『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

『 アメンボ、モドキの呑みっぷり・・・ 』

2006-07-24 22:38:46 | Weblog
   

朝、昆虫酒場に行くと、砂糖水のお皿はカラカラ・・・
早く砂糖水を呉と・・・とyの周りに催促に来る・・・
皿を綺麗に洗い、注いででやると、競争だ!!!
見る間に黒ダカリになる・・・
中には、愉快なヤツが居る・・・アメンボのように足を広げ、浮力を付け、そして呑む・・・呑むと言うより、腹をタンクにして砂糖水を思いっ切り注ぎ込み、『く』の字のようになり巣へ運ぶ・・・
そして、口移しで剥けたばかりの幼い成虫(飼育係)に渡し、また、舞い戻る。
これを何度となく繰り返す。
自然界では、アブラムシのケツに出る排泄物:甘露や花の蜜等が重要な栄養源だ・・・

最近、働き蜂の数が級数的に増え出したので、砂糖水の消費量も急速に伸び出した・・・
思うに、鶏肝やウグイ等の肉類より、寧ろ、此方の方を好んでいる感じだ・・・     

『 ニュウ・フレンド 』

2006-07-24 16:32:13 | Weblog
    

昨日取って来て埋けたニュウ・フレンド:『キイジス(キオビクロスズメバチ)』は、朝から活発に活動し出した。
較べてみると『シダクロ』より一回り大きい・・・
この子等が、今、活発に餌取りし出しているので、餌を十分に食べると更に体が大きくなる・・・ そして飛翔力が上る・・・

見ていると、結構、好奇心が強い・・・
先輩格の『シダクロ』の出入り口に入り込み、イザコザを起こしている御仁もいる・・・こういう時、入り口付近は、『シダ』の攻撃蜂でゴッタ返す・・・
朝から砂糖水、赤魚、鶏肝にも来ていた・・・
心配なのは、お盆頃から9月に掛けての残暑である。
これを乗り越えられれば、秋口まで持つ・・・

近くにモデルさんが来たので、これから折に触れて、こいつ等の習性、活動シーンを紹介したいと思っている・・・
飼育箱は、故・加藤さんからyの駄洒落本『ヘボ談義』のお礼に頂いた桧の刳り貫き丸太に入れてみた。
この刳り貫き丸太の御殿、後日、紹介したいと思っている。
『キイジス』は、こういう家屋が大好きだ!!!

『キイジス』は、結構、独占欲が強く、餌場をコイツ等だけで固める光景をよく目にする・・・
この黄色と黒の衣装、結構、目立ち、何となく貴婦人に見える・・・
yが、冗談交じりに『高原の貴婦人:「キイジス」』と『極楽蜻蛉の昆虫日記』で書いたら、ドクターからお褒めの言葉を頂いた・・・
『蜻蛉の爺、これピッタリの呼び方だよ・・・』と・・・
子供の頃から、この『キイジス』には、別格の愛着があり、見付けるのが最高の喜びだった。生まれ育った八ヶ岳山麓には、コイツが、稀に生息している・・・
故に貴重な存在だった。