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加入基金についての事業主の判断が重要です。

2013-05-07 09:16:46 | 厚生年金基金

厚生年金基金に加入している企業の事業主は、どうしたらいいか?と悩んでいると思います。

「もう少し様子を見よう。」
「そのうち金融機関や基金の事務局が何とか言ってくるだろう。」
「うちの基金は積立不足ではないと説明されている。」

こういった反応がほとんどです。

でも、事業主の皆様、会社の業績が落ちている、利益が減ってきている、という場合は、
真剣に原因を探り、対策を講じると思います。

厚生年金基金というのは、確定給付型の企業年金で、積立不足が生じた場合は、事業主が
穴埋めする責任があります。リスクのある制度です。

この運用のリスクは、事業主が負っているのですが、運用は基金の業務を委託している
金融機関が行っています。

事業主は基金の積立金に関する運用のリスクを負っているが、実際にそれを行っているのは
金融機関なのです。

言い換えると、運用のリスクは、事業主が直接コントロールできないということです。

また、厚生年金基金は、年金で受け取ると、これは終身年金です。
社員を雇って、その人に基金の年金受給権が発生すると、事業主は終身で責任をもつ
ことになります。

様子を見ようという判断は、いかがなものでしょうか?

コメント
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