『シュリンジ』
FULL ECLIPSE(1993年アメリカ)
監督 アンソニー・ヒコックス
脚本 リチャード・クリスチャン・マシスン
出演 マリオ・ヴァン・ピープルス、パツッィー・ケンジット
ブルース・ペイン、ジェイソン・ベギー
ポーラ・マーシャル
■ストーリー■
武装集団の銃撃により重症を負ったロサンゼルス市警の刑事ジミーの翌日の復活に驚く相棒マックス。結婚を控え刑事の引退を考えていたジミーはその日よりスーパー刑事になって犯罪者を殺し始めるのだった。そんな時、マックスはアダム・ガルー率いる秘密チームに来ないかと勧誘されるのだった。しかし、アダムのチームは特殊な薬を打って不死身のスーパーマンに変身、悪党たちを密かに暗殺していたのだ。あまりのことに上司に相談するが相手にされないアダムだが、秘密チームのメンバー、ケイシーに誘われ薬を注射されてしまうのだった。仲間になったマックスは犯罪者たちを殺していくのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
マリオ・ヴァン・ピープルズ主演のホラーアクション。
日本タイトルの“シュリンジ”はビデオパッケージによると注射器のスラングらしいです。
原題は“FULL ECLIPSE”なんで、本国アメリカではちゃんとホラー系のタイトルになっているのに!
内容を、全然伝えていない日本版タイトルもけっこう好きですけど、
狼男映画として中身を伝えている原題の方が良いですかね??
今作の1番の見せ場は、ケガから治ってきたジミーが街中で車の中から銃を乱射する殺人犯を走って追いかけるシーンです。走っている走行中の車の屋根つたいに犯人を追いつめていきます。
2番目に緊張感あるシーンは、マックスとジミーがバーに立てこもった武装集団から人質を助ける為エアダクトに潜入するシーンじゃないですかなね??
今作の見せ場の数々がストーリー本編とまるっきり関係ないシーン!!
ランニングタイム98分は、こういうエンターテイメント作品にはちょうど良い長さで、退屈はしないです。
ブルース・ペイン演じるアダムの目的は、犯罪者の撲滅なので、全然悪人の設定になていないです。でも、それでは、ストーリーが盛り上がらないからなのか、主人公マックスと対決する悪い奴になっていくっていう展開はちょっと納得できないです。
この関係は、師匠と主人公が最後対決するためだけに、途中から師匠が悪者になってしまうマカロニウエスタンの傑作『怒りの荒野』(1967年)みたいです!
まぁ、狼男たちがみんな不死身なだけに、ギャング相手じゃ盛り上がらないですもんね。主人公も不死身だとすると、映画的には敵はアダムにするしかないですもんね。
監督は『ワックスワーク』(1998年)、『サンダウン』(1991年)のアンソニー・ヒコックス。
ホラーのジャンル以外でも『ドルフ・ラングレンストームキャッチャー』(1999年)、『ジル・リップス』(2000年)、『バイオ・ディザスター』(2000年)と、アクション、サスペンス、パニックとエンターテイメント系の色んなジャンルの作品を監督してます。
脚本は、SF、ファンタジー作家リチャード・マシスンの息子、リチャード・クリスチャン・マシスン。
出演は『黒豹のバラード』(1993年)、『ガンメン』(1993年)、『ハイランダー3 超戦士大決戦』(1994年)、『サイバー・ソルジャー』(1996年)、『ディフェンダー』(2000年)と、エンターテイメント作品にけっこう出演しているマリオ・ヴァン・ピープルス。
共演に『青い鳥』(1976年)、『リーサル・ウェポン2 炎の約束』(1989年)、『サイコ・パス』(2002年)のパッツィー・ケンジット。『リーサルウェポン2 炎の約束』のヒロイン役のときはすごくキレイだったです…。
空のダイハードみたいな『パッセンジャー57』(1992年)、ゲームの映画化作品で、トホホムービーのベスト『ダンジョン&ドラゴン』(2000年)、『RIPPER地獄からの手紙』(2001年)のブルース・ペイン。
アンソニー・ヒコックスって、あんまり狼男映画に興味が無いんでしょうか??
相棒のジミーの死を不審に思ったマックスが、ジミーの死体から自殺するため使用した銀の弾丸を取り除くシーンがあったんですけど、あれだと狼男って甦るんじゃなかったでしたっけ??もう、てっきりジミーが復活して登場してくるかと思っちゃいました。 65点
FULL ECLIPSE(1993年アメリカ)
監督 アンソニー・ヒコックス
脚本 リチャード・クリスチャン・マシスン
出演 マリオ・ヴァン・ピープルス、パツッィー・ケンジット
ブルース・ペイン、ジェイソン・ベギー
ポーラ・マーシャル
■ストーリー■
武装集団の銃撃により重症を負ったロサンゼルス市警の刑事ジミーの翌日の復活に驚く相棒マックス。結婚を控え刑事の引退を考えていたジミーはその日よりスーパー刑事になって犯罪者を殺し始めるのだった。そんな時、マックスはアダム・ガルー率いる秘密チームに来ないかと勧誘されるのだった。しかし、アダムのチームは特殊な薬を打って不死身のスーパーマンに変身、悪党たちを密かに暗殺していたのだ。あまりのことに上司に相談するが相手にされないアダムだが、秘密チームのメンバー、ケイシーに誘われ薬を注射されてしまうのだった。仲間になったマックスは犯罪者たちを殺していくのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
マリオ・ヴァン・ピープルズ主演のホラーアクション。
日本タイトルの“シュリンジ”はビデオパッケージによると注射器のスラングらしいです。
原題は“FULL ECLIPSE”なんで、本国アメリカではちゃんとホラー系のタイトルになっているのに!
内容を、全然伝えていない日本版タイトルもけっこう好きですけど、
狼男映画として中身を伝えている原題の方が良いですかね??
今作の1番の見せ場は、ケガから治ってきたジミーが街中で車の中から銃を乱射する殺人犯を走って追いかけるシーンです。走っている走行中の車の屋根つたいに犯人を追いつめていきます。
2番目に緊張感あるシーンは、マックスとジミーがバーに立てこもった武装集団から人質を助ける為エアダクトに潜入するシーンじゃないですかなね??
今作の見せ場の数々がストーリー本編とまるっきり関係ないシーン!!
ランニングタイム98分は、こういうエンターテイメント作品にはちょうど良い長さで、退屈はしないです。
ブルース・ペイン演じるアダムの目的は、犯罪者の撲滅なので、全然悪人の設定になていないです。でも、それでは、ストーリーが盛り上がらないからなのか、主人公マックスと対決する悪い奴になっていくっていう展開はちょっと納得できないです。
この関係は、師匠と主人公が最後対決するためだけに、途中から師匠が悪者になってしまうマカロニウエスタンの傑作『怒りの荒野』(1967年)みたいです!
まぁ、狼男たちがみんな不死身なだけに、ギャング相手じゃ盛り上がらないですもんね。主人公も不死身だとすると、映画的には敵はアダムにするしかないですもんね。
監督は『ワックスワーク』(1998年)、『サンダウン』(1991年)のアンソニー・ヒコックス。
ホラーのジャンル以外でも『ドルフ・ラングレンストームキャッチャー』(1999年)、『ジル・リップス』(2000年)、『バイオ・ディザスター』(2000年)と、アクション、サスペンス、パニックとエンターテイメント系の色んなジャンルの作品を監督してます。
脚本は、SF、ファンタジー作家リチャード・マシスンの息子、リチャード・クリスチャン・マシスン。
出演は『黒豹のバラード』(1993年)、『ガンメン』(1993年)、『ハイランダー3 超戦士大決戦』(1994年)、『サイバー・ソルジャー』(1996年)、『ディフェンダー』(2000年)と、エンターテイメント作品にけっこう出演しているマリオ・ヴァン・ピープルス。
共演に『青い鳥』(1976年)、『リーサル・ウェポン2 炎の約束』(1989年)、『サイコ・パス』(2002年)のパッツィー・ケンジット。『リーサルウェポン2 炎の約束』のヒロイン役のときはすごくキレイだったです…。
空のダイハードみたいな『パッセンジャー57』(1992年)、ゲームの映画化作品で、トホホムービーのベスト『ダンジョン&ドラゴン』(2000年)、『RIPPER地獄からの手紙』(2001年)のブルース・ペイン。
アンソニー・ヒコックスって、あんまり狼男映画に興味が無いんでしょうか??
相棒のジミーの死を不審に思ったマックスが、ジミーの死体から自殺するため使用した銀の弾丸を取り除くシーンがあったんですけど、あれだと狼男って甦るんじゃなかったでしたっけ??もう、てっきりジミーが復活して登場してくるかと思っちゃいました。 65点