『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 全球凍結!!!と 迷子石 』

2008-05-21 23:35:13 | Weblog
                


今日は、地球が形成されるまでの流れと、地球の全球凍結につて書いてみよう!!!   

太陽に近い金星は温度が高く、水は蒸発してしまった。この原始の海は、地球と他の惑星との決定的な違いになっている。そして、海水の存在は、地下深部で玄武岩(げんぶがん)が溶融する時、海水と反応して花崗岩(かこうがん)の地殻(陸地)を形成した。花崗岩は水分が無いと出来ない。そして、43億年前になると地球の周りに原始の大気が生まれた。原始の大気は二酸化炭素と水蒸気で構成されていた。(現在の大気は窒素80㌫、酸素20㌫である)
原始の海、大気が出来、次は、生命の誕生へと・・・勿論、海水の中での事である。
約38億年前、海中に溶けた硫化水素で生息する原始生物(バクテリヤ)が出現した。
これ等の化石はアフリカやオーストラリヤで発見されている。
30億年前には二酸化炭素を原料に光合成を行う生物が、28億年前になると原始の藻(そう)類が登場した。また、この頃、地球の中心部では対流が起こり、磁場が形成された。
そして、19億年前には超大陸が出現した。こうして、藻類等の植物が繁茂し出すと、大気中に酸素が拡散し、細胞生物が出現した。こうして、海水や大気中の酸素の量が濃くなると酸素を消費する動物が出現した。
これは、先ず、海の中からだった。
此処で、どうしても全球(ぜんきゅう)凍結(とうけつ)の話をしておかなければならない・・・全球凍結は2回起きている。
22億年前と6億年前である。-50℃と言う超低温に曝(さら)され、地球全体が数百万年に亘りカチンカチンに凍り付いてしまった。これは、動植物にとっては致命的な出来事だった。 しかし、どう言う訳かこの全球凍結の大氷河期を乗り越えた後、生物の大型化が進む・・・
この全球凍結が無かったら生物は微生物のまま今日に至っていたであろう・・・と言う学説が、今日(こんにち)、一般的である。全球凍結についてもう少し説明したい。
全球凍結は何故生じたか?こんな背景があったとキャスティング博士は推測している。
6億年前の地球は、微生物である①.エリデン耗虫(もうちゅう)、②.光合成生物、③.メタン菌がバランスよく存在していた。メタン菌は、メタンガスを大量に発生させ、地球を包み込み、穏やかな環境を保っていた。所が、光合成生物が繁茂し過ぎ、O2の極端な増加に伴い、この三者のバランスが崩れ出し、メタンの消滅が始まった。ここからの地球の悲劇が始まる。即ち、地球の冷却化だ・・・長い年月で地球は完全に凍結してしまった。
これが全球凍結である。現在、全球凍結の証拠が世界、彼方此方(あちこち)にある。
例えば、①.アメリカ・NYのマンハッタン・セントラルパークの迷子石(まいごいし)、②.赤道直下、アフリカ・ナムビアの畳(たたみ)一畳程の迷子石等は、当時、氷河が全然違う場所から運び出してきた石の証(あかし)である。若い頃の話になるが、過ってNY シティーに駐在した事があった。セントラル・パークへよく出掛け、この迷子石を見た事がある。 大氷河が長い年月を掛け運び出して来たものである!!!    
全球凍結という途方もない天変地異に比べれば、今回の地震等ほんの屁みたいなものだ!!! これからも縷々述べるが、宇宙、太陽、地球は、今も大活動中で、これからも想像を絶する天変地異が予測出来るのである!!! 依って、それ相応の備えを考えておかねばならないのである。    これこそが世界中の政治家、科学者が導く王道ではないかと考える? 天災と人災は、紙一重で、常に、同居している!!!



     『 地球の誕生・・・ 』

2008-05-21 00:07:58 | Weblog
             


少々、堅い話が続くが、関心のない方はスキップされるがいい…    
今回の四川地震やミャンマーのサイクロンを知るにつけ、やはり、起こってしまったか!!!の念は拭えない。また、石化燃料燃焼による人為的温暖化が急速に進んでいる。昨日今日、東京を襲った異例ともいえる5月の台風並み低気圧、これも温暖化に依る兆候と見る学者が多い!!! このような卑近な例を見てくると、地球生い立ちの仕組みにつて、ちょいと、触れざるを得ないのである。   

 地球の御歳は46億歳だという。。。
地球に関する研究は、此処20~30年間、深海洋掘削調査、惑星探査、コンピュウター解析等で急速な進歩を遂げ、これまでの常識を覆す新事実が次々と明らかになってきた。先ず、『地球の誕生』の歴史を見てみたい。
我々の宇宙は130億年前に誕生したと考えられ、今も光の速さで膨張し続けている。
そして、地球は太陽系の出現と共に46億年前に誕生したという。
太陽を中心にガス状の星雲(せいうん)が凝縮して大小のミニ惑星が生まれ、惑星間衝突を繰り返し現在の太陽系が生まれたと言う。当時、惑星の数は今より遥かに多く、数十個のミニ惑星が地球の周りを回っていた。地球はもともと小さな惑星で、現在の1/10程度…だが、軌道を逸脱したミニ惑星が次から次へ衝突、ミニ惑星を10個も取り込み、次第次第に大きくなった。後に詳しく述べるが、この大きさは、他の偶発的な要因も含め生物が住み着くのに丁度良いサイズだった。
因みに、地球の周りの惑星の衝突合体は、水星1~2個、金星10個、火星0個と言われている・・・即ち、衝突(しょうとつ)合体(がったい)回数の多少で惑星のサイズが決まった。   
小惑星や隕石(いんせき)を取り込む度にその衝突エネルギーで地球の表面は数百度~数千度に熱せられ、マグマの海が地表を覆っていた。初期の地球は火の玉だったのだ。
何と、このようは大衝突が10回も繰り返されてきた。想像を絶する現象だった。
しかし、43億年前になると地表は100℃以下に冷え、水蒸気爆発した海水が雨となり、来る日も来る日も雨、雨、雨・・・また、雨、これが何と2000万年も続いたと言う・・・
この雨で原始の海が出現した。半径6400kmの地球の表面に、厚さ4kmの薄い水の膜が出来た。この頃、まだ、陸地はない・・・地球に近い火星にも原始の海があったらしい? しかし、この水を保持するには引力が小さ過ぎ、直ぐ、消滅してしまった。

 

     『 地球の怒り? 』

2008-05-20 00:56:28 | Weblog
               


日が経つにつれ四川大地震は目を覆うばかりだ!!!    老い耄れ爺にはどうする事も出来ない。 気持ちだけのものになってしまうが、被災者にお悔やみ・お見舞いを申し上げます。

訪れた事はないが、四川と言えば、過ってOregon:Portlandに居た頃、四川料理で、大分、御厄介になった。かなり辛みの効いた味の濃い料理で、日本人に好みだった。
また、四川省と言えば、雲南省と並ぶ“ヘボ”の産地と聞く!!! 故松浦先生の著書に依ると、“ヘボ”発生の地は、ヒマラヤ山系のここいららしい?
時間が経ったので、今はどうか知らないが(昨今は、ニュウジランドから60トンの輸入を・・・と、聞く)、過っては、四川・雲南省辺りから「キオビクロスズメバチ」の蜂の子が冷凍もしくは甘露煮で輸入されていた…と、言う。。。
我々蜂狂にとって、満更、知らん振りをしていてよい…と、いう、土地柄でもないような気がする?

昨今、上空からのTV画像によると、ヒマラヤ山系を形成した皺とも言うべき急峻な峡谷が連なっている。松浦先生の御本を読み、時間が許せば、四川・雲南へ出掛けて見たいと考えてもいた。勿論、“ヘボ”ちゃんのルーツも求めてである…
ここには、“ヘボ”ちゃんの他に“仮面ライダーことオオスズメバチ”の宝庫と聞く!!! タカ研のHPでも紹介されていた事がある。
非常時にこんな事を書くのは非常識の謗りを免れないが、一度は訪問して見たい土地柄だった。

一頃、漫画三国志をよく読んだが、この地は、「蜀」の国に該当するのだろう?
「蜀」の国を治めていたのは言うまでもなく劉備玄得、軍師:諸葛孔明・・・
強敵、都会型の「魏」の曹操や「呉」の孫権を向こうに回し、互角以上に戦えたのもこの急峻・渓谷の山岳地帯の地の利と気象情報を会得していたからに他ならない!!!
当時から、この「蜀」の国に出入りする軍隊ですら難儀した地域で、このような立地条件が自然の要塞ともなっていたのである。
ニュウスが明るみになるに連れ、中国は、この地に核施設、軍需工場を系統立てて移動してきていたようだ… 三国志:蜀の国の戦略を以てすれば、頷ける気がする!!!
松本から安房峠を介して高山に抜けるルートがあるが、過っては、ここも、かなり人を寄せ付け難い急峻なルートであった。これを、もっと、もっと、急峻にして大規模化した土地と判断すればよいだろう?

事もあろうに、多くの学者は、この土地柄の生い立ちについて百も承知なのである。 ご承知の方も多いだろうが、何億年単位で、大陸は離合集散を繰り返してきた。そして、再直近では、インド、オーストラリヤ・プレートはユーラシヤ大陸プレートに激突、そしてヒマラヤ山系が盛り上がったのである。
この歪みたるや尋常沙汰ではない!!! 今も緩やかではあるが、このプレート同士の食い込みは続いていて、丁度、震源地近くの汶川・秀英辺りにストレス:歪みが溜り込む図式になっていると言う…
TVでもベクトル図解していたが、想像を絶するストレスが渦巻くように中国大陸中心部に潜り込んでいる。 謂わば、地震の巣である!!!!!

我、日本国もそうであるが、地震の巣を抱えた国々は、サイエンス・国家マターの政治力で、この難問に取り組まねばならないだろう!!!
レンガ積み:オカラ建物では、また、大惨事を招く事になる!!!
似たような話がある。イラン国も地震の巣の上に立っている。ここの住まいは、日干し煉瓦を、ただ、単に、積み重ねただけの建築様式になっている。
この日干し煉瓦の積み木建物は、横揺れ振動に弱く、瞬時に崩れ去る。そして、多くの死亡者を出す。
長年の伝統文化:建築様式とは言え、本質的に考えないと、大惨事は、また、繰り返す事になる。 四川地震被災地は、当に、この建築い様式であった。

中国もオリンピック所ではなくなった。大軍事費を大幅削減してでも災害復興に当てないと、また、チベット騒動、弱者一揆が起こりかねない? 貧富の差があり過ぎる!!!
大きな政治決断が望まれる!!!

ハチンブクちゃん迄に、もう暫く時間がある…
今回の地震、大惨事には違いないが、地球46億年の間に、この数億倍もの大惨事が数え切れない程発生している・・・生きると言う事は、実に難解な事だ!!!
それは、何だったのか?少し講釈を書き綴ってみたい・・・ 
知らないよりはマシ?だろう?    


     『 無念? 』

2008-05-18 22:11:45 | Weblog
                


今日は、朝からTV政治討論を、そして、金稜辺を横目で見ながら赤松の緑摘みをした・・・
どうしてもオカシイ?
先日のあの光景には出会えないのである。  
悔しいので、場所を変えて見た。離れの裏、「ロスもどきの飼育箱」を置いてある軒先に持って行った。 y和尚さんから、日なたより半日蔭の方が、仮に居ついた場合、巣盤が解けなくていいと…と言われたからである。
そして、今晩、y和尚さんから、電話がきた。「その後、どうか?」と・・・
「無念、来なくなった!!!」と、和尚さん曰く、「多分、分蜂、蜂玉になり、即、回収されたのだろう?」と・・・ 何となく頷けた?
無念!!!     

こんなアルバイトをしながら、緑摘みを続ける・・・
11時に電話がきた。 「ウグイ」、次のLotが入荷したと言う!!!
諏訪のウー(U)さんとOさんに電話を入れたのは言うまでもない。
Oさんは、東京在住!!! 急に連絡しても来れる訳がない!!! 来週の土曜日の早朝、取りに行くことにした。
Uさんとは、5時に…
高速を飛ばし、貰って来たのは言うまでもない。これで、一応、目標20㎏の「ウグイ」が手に入った。 一夏~秋、この「ウグイ」で遊ばして貰える事になる…   
最近、何だか、急に忙しくなってきた。おまけに、町の行事が目白押しだ!!! 球技大会、ふれ健、祭典実行委員会等々、6~7月、やたらと忙しい。

その後、「ロスもどき飼育箱」の変異は見られないが、相変わらず、日中になると“ヘボ”ちゃん達、バァーバァーやっている・・・
砂糖水、蜜蜂の絞り粕を舐めながら生き永らえている・・・
こんな光景をよそに、今朝、家の軒を次から次へ、穴探しをしている“ヘボ”ちゃんを見た。 「アシナガ蜂」も営巣を始め出した。
今年こそ、yの屋敷内に営巣してくれる事を祈るばかりだ・・・  
それにしても、「ヘボ」ちゃん、間違いなく動き出した事は明らかだ!!! 
愈々、シズンインか???   

     『 ウウン? どうしてだろう? 』

2008-05-18 00:49:30 | Weblog
                


どうしてだろう? 2日間続けてきていたニホンミツバチ、今日、手薬煉を引いて待ち望んでいたが、終ぞ来なかった?
どうしてだろう?
y和尚さんの話を総合すると、段々に数を増し、来る筈だったが、終ぞお出で遊ばされなかった!!!   
何故だろう?

金稜辺の茎を切り出し、水揚げを良くしたりして、手薬煉を引いて狙っていた。
が、終ぞお出で遊ばされなかった!!!

それにしてもピタッと来なくなったので、少々、ガックリきた・・・
少し気長に待つとするか?
実は、こんな事を夢見ていたのだ…

     『 ギョエ~~~、早くも!!! 』

2008-05-17 01:02:17 | Weblog
                


ギョエ~~~!!!!! オッタマゲー!!!    

昨日の夕方の事である。
赤松の緑摘みをしながら、何の気なしにY和尚さんが用意してくれた金稜辺を見ると、居る居る!!!    ニホンミツバチが3匹も来ていた!!!     そして狂ったように金稜辺の花にしがみついていた!!!  
そして、近づくと、yも金稜辺モドキと間違え、纏わり付いて来る。。。
話には聞いていたが、これ程反応は早いとは想像すらしなかった。    

面白い事に、“ヘボ”嫌いの上さんが興味を示す??? ウウ~~~ン?    
和尚さんの教えの通り、ネットを被せる事にした。
洗濯ネットを被せる、が、これを被せるとどういう訳か?寄り付かない?
外すと、グチャグチャと纏わり付いて来る!!!
どうやらネットが密過ぎるようだ? 玉葱のネットを見付けて貰った。 これを被せる頃、もう6時近い、ニホンミツバチの活動時間帯を過ぎていたようだ。

今日、この反応を見たかったが、急にタラの芽取りを思い付いた。 9時、出立したが、この時は、まだ、蜜蜂はお出で遊ばしていなかった。

今日の山は日照りもよく、暑かった。 ここ数日寒い日が続いたので、タラの芽はダメかと思ったが、寧ろ、収穫が遅いくらいで、殆ど葉が開いていた。でも、まだ、十分食せる範囲だ。
小さな虻に顔を食いつかれながら、悪戦苦闘、500本の上取ったであろうか?
老い耄れ爺が背負うには、少し、荷が重過ぎた。 なんとか、フーフー言いながら背負い上げ、車の所に戻ったのは2時だった。
そこで、ムスビを2つ齧り、幾分、元気を取り戻した。      
家に辿り着き、収穫のタラの芽を広げ、蒸れを防ぐ。そして、アルチュウハイマー病がはじまる。ビールの美味かった事、美味かった事!!!!!
体は、ボロボロ、クタクタ!!! 其の侭横になった。   1時間近く寝たであろうか?

気になっていた金稜辺の蜜蜂は?と、上さんに聞くと、「4~5匹来ているよ!!!」との事だった。どうやら、カァーちゃん、ニホンミツバチに、大分、関心があるらしい?   

この事を、昨晩、Y和尚さんに報告した。
和尚曰く「病気を移す気持ちはないが、面白いダショウ!!!」と・・・
「うんうん、オモシレ~~~なぁー」と、y…
働き蜂を誘い込むノウハウも教えて貰った。   
Kanai師匠からも同様の激励、お誘いノウハウが飛び込んできた。 オイオイ!!!!  本気にさせる気かい?  

明日は、また、赤松の緑摘みをやる予定。この金稜辺騒動、ジックリ観察出来そうだ!!!       どんなハプニングが待ち受けているだろうか?


     『 “ヘボ”ちゃんの餌:ウグイ 』

2008-05-15 21:30:51 | Weblog
                


昨夜、遅くに、頼んでおいた“ヘボ”の餌:「ウグイ」が僅かであるが入荷したという連絡があった。   
善は急げで、受け皿ユーザーの手当を・・・
Oさんには昨年の内から頼まれていたので、第一優先で考えねば…、だが、土日までには、時間があり過ぎる…  出来るだけ取立てを斡旋してやりたい。
今回は、地元で処理する事にした。      で、師匠に電話!!!
二つ返事で、来る事になった。

今日、彼のキャデラック型ランクルに乗って貰いに行って来た。   
yは、漬物樽!、彼は、越冬用に使うグリーンボックス2個を用意しての出立だった。
高速を降り、ウロ覚えの道を突っ走る…、正直、辿り着くまでの道順、自信がなかった。が、うまい事、一発で辿り着けた。
伏流水の川を覗き込むと、籠の中に「ウグイ」がスイスイ泳いでいた。      二人で、これだな?と・・・   
奏功する内にお上さんが畑から帰って来た。そして直ぐ様掬い上げてくれた。
腹が赤く婚姻色に変わった、上々の「赤魚」!!! 昨年より粒が揃っていた。

輸送手段の差を感じた。 
家に着くと、yの樽は、酸欠なのか?水温が上がったのか?半分以上樽の水面に浮いていた。が、師匠のグリーンボックスの「ウグイ」は、総て、元気に泳いでいた!!! その秘密は、カンカン氷にしたペットボトルを入れていた。それに、グリーンボックス、温度上昇がないのかも知れない?
知恵の差を感じた!!!
yの所は近距離なので、どうでもいい事かも知れないが、一寸、遠距離になると、Kanai方式の方が遥かにいいだろう!!!   

取敢えず、今日は、10㎏入手したが、近々、次のLotが入る? まだまだ、「ウグイ」は、走り!!! 次回は、Oさんに回してやらなくては…  もうチョイ、待ってね・・・

この魚の餌としての効用については、また、近日中に解説してみたい…     

     『 蜂狂オヤジ達がやってきた!!! 』

2008-05-15 01:14:48 | Weblog
                


日を追う毎に四川省他の内陸型大地震、凄まじい大惨事である事が明らかになってきた!!!    
 yの駄洒落本:「 shy the Vespula… 」の第1章で、地球46億年の生い立ちを記したが、この時、地球の莫大なエネルギーの存在と想像を絶する天変地異が何億年となく繰り返されてきた事を知った。
これらの天変地異を潜り抜け、今日、この地球上に、人間も含め、動植物が存在している事自体に神秘さを感じさせる。  
確率的に見れば、今日、動植物が存在している事自体不思議でならない!!!数億分の1の生き残りだったからである!!!  
地球46億年の歴史を紐解くと、今回の地震等、まだまだ、軽チン事変と言わざるを得ない!!! これから、もっともっと大事変が起こり得る可能性を秘めているのだ!!! このことを肝に銘じて、これからの諸行動が望まれる!!!
被災者の方々にはお悔やみを申し上げる次第であるが、これをいい薬として、今後の諸行動の対応が望まれる。 
言うなれば、地球活動のエントロピー(エネルギー消費のカス)の捌け口を常に想定した行動:政治、経済、日常活動をしていかねばならないと言う事を示唆しているのである。

さてさて、今日は、午前中、雨の予報が出ていた。 こういう日は、外の仕事は出来ない!!! 
で、yのサテアンの「イワチドリ」が見頃を迎えているので、蜂狂:Kanai師匠、Yamaguchi和尚さんが「見てみたい!!!」と言う事で、やって来た。
言うなれば、「イワチドリ」観賞なんて二の次!!!どうでもよいのである! 蜂談義がメインに決まっている!!!     
こうなるのは最初から判り切っていた。 今日の話題は、和尚さんのニホンミツバチの北信流が90パーセントを占めていた。

先ずは、和尚さんの蜂蜜から始まる。
そして、ロイヤルゼリーを持ってきてくれた。和尚さんは、「これを舐めて見ろ!!!」と言う…
初めて食したが、美味いような不味いような?何とも得体の知れない分泌物であった。蜜蜂の♀は、これを食すと女王蜂になれる体力を有すると言うのだから、余程の餌に違いない!!!   
yにプレゼントしてくれた金稜辺が、花にならず葉芽らしいので、ワザワザ、花を持参し、蜜蜂の誘因手段まで講じてくれた。    
こうなると、明日から、また、緑摘みをしながら蜜蜂誘因の遊びが出来そうだ!!!
と、言う事は、y、段々に和尚さんの策に嵌りつつあるのかも知れない?  こりゃー豪い事になるぞ?
二人の話を聞いていると、蜂狂でなくても、ツイツイ、引き摺り込まれる!

蜂の話ばかりではない!、師匠に「蟲の目カメラ」を押し付けた!!! アハハ…
これで、yばかりでなく、2系統の「蟲の目画像」が得られる事になった!!! シメシメ!!!    
何を隠そう。この1年間で、“ヘボ”ちゃんの面白い生態を「蟲の眼レンズ」でかなり撮ってきた。 自分で言うのも変だが、これ等の中には、貴重な画像も含まれている・・・
と、言う訳で、2系統サプライのメドが立ったのである!!!    勿論、ノウハウは無償支給だ!!!  いいのケェ~~~   

明日は、“ヘボ”ちゃんの餌:「ウグイ」について書いてみたい。

     『 ワヤについて考える・・・ 』

2008-05-13 23:26:04 | Weblog
               


毎年の事であるが、赤松の緑摘みをしていると必ず「アシナガ蜂」の初期創巣巣を見付ける!!! 
ご多分に漏れず、今日も見付けられた。   
芽摘みやヒネっ葉を取る度巣は揺れるのだが、「アシナガ蜂」は、攻撃するでもなく、飛び去るでもなく、必死に巣を守っている・・・
見ていて、本当に可愛いと思った!!!     
今日の題材にもってこいの画像である。。。

狩り蜂の仲間は、「アシナガ蜂」を除けば、一般にスズメバチ類は、必ず、巣盤を守るためのワヤを形成している。
「オオスズメバチ」と雖もワヤを形成している。
が、しかし、備に観察すると、「オオスズメバチ」「チャイロスズメバチ」「モンスズメバチ」等は、ワヤの底辺部が解放されている。 詰り、巣盤の一番下の棚は、露出しているのである。俗に、オープン・タイプである。
一方、「ヘボ族」「キイロスズメバチ」「キオビホウナガスズメバチ」等は、ワヤが閉じていて、露出部はない!!!
これは、何の違いだろうか?
過って、蜂仲間で議論した事があった。大方の蜂狂で一致した見解は、「俺達は、強いんだゾ~~~、掛って来るなら何時でも掛かって来い!!!」  と、言うのは、「オオスズメバチ」を筆頭とする大型の強力スズメバチ軍団である。
一方、「ヘボ」ちゃん、「アカンバチ」等はオドオドした所がある。で、長い間の知恵の蓄積で、クローズド・タイプにしたのでは?      

では、「アシナガ蜂」は、どうだろう?
今日等、実に、オドオドしていた。増してや創巣初期の頃、支援部隊(働き蜂)がいる訳でもないので、それこそオトナシイ!!!
このようにか弱いハチンブクちゃんにも関わらず、ワヤ等作るでもなく、実に堂々としている。
「アシナガ蜂」は、何時、如何してこんな無防備な体制をとったのだろう?
これだけは、うまく説明が付かないのである…

それにしても多士済々、ハチンブクちゃんの世界である。だから、面白い!!!     


     『 育房について考える!!! 』

2008-05-12 23:59:05 | Weblog
                 


狩り蜂の類は、巣盤を作る際、育房は、必ず、下に向いている。つまり、幼虫は、逆さになっている。こんな事は、誰でも知っているが、その理由が何故なのか?明快に答えられる御仁は少ないように思う?   
先日、Kanai師匠と長野のYamaguchi和尚さんの所へニホンミツバチの北信流なる極秘ノウハウを聞きに出掛けた時の話である。

実は、蜜蜂の本物の巣内を見るのは初めてだったので、非常に興味があった。
蜜蜂の育房が横を向いているのをTV 画像で見た事はあったが、現物を見るのは、今回初めてで、現物の巣枠を見て、直感で、スズメバチとの違いの訳が頷けた。    
和尚さんの極秘テクニックは、次から次へ披露されていく!!! これが北信流内検法の神髄だ!!! 説明も要領を得ていて、実に明快だった。 蜜蜂等やらないyにも理解出来たのだ。   
その内に、分蜂抑制策を講じ出した!!! 詰り、女王蜂を産出させない手法だ!!!   
その時、ハタと膝を打つ光景に出合った。 何とナント、王台の育房は下を向いているのである!!! 
おんやァ~~~?????   
そして何故?????  
間髪を入れず素人のy、先輩師匠方Yamaguchi、Kanai氏に質問した。
暫くの間、?????・・・?????

それから昼飯になった。
桃源卿を思わせる桃畑の横でムスビを齧りながらこの「育房談義」が始まった。

狩り蜂:スズメバチ類が、下を向けた育房を作っているのは、雨対策の知恵を遺伝子レベルで子孫に伝えているのだろうと・・・  
蜜蜂は?集蜜が垂れるから育房は横を向いているのでは?と・・・巣盤を構成する育房は、集蜜でキラキラ光っていた。常識的には、横を向いていると、蜂蜜とて垂れる筈だ? なら、何故? 集蜜は、?・・・ 
かなり凝縮されているので、多分、表面張力で垂れ流しが防御で来ているのでは?と、これは、yの邪推である!!!   
ここまでは、何となく・・・そんな気がしていたが、王台が下を向いているのには、誰も明快な回答が出されなかった。
和尚さんが、女王蜂の餌:ロイヤルゼリーの話をしてくれた。そして、後で、ロイヤルゼリーを舐めさせてくれる!!!と・・・ 余り美味いもんじゃァーない!と、言っていた。
で、話は、ここでチョンになってしまった!!!    
後で、自分なりきに考えてみたが、王台が下を向いている訳は、ロイヤルゼリーだからなのか?それとも、働き蜂が、こまめに口移しで女王蜂の幼虫に餌を与えるから育房は下を向いていても構わないのか?等と・・・
純のロイヤルゼリーを舐めてみたかった。そうすると、この疑問は解けたのかも知れない?・・・   
更に、不可解な点は、王台は、皆、巣盤の下側に作られていた事だ!!! コイツも穿り出すと、“ヘボ”ちゃん同様面白しれー存在だワイ!!!

それにして、も、不可解な疑問が生じている…

これと似たような疑問に、狩り蜂のワヤがある・・・  
こちらは明日にしょう?