指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

梅坊主の孫

2022年03月12日 | 大衆芸能

ある区で福祉課長をやっいる時、ケースワーカーが聞いてきた。

「課長、梅坊主って知っていますか」

「もちろん、明治期の大スターの芸人だ」

「その孫という人が、来て生活が苦しいので・・・」

豊年齊梅坊主は、大変なスターで、沢山のレコードを吹き込んでいる。

 

               

1903年の「ガイズバーク・レコーディング」にも吹き込んでいる。

この人は、寄席にも出たとは思うが、主に街頭で阿呆陀羅経を歌っていたそうだ。

その意味では、若者にあるストリートミュージシャンだったとも言えるだろう。

 


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