確定給付型企業年金は、適格退職年金が来年3月末で制度廃止となりますので、
厚生年金基金と確定給付企業年金の二つです。
厚生年金基金のうち、総合型基金の問題は深刻です。
同じようなテーマで、今年の5月にセミナーを行いました。
その時点で調べた厚生年金基金の数は、591でした。
今回のセミナーのために、基金数を調べたら、585と6基金減少していました。
減ったのは、単独型と連合型の基金、いわゆる単連基金の数です。
総合型基金は、495基金で変更がありません。
この総合型基金の約半数では、上乗せ給付の積立金がなくなっている上に、代行部分
の給付に必要な積立額も不足するという深刻な状態です。
確定給付企業年金も運用環境の悪化に伴う積立不足が、企業の負担となっています。
積立不足だった適格退職年金の移行は、中小企業にとって大きな問題でした。
残った二つの確定給付型企業年金の問題は、さらに大きいといえます。
厚生年金基金、特に総合型は、脱退できる資金力があれば別ですが、一企業単独
では解決できません。
確定給付企業年金は、積立不足がある状態では、終わりにすることができません。
11月22日(火)のセミナーでは、確定給付型企業年金の課題とその解決の方向性
及び、確定給付型企業年金から確定拠出年金への移行についてお話いたします。
11月22日(火)のセミナーは、DC協会主催の主催です。
詳しくは、DC協会のホームページ http://nenkinnet.org/
または10月25日のブログをご覧ください。
皆様の参加をお待ちしています。
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