『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 地球の怒り? 』

2008-05-20 00:56:28 | Weblog
               


日が経つにつれ四川大地震は目を覆うばかりだ!!!    老い耄れ爺にはどうする事も出来ない。 気持ちだけのものになってしまうが、被災者にお悔やみ・お見舞いを申し上げます。

訪れた事はないが、四川と言えば、過ってOregon:Portlandに居た頃、四川料理で、大分、御厄介になった。かなり辛みの効いた味の濃い料理で、日本人に好みだった。
また、四川省と言えば、雲南省と並ぶ“ヘボ”の産地と聞く!!! 故松浦先生の著書に依ると、“ヘボ”発生の地は、ヒマラヤ山系のここいららしい?
時間が経ったので、今はどうか知らないが(昨今は、ニュウジランドから60トンの輸入を・・・と、聞く)、過っては、四川・雲南省辺りから「キオビクロスズメバチ」の蜂の子が冷凍もしくは甘露煮で輸入されていた…と、言う。。。
我々蜂狂にとって、満更、知らん振りをしていてよい…と、いう、土地柄でもないような気がする?

昨今、上空からのTV画像によると、ヒマラヤ山系を形成した皺とも言うべき急峻な峡谷が連なっている。松浦先生の御本を読み、時間が許せば、四川・雲南へ出掛けて見たいと考えてもいた。勿論、“ヘボ”ちゃんのルーツも求めてである…
ここには、“ヘボ”ちゃんの他に“仮面ライダーことオオスズメバチ”の宝庫と聞く!!! タカ研のHPでも紹介されていた事がある。
非常時にこんな事を書くのは非常識の謗りを免れないが、一度は訪問して見たい土地柄だった。

一頃、漫画三国志をよく読んだが、この地は、「蜀」の国に該当するのだろう?
「蜀」の国を治めていたのは言うまでもなく劉備玄得、軍師:諸葛孔明・・・
強敵、都会型の「魏」の曹操や「呉」の孫権を向こうに回し、互角以上に戦えたのもこの急峻・渓谷の山岳地帯の地の利と気象情報を会得していたからに他ならない!!!
当時から、この「蜀」の国に出入りする軍隊ですら難儀した地域で、このような立地条件が自然の要塞ともなっていたのである。
ニュウスが明るみになるに連れ、中国は、この地に核施設、軍需工場を系統立てて移動してきていたようだ… 三国志:蜀の国の戦略を以てすれば、頷ける気がする!!!
松本から安房峠を介して高山に抜けるルートがあるが、過っては、ここも、かなり人を寄せ付け難い急峻なルートであった。これを、もっと、もっと、急峻にして大規模化した土地と判断すればよいだろう?

事もあろうに、多くの学者は、この土地柄の生い立ちについて百も承知なのである。 ご承知の方も多いだろうが、何億年単位で、大陸は離合集散を繰り返してきた。そして、再直近では、インド、オーストラリヤ・プレートはユーラシヤ大陸プレートに激突、そしてヒマラヤ山系が盛り上がったのである。
この歪みたるや尋常沙汰ではない!!! 今も緩やかではあるが、このプレート同士の食い込みは続いていて、丁度、震源地近くの汶川・秀英辺りにストレス:歪みが溜り込む図式になっていると言う…
TVでもベクトル図解していたが、想像を絶するストレスが渦巻くように中国大陸中心部に潜り込んでいる。 謂わば、地震の巣である!!!!!

我、日本国もそうであるが、地震の巣を抱えた国々は、サイエンス・国家マターの政治力で、この難問に取り組まねばならないだろう!!!
レンガ積み:オカラ建物では、また、大惨事を招く事になる!!!
似たような話がある。イラン国も地震の巣の上に立っている。ここの住まいは、日干し煉瓦を、ただ、単に、積み重ねただけの建築様式になっている。
この日干し煉瓦の積み木建物は、横揺れ振動に弱く、瞬時に崩れ去る。そして、多くの死亡者を出す。
長年の伝統文化:建築様式とは言え、本質的に考えないと、大惨事は、また、繰り返す事になる。 四川地震被災地は、当に、この建築い様式であった。

中国もオリンピック所ではなくなった。大軍事費を大幅削減してでも災害復興に当てないと、また、チベット騒動、弱者一揆が起こりかねない? 貧富の差があり過ぎる!!!
大きな政治決断が望まれる!!!

ハチンブクちゃん迄に、もう暫く時間がある…
今回の地震、大惨事には違いないが、地球46億年の間に、この数億倍もの大惨事が数え切れない程発生している・・・生きると言う事は、実に難解な事だ!!!
それは、何だったのか?少し講釈を書き綴ってみたい・・・ 
知らないよりはマシ?だろう?