指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

東條英樹、暗殺計画

2024年02月17日 | 政治

CSで、山田朗先生の『軍人としての三笠宮』を見るが、この方は、戦時中に東條英樹暗殺計画に加担させられたことがあるそうだ。

 日本の歴代首相で、一番嫌われたのは東條英樹だろうが、戦争末期には、3つの暗殺計画があったそうだ。

             

1 高木惣吉らの海軍グループ

2 細川護貞グループ

3 津野田知重・牛島辰熊グループ

この内、最後の津野田とは、陸軍で旧知の仲だったので、計画書を見せられたことがあり、沈黙を黙認と見なした津野田は、実施に向かったが、サイパン島陥落で東條が首相を辞めたので、沙汰止みになった。

だが、憲兵隊の知るところとなり大問題になったが、三笠宮にもかかわるとのことで、大事にはならなかったようだ。

なお戦後、津野田は、東京12チャンネルの創設にも関わったとのことだ。

こうした三笠宮を、昭和天皇はかなり警戒していたようだ。


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2 コメント

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Unknown (弓子)
2024-02-20 06:29:27
孫娘にあたる方の
「一切語るなかれ」
が上梓された頃
読みましたが
戦後のこと弟さんが
学校で担任から

「みんなぁ~
東條君のおじいさんは悪い人?(あるいは悪いことした人?)なんだよ~」

と言われたとかで
鳴きながら帰ってきた

の項目が
1番印象に残っています
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ドキュメント映画「東京裁判」 (広い世界は)
2024-02-20 14:11:56
歴史的なドキュメント映画だと思って観ておりました。被告席の東條ら軍部の面々。何を考えたのか知らないが、頭の叩き合いを始めた。「お前がミスったから、被告席に居るんだ」とでも言ってるように見えました。滑稽だが、悲しい光景でした。
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