『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 全球凍結!!!と 迷子石 』

2008-05-21 23:35:13 | Weblog
                


今日は、地球が形成されるまでの流れと、地球の全球凍結につて書いてみよう!!!   

太陽に近い金星は温度が高く、水は蒸発してしまった。この原始の海は、地球と他の惑星との決定的な違いになっている。そして、海水の存在は、地下深部で玄武岩(げんぶがん)が溶融する時、海水と反応して花崗岩(かこうがん)の地殻(陸地)を形成した。花崗岩は水分が無いと出来ない。そして、43億年前になると地球の周りに原始の大気が生まれた。原始の大気は二酸化炭素と水蒸気で構成されていた。(現在の大気は窒素80㌫、酸素20㌫である)
原始の海、大気が出来、次は、生命の誕生へと・・・勿論、海水の中での事である。
約38億年前、海中に溶けた硫化水素で生息する原始生物(バクテリヤ)が出現した。
これ等の化石はアフリカやオーストラリヤで発見されている。
30億年前には二酸化炭素を原料に光合成を行う生物が、28億年前になると原始の藻(そう)類が登場した。また、この頃、地球の中心部では対流が起こり、磁場が形成された。
そして、19億年前には超大陸が出現した。こうして、藻類等の植物が繁茂し出すと、大気中に酸素が拡散し、細胞生物が出現した。こうして、海水や大気中の酸素の量が濃くなると酸素を消費する動物が出現した。
これは、先ず、海の中からだった。
此処で、どうしても全球(ぜんきゅう)凍結(とうけつ)の話をしておかなければならない・・・全球凍結は2回起きている。
22億年前と6億年前である。-50℃と言う超低温に曝(さら)され、地球全体が数百万年に亘りカチンカチンに凍り付いてしまった。これは、動植物にとっては致命的な出来事だった。 しかし、どう言う訳かこの全球凍結の大氷河期を乗り越えた後、生物の大型化が進む・・・
この全球凍結が無かったら生物は微生物のまま今日に至っていたであろう・・・と言う学説が、今日(こんにち)、一般的である。全球凍結についてもう少し説明したい。
全球凍結は何故生じたか?こんな背景があったとキャスティング博士は推測している。
6億年前の地球は、微生物である①.エリデン耗虫(もうちゅう)、②.光合成生物、③.メタン菌がバランスよく存在していた。メタン菌は、メタンガスを大量に発生させ、地球を包み込み、穏やかな環境を保っていた。所が、光合成生物が繁茂し過ぎ、O2の極端な増加に伴い、この三者のバランスが崩れ出し、メタンの消滅が始まった。ここからの地球の悲劇が始まる。即ち、地球の冷却化だ・・・長い年月で地球は完全に凍結してしまった。
これが全球凍結である。現在、全球凍結の証拠が世界、彼方此方(あちこち)にある。
例えば、①.アメリカ・NYのマンハッタン・セントラルパークの迷子石(まいごいし)、②.赤道直下、アフリカ・ナムビアの畳(たたみ)一畳程の迷子石等は、当時、氷河が全然違う場所から運び出してきた石の証(あかし)である。若い頃の話になるが、過ってNY シティーに駐在した事があった。セントラル・パークへよく出掛け、この迷子石を見た事がある。 大氷河が長い年月を掛け運び出して来たものである!!!    
全球凍結という途方もない天変地異に比べれば、今回の地震等ほんの屁みたいなものだ!!! これからも縷々述べるが、宇宙、太陽、地球は、今も大活動中で、これからも想像を絶する天変地異が予測出来るのである!!! 依って、それ相応の備えを考えておかねばならないのである。    これこそが世界中の政治家、科学者が導く王道ではないかと考える? 天災と人災は、紙一重で、常に、同居している!!!



     『 地球の誕生・・・ 』

2008-05-21 00:07:58 | Weblog
             


少々、堅い話が続くが、関心のない方はスキップされるがいい…    
今回の四川地震やミャンマーのサイクロンを知るにつけ、やはり、起こってしまったか!!!の念は拭えない。また、石化燃料燃焼による人為的温暖化が急速に進んでいる。昨日今日、東京を襲った異例ともいえる5月の台風並み低気圧、これも温暖化に依る兆候と見る学者が多い!!! このような卑近な例を見てくると、地球生い立ちの仕組みにつて、ちょいと、触れざるを得ないのである。   

 地球の御歳は46億歳だという。。。
地球に関する研究は、此処20~30年間、深海洋掘削調査、惑星探査、コンピュウター解析等で急速な進歩を遂げ、これまでの常識を覆す新事実が次々と明らかになってきた。先ず、『地球の誕生』の歴史を見てみたい。
我々の宇宙は130億年前に誕生したと考えられ、今も光の速さで膨張し続けている。
そして、地球は太陽系の出現と共に46億年前に誕生したという。
太陽を中心にガス状の星雲(せいうん)が凝縮して大小のミニ惑星が生まれ、惑星間衝突を繰り返し現在の太陽系が生まれたと言う。当時、惑星の数は今より遥かに多く、数十個のミニ惑星が地球の周りを回っていた。地球はもともと小さな惑星で、現在の1/10程度…だが、軌道を逸脱したミニ惑星が次から次へ衝突、ミニ惑星を10個も取り込み、次第次第に大きくなった。後に詳しく述べるが、この大きさは、他の偶発的な要因も含め生物が住み着くのに丁度良いサイズだった。
因みに、地球の周りの惑星の衝突合体は、水星1~2個、金星10個、火星0個と言われている・・・即ち、衝突(しょうとつ)合体(がったい)回数の多少で惑星のサイズが決まった。   
小惑星や隕石(いんせき)を取り込む度にその衝突エネルギーで地球の表面は数百度~数千度に熱せられ、マグマの海が地表を覆っていた。初期の地球は火の玉だったのだ。
何と、このようは大衝突が10回も繰り返されてきた。想像を絶する現象だった。
しかし、43億年前になると地表は100℃以下に冷え、水蒸気爆発した海水が雨となり、来る日も来る日も雨、雨、雨・・・また、雨、これが何と2000万年も続いたと言う・・・
この雨で原始の海が出現した。半径6400kmの地球の表面に、厚さ4kmの薄い水の膜が出来た。この頃、まだ、陸地はない・・・地球に近い火星にも原始の海があったらしい? しかし、この水を保持するには引力が小さ過ぎ、直ぐ、消滅してしまった。