指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

審議官はなぜいるのか

2021年02月25日 | 政治
今、総務省の汚職で問題となっている「審議官」だが、これは地方にはないので、昔港湾局にいたとき、国の事情に詳しい方に聞いたことがある。
すると
「次官の下にいる審議官は、いずれ次官になるとしても、その業界の人たちと上手くやっていけるか、曝して見極めることだ」とのことだった。
要は、各省庁の業界全体と上手く付き合って行けるのか、見極めるとのことだった。

           

業界全体であり、個別の社と付き合わせるためでないことは言うまでもない。
それが、安部晋三、菅義偉首相の政権下で、特定の事業者等と付き合うためになってしまったとは、大変に嘆かわしく、国のエリート官僚の「腐敗堕落」も極まれりと言うべきだ。


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