『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

『 今年の巨大巣・・・ 』

2006-07-06 23:43:52 | Weblog
 

昨日の続きをもう少し・・・
本当に、『ヘボ』ちゃんの嗅覚には驚かされる・・・ こんな事が、度々、ある・・・
何時だったか、白馬の杉・桧林で蜂追いをした事があった。
普通、杉や桧の林は鬱蒼として薄暗い・・・
道端に、転々と餌を撒いていった。
どの餌にもパラパラとヘボが付いた。
中で、5~6匹付いた餌があった。
そこで飛ばすと、スルスルと高く舞い上がり、僅かな空間から抜けて、20~30mもある桧の梢を越えて行く・・・
どうやら、通い道は、杉・桧の梢の上らしい・・・ 度肝を抜かされた!!!
この僅かな空間から、下界の匂いを嗅ぎ分け降りて来てきたのだ・・・
この時ほど彼等の嗅覚の感度のよさを知らしめられた事は無かった。
餌からの僅かな匂いの上昇気流を感知し、伝え降りて来たのだろう・・・
此方も然る者、3~400m離れた空間に出て、吹き上がっている巨大巣を透かしで仕留めた・・・
こうなると知恵比べだ!!!
それにしても、彼等の嗅覚の感度の良さには驚かされる・・・

今日は、一昨日、夕方近く、ヘボがある方向に飛んだのをからかって見る事にした。
餌を転々と撒き終わり、逆戻りし始めると、たった1だけの餌に2匹も付いていた・・・ ヤッター・・・もう、見つけたようなものだ。
早速、色付けをした。間違いなく2匹だった。
2分ソコソコで帰ってくる・・・ 締めたァーーー
1発目は、方向を・・・
2発目で、高所から落ちるのを確認した。ハハァーー、あの辺だナァーーー
3発目、60mほど持って出た。其処で放すと、目の前へ現着・・・
いとも簡単だった!!!
時計を見ると、9時半。
それからがいけなかった。ヘボちゃんは、全然、付かない・・・
たった、1匹付いたのは先週見付けた巣の方角へ・・・

結局、4時まで、音沙汰無だった。 
仕方なく、先週見つけた巣を掘り上げる事にした。
警戒蜂50匹は出ただろうか? 今にしては巨大巣だった。
丁度、大きいソフト・ボールサイズ・・・
警戒蜂も多い筈だ・・・
これは、山の飼育箱に活けてきた。 来年の種蜂にだ・・・
多分、この巣も、昨年の子孫だろう?・・・
飼育箱から100mの距離だった。   

掘りながらの撮影、フラッシュの焚き方が悪く、ピンボケ・・・ナンジャイ、ヘタクソメ・・・ 
まぁー、無いより益しか?