『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 プルームテクトニクス(地球変動のメカニズム) 』

2008-05-31 22:34:32 | Weblog
              


昨夜は、家を建ててくれた棟梁爺と一杯やり、12時近くになって家に辿り着いた。
眠いやら、頭朦朧?やらで、ツイツイ、カキコ、サボっちゃった。   
昼、オトットキのシーンを見ただけにヘボちゃん情報を発信したかったが・・・この状態では、無理だった。
実は、まだ、後2時間ばかり手を入れなければならない松がある。この作業をしながら、朽木へ行ったり  、咲き始めた夏櫨に行ったりで  、芽摘み作業なんか、捗る訳がない!!!    
それと言うのも、夏櫨でいいもの見たからねネェ~~~   
これにはワンサカ蜜が出ると見え、コガタスズメバチ、アカンバチ、それに待望の“ヘボ”ちゃんまでもが来ていた。
何れも、まだ、娑婆が怖いと見え、カメラを近付けると、直ぐに逃げてしまう。
後、4~5日もすらば摺れて来るだろう?

で、“ヘボ”ちゃんだけは、絶品の画像を撮ったからねぇ~~~  
画像ブログ:「蟲の眼の世界」に載せておこう!!!!! 立ち寄ってね・・・
これからは、頻繁に、このような光景が見られるだろう?

さて、連載物も、益々、難しく、だが、核心に入って来た。今夜は、地球変動のメカニズム:プレートテクトニクスについて触りを・・・       


 4. プルームテクトニクス (地球変動のメカニズム)
それではプレートを動かす原動力は一体何なのだろう? 潜り込んだプレートは何処に行くのだろう? また、ホットスポットはどうして存在するのだろう?
ここで、地球内部構造のメカニズムを調べて見たい。
 我々は病院に行くとよくCT(コンピュウターライズド・トモグラフィー)スキャンのお世話になり、頭蓋骨(ずがいこつ)や内臓を輪切りにして、病巣を見つけてもらう事がある。CTスキャンのお陰で病気の早期発見がたちどころに判るようになった。これと同じ原理で地球の内部を透視する技術が『地震波トモグラフィー』である。名古屋大学の研究グループは、10年がかりで、地震の縦波(たてなみ)の伝達速度の違いを利用して、地球内部の温度分布を調べてきた。それに依ると、マントルの構造は今まで考えてきたほど単純なものではなく、冷たい物質や温かい物質が柱状になっている部分が彼方此方(あちこち)にあり、中でも、高温物質の巨大な上昇流:スーパープルームが、ハワイやタヒチ、アフリカの真下にある事が発見された。同時に、冷たい下降流:コールドプルームが、中国の直下と南米大陸の真下にある事も判った。
既に、4億年前、超バンゲア大陸が出来、2億年前、これが分裂し、現在は総ての大陸がユーラシア大陸に向って移動している事は述べた。
最近の研究で、大陸の離合集散は、このスーパープルーム、コールドプルームが深く関わっている事が判ってきた・・・
アフリカ・スーパープルームは、アフリカ大陸と南米大陸を裂き、太平洋スーパープルームは、太平洋を誕生させ、現在、海洋プレートを突き抜けたホットスポットは、ハワイ諸島やタヒチの島々を形成している。
では、スーパープルームとコールドプルームは何故起こるか?マントル対流に乗って移動するプレートは、例えば、太平洋プレートがユーラシア大陸の下に潜り込んでいるように、自らの重さで次第、次第に沈んで行く。そして、上部マントルに沈み込んだプレートの先端・玄武岩は、熱変成によって更に重い変成岩(エクロジャイト)に変わる。
エクロジャイトは、その重さでプレートを更に引っ張り込み、上部マントルと下部マントルの間に蓄積されていく。そしてある程度溜まると落下する・・・落下している場所は決まっていて、中国と南米の真下、つまりコールドプルームの位置にある。