お彼岸の御中日である。 上さんから突き上げられ、渋々お墓参りに・・・ 日頃、無信心のy、お先祖様のお構いも怪しいもんである?
御墓では幼子の頃「スガレ追ひ」を伝授してくれた親父に感謝の手を合わせ、これからも更なる技術が身に着くよう頼み込んだ! 言うなれば、独り善がり、身勝手な願い事である・・・
して、盆にお墓参りをしたばかり、時間の経つ早さに驚かされる。。。
山に着き、餌撒きを終えると、もう、12時だった。
撒き終えた餌にもう“ヘボ”ちゃんが来ていたので、冷たいビールの栓を開けた。
曇りだったが、山のビールは、また、一塩!!! 美味しい!!!
餌を撒いたのは、昨日、Oさんと夕暮れ時飛ばした場所で、屈辱戦を兼ねていた。
Oさん、「緑」のコバクロを覚えているだろうか? あの、スィ~~~~ッと糸を引くように飛んだ性質のいい奴! これをモノにしたかった。
追い込んだ尾根から谷底~向こうの中腹まで餌を掛けて見たが、ゾロゾロの付きは無かった。 ( 実は、昨日、追い込んだ尾根辺りにあるのでは?と、踏んでいたのである。)
?????
付いたコバクロを飛ばすと、高い所を谷越えする!!! そして、谷底や向うの中腹で、同様、飛ばすと、この山を越えて、更に、先に飛ぶ・・・ コイツ、何処まで飛んでいるのだろう・・・ もう、此方からの追い込みには限界があった。
後日、二山越えた向こうで遊んでみよう・・・と・・・決めた。
昨日、Oさんが飛ばしてくれた場所からだと、優に1㎞以上飛んでいる事になる!!! スゲ~飛びだ!
しょ気てビールを飲んだ場所に戻る・・・ 其処には、小型の軍が4~5匹付いていた。 コイツは、例の藪坂の方角に飛ぶ。 確実な確認を取る為、ジャングルを出た所まで運び、視界の効く場所で放すと、案の定Oさんが追い込んだ方角に飛ぶ・・・
何処かにチンマイ?のがある・・・
下の段に餌を7~8個付け、透かしをした。 無しの礫だった。 ポイントが悪いのか?それとも小さいのか?
餌の点検に入ると、どの餌にも面白いように1匹づつ付いていた。 これで、確実な飛び込み場所を確定する。 4回飛ばして、落ち込む先を確定出来た。
ナ~~~んだ!此処か?・・・と、いう場所だった。 通いも悪く、また、出る蜂は、空に伸していなかった。 透かし等効く訳がない!!!
でも、1巣は1巣だ!
時計を見ると、3時だった。
思い切って、先の「緑」の続きを!と、決めた。
車を飛ばして、アテヅッポウに其処だろうと思しき方角に出る・・・
感は当たっていた。 そこで、餌を付ける。 そして、蜂が付く迄!と、透かしに入る。
餌を撒き終え、30m程歩いた場所で1匹曇り空に消えて行く雄姿の蜂を見た! シメタ!!!と、思った。 過去の経験で、このように飛ぶ蜂を見ると、もう見付けたも同然。
そこにシャガミ込むまでもなく、次から次へ噴き上がる通い蜂を見た。
荒地瓜のジャングルの中から噴き上がっていた。
柳の下に泥鰌が、まだ、居ないかと、透かしを続けたが、そうは問屋が卸さなかった。 そんなに甘くはない!
次いで、確認の為、餌の点検に入ったが、付いていた餌はたったの1つで、そのヘボは、全然、違う方角に飛ぶ・・・ 一瞬、シメタ!と、思った。
餌を外した後、その方角の透かしに入る・・・
透かしに入って直ぐ様、奴豪い物を見付けた。 アカンバチの噴き上がりである。
曇り空へ糸を引くようにスィ~~~、スィ~~~と、飛び立っていた。
奥深くまで界隈を見渡したが、ヘボちゃんの通いには出会わず、また、その方角は難所中の難所!、「スガレ追ひ」をしようか?と、いうような条件ではなかった。
時計を見ると4時半、雨が、ポツポツ来たで帰る事にした。
と、言う事で、Oさん、一応、雪辱したので・・・
付け加えるなら、今日も広い場所を歩いたが、ヘボちゃんの住処は、この2つだけのようだった? そして、昨日の今日、疲れたァ~~~ “ヘボ”ちゃんが付けばそうでもないだろうが、付きが悪いと気力がなくなるから不思議だ!!!