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投資信託の手数料について

2016-06-21 13:20:49 | 確定拠出年金・個人型

投資信託の手数料には、
 ・信託報酬
 ・申し込み手数料
 ・信託財産留保額(留保金)
があります。

このうち、申し込み手数料は、販売手数料とも言いますが、
DC制度の中では、ほとんどの投資信託には設定されていません。

信託財産留保額(金)は、投資信託を途中で解約したり売却したり
する時にかかる手数料です。この手数料はかかる場合とかからない
場合があります。

DC制度の中で、運用商品を変更したりするとき、今まで運用商品に
していた投資信託を解約し、別の運用商品に切り替えるときに
信託財産留保額(金)が発生することがあります。

信託財産留保額(金)は、一種のペナルティと言うこともできます。
つまり、投資信託を解約・売却するとその分だけ投資信託の資産が
減少する、そして解約・売却には手間がかかるということです。

信託報酬は、投資信託を運用するための経費です。運用会社へ
支払う報酬も含まれています。

手数料は、年率何%として表示されています。

これは、目に見えない経費で、マイナスのリターンですので、
手数料は安いほうがいいということになります。