『透明人間』
THE INVISIBLE MAN(2020年カナダ、オーストラリア、アメリカ)
監督:リー・ワネル
脚本:リー・ワネル
原案:リー・ワネル
出演:エリザベス・モス
オルモス・ホッジ
ストーム・リード
ハリエット・ダイアー
マイケル・ドーマン
■ストーリー■
天才科学者の恋人エイドリアンの束縛から逃れるためセシリアは薬をもりエイドリアンを眠らせ家から脱走する。しかし、車の警報装置に触ってしまい、警報に気づいたエイドリアンが彼女を追ってくる。その場は妹エミリーの助けでなんとか逃げ切るのだった。
セシリアは妹エミリーのボーイフレンド、ジェームズの家に身を寄せる。ある日、エイドリアンが自殺したとのニュースが入って来る。エイドリアンの財産の一部がセシリアに残されたことが分かる。セシリアはエイドリアンが自殺するような人間でないので何かあるのでは?と疑うのだが、、、。
■感想■
「ソウ」シリーズの脚本や『アップグレード』(2018年)の監督のリー・ワネルが脚本&監督したスリラー映画。
ユニバーサル・ピクチャーズが自社のクラシックのホラー映画のモンスターを集結させようとした企画”ダークユニバース”があったんですが、トム・クルーズの『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』(2017年)が大コケたため、新たな単発作品として完成させたのが今作『透明人間』。
ところで、今作の犯人のエイドリアンですけど、タイトルでネタバレしちゃってるので書いちゃいますけど、透明人間です。
透明人間だからって、ジェームズの家で、ジェームズの娘シドニーを殴ったの??
いくら目に見えなくても、人間が同じ部屋にいたら気配で気づくはず!!
時代劇の侍にだったら、気配だけで一発でぶった斬られちゃいますヨー。
裸じゃ寒いのでは??と思ったら、実は、透明になるのは透明スーツを着込んでいたからでした。
さすがに裸っていう設定じゃ、風邪ひいちゃいますもんね。
あと、あのスーツ、力も出せるのでしょうか??
キッチンで透明人間のエイドリアンが、セシリアを持ち上げるシーンがありましたが、どれだけ力持ち??
スティーヴ・オースティンか、デイヴ・バウティスタか?
こんなコトを色々と観ながら考えちゃうほど、長い、、、。
長い、、ランニングタイム125分はさすがに長すぎ。
あと15分くらい短くても良かったのでは??
でも、トム・クルーズの『ザ・マミー 呪われた砂漠の魔女』よりは何倍も面白いです。
今作の1番の驚きは製作費700万ドル!
製作費が安すぎ(ハリウッドの映画としては、、)!!
アメリカで700万ドルで今作のようなスリラー映画が作れるんだから、日本でもアイデア練れれば、面白い映画作れそうですよね、、。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます