yの住んでいる町では、毎年、夏祭りが開催されている。今日は、その内合わせが、4時からあると言うので蜂追いも中途半端になってしまった。
じゃが、餌撒きをし、巡回3順目の最後の餌に子蜂が居たネェ~~~
ヤッタァ~~~、正直、小躍りした!!!
こんなに嬉しかった事は未だ過ってない!!!
近年思うのだが、女王蜂を蜂放するも営巣率が低過ぎるような気がしてならない!!! 皆さんの所はどうだろう?
まだ、早いと言う事もあるが、女王蜂のそこそこの蜂放、或いは、晩秋、そこそこの巨大巣を剥かさせるものの、その界隈の営巣率が想像を絶する低率?と、言う事である。
「アシナガバチ」のあのチンチクリンでさえかなりの営巣を確認していると言うのに?何故だろう?
これは、yにとって大問題に一つとして取り上げている。
話を戻そう。。。
3順も点検し、しかも、最後の餌に子蜂が・・・
ここは丁度、4月、女王蜂を播いた場所だった。
肉団子を齧り取り、御出っ発した。 して、2分と経たない内に、また、子蜂が・・・
?????
早過ぎるなァ~、それとも、2匹付いたのか?
早速、飛ばしてみた。
いったん木に留り、御出っ発!!! と、思いきや、落ちたァ~~~!!!!!
7~8m先だった。
やったネ!!!
春先、女王蜂を播いた場所!!! こんな痛快な思いをした事は近年なかった。
ここは、この位で見切りをつけ、次のポイントへ向かった。
昨年、巨岩の岩の間から噴き上がって居た場所だ!!!
待てど暮らせど、子蜂には当たらなかった。
今年、大体こんなもんだ!!!
ムスビを齧った所で、切り上げる事にした。
さて、昨日掘り上げて来た飼い蜂なのだが・・・
朝から2つ共、セッセと通っていた。 2つ共、人間サイドから見れば、途轍もない場所だったので、生掘りは荒料理になった。
活着を心配したが、餌を運んだり、朽木を齧っているので、心配なさそうだ!
ホッ・・・ホッ・・・
あの巨岩の石の下の巣を掻き出し、働き蜂も完璧に回収出来たのだから、yの腕も満更でもあるまい?と、一人、満足に浸っている。
賢明なる蜂狂さんにとって、甚だ、お節介な話であろうが、
Y和尚さんの「低刺激法」なる話や実技を拝見するに、yの生掘り秘法とよく似ていたので、自分ながらニンマリした・・・
此処で、その秘法をお届けしよう・・・
①.生掘りの道具、骨箱等一式用意し、巣の在処の近くに置く。
②.巣穴から1~2m離れた場所の地面を足でフンずけ「ドン、ドン」をやる・・・警戒警報発令!!!を意味させる。
③.今時なら10~15分もすれば外役に出る“ヘボ”ちゃんはいなくなる・・・
巨大巣でも、20~30分もすればいいだろう?
④.帰り蜂が、略、ゼロになった所で、巣穴に沿って確実に掘り進む・・・或る時は鎌、ドライバー、剪定鋏等使い
⑤.巣にブチ当たる。
⑥.よく研ぎ済まされた剪定鋏を使い、絶対、ワヤを壊さぬように!!!ワヤを壊すと攻撃蜂が噴き出る!!!
⑦.真丸くワヤを取り出せたら、短冊型に切った新聞紙の上に、この真丸い巣を置き、耳を持って骨箱に収める。
⑧.動かぬよう、新聞紙でクッションをかう!!!
⑨.万が一、攻撃蜂が出るようなら、蜂を払い退けながら巣のあった場所から誘導して、追いやる。ここで間髪を入れず、風呂敷を広げてやる。 巣の臭いを遮断する為だ!!!
⑩.風呂敷を大きく広げ、そこに骨箱を置いてやる。
⑪.かなりの攻撃蜂が出ても、2~3分で収まるだろう? 収まったら蓋をする。
⑫.どうしても治まらないは働き蜂がいたら、今度は、風呂敷を外し、巣の臭いの寄って来る働き蜂をペットボトルで掬ってやる。 実にうまく掬える。
⑬.掬い取った働き蜂をペットボトルに口をあけ、蓋に前もって作ってある穴の蓋を開け、瞬時に被せ、ペットボトルの働き蜂を骨箱に移動させる。
と、言う算段だ・・・
『頭で考えるより、掘って慣れろ!!!』と、言う事だろう!!!
参考までに、⑬.の手法で、「ニホンミツバチ」の場合、Y和尚は、蜂の子が出す「蜂児フェロモン」で働き蜂は巣に執着する!!!と、言っていたのを思い出す。
「ヘボ」ちゃんの場合、yは、ワヤや、巣盤が出す臭いに執着しているのでは?との見解を持っている。
巣から切り離された働き蜂は、物凄い執着をワヤや巣盤にするのを毎回見て来た。
だから、働き蜂を捕まえようとすれば、壊れたワヤを若干でいいから残しておくのもノウハウの一つと考えている。タモ等振り回さなくてもペットボトルだけで十分なのである。
以上が、俺流「低刺激生掘り法」!!!
「ヘボ」ちゃんの習性から教わったノウハウみたいなものである。 アハハ・・・お節介だったね!!!