物を見せ場を作って殺すシーンがあるようなわけのわからないアクション映画も、少しは見習って欲しいです!ナンシー・ルーミスなんか殺されるシーンが無くて、気がついたらもう死んでるんですから!死ぬシーンは映さないから、観てる人に想像させるなんて、さすがジョン・カーペンター監督!
そのくせ、幼い女の子が撃たれるシーンはバッチリ映すていねいさ!1970年代は、ヴァイオレンス描写にも寛容でした!今だったら、即カットでしょうね!
このシーンについてのジョン・カーペンター監督のインタヴューのコメント、おかしかったです。(詳しくは、DVDの特典映像で確認してみて下さい)
なぜ西部劇を撮らないのかの質問の答えにも大爆笑です!(会場でも大爆笑でした。まぁ、会場にいるのはジョン・カーペンター監督のファンばかりですからね。)
今作で1番目立ってるキャラクターのナポレオンの名前の由来も、言わないで終わるあたり観客に余韻を持たせる演出、もう言うこと無しです!最高です!!これは、今作を観てる人みんなが思ってるでしょうけど。
あと、ナポレオンのダーウィン・ジョストンの声を吹き替えた青野武さんも最高です!超カッコ良い!やっぱりエアンターテイメント映画は、日本語吹き替えが良いですね!!
今作はジョン・カーペンターが監督、脚本、音楽以外に編集もしてるんですけど、編集者の名前のクレジットのジョン・T・チャンスになってます。その名前は『リオ・ブラボー』のときのジョン・ウェインの役名からとってるんです!って書こうと思ったら、DVDのライナーにも書いてあって、特典映像のインタヴューでも言われてたんで、もうトリビアどころか、常識になっちゃいましたね。
(って、このことは、「木曜洋画劇場」で解説者の河野基比古さんが言ってたから、知ってる人の方が多いんでしょうけど)
でも、こういう名作をリメイクしようとかって、ハリウッドも良く思いましたよね。リメイク版の『アサルト13要塞警察』(05年)も、全然ストーリーを変えちゃえば良かったのに。
オリジナル版の『要塞警察』は10年後も、20年後も、(すでに30年経ってますが、全然、色あせていないです。)語られる傑作ですけど、リメイク版の『アサルト13要塞警察』はローレンス・フィッシュバーンとイーサン・ホークが出演してたことしか覚えていないです。どんな内容だったかもほとんど覚えていません!100点
日本語吹き替えつき!その他に特典多し!ジョン・カーペンター特集のときのインタヴューと、音声解説!
ライナーノートもついてます!
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ジョン・カーペンター監督は名作『リオ・ブラボー』をもとに現代アクションとして『要塞警察』を作りました!
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