『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

『 雨が上がったので・・・ 』

2006-07-25 22:25:39 | Weblog
      

午後になったら、本降りの雨が上がった。
薄日も射してきた・・・
慌てて、魚の皮を剥き、近くの山に出掛けた。 蜂狂っちゅうもんだ!!!
もう、3時を廻っていたので、餌も少なめにした。

付け出すと間も無くチンチクリンの子蜂が、魚の汁を吸っていた。
まだ、餌を半分も付けてなかった。
方角だけ取る事にした。
烏賊団子の紙縒りに付けてみると、『ナイキ』のマークは、『軍』だが、羽音は『ピンコロ』だった。
一寸、ガックリ・・・   
飛ばすと、上手い具合に急坂を駆け上がって行く。急坂は浅いので、直ぐ、其処だと判った。帰りも早い・・・
兎も角、残りの餌だけ付ける事にした。

餌を付け終わり、急坂を駆け上るのは難儀なので、見失った方角に5本ばかり餌を吊るした。
もう、直ぐ、付いた。難無く2回でゲット・・・  
長雨の所為か、心なし通いがイマイチ・・・ でも、ちゃんと通っていた。
他の餌20個ばかりには、何ら反応がなかった。
もう、5時を廻っていたので、帰る事にした。

思うに、雨上がり、『ヘボ』の付き方が悪いと言うが、これには、訳がありそうだ・・・
今日もそうだったが、雨上がりは、80~90㌫以上の湿度だろう。
何となく空気が淀んでいる。重たい!!!
昨日使った新聞紙を、敢えて、使ってみた。昨日の魚の汁が浸み込んで異様な匂い!!! 異様な匂いと言うより、悪臭に近い!!!
前々から知っているが、『ヘボ』は、この匂いが大好きだ!!!
餌の直ぐ近くにこの新聞紙の切れ端を吊るした。が、2m離れると悪臭は何処えやら??? そんなに気にならない???
矢張り・・・
空気が淀んでいる証拠だ・・・これでは、餌の匂い等飛散する訳がない。

此処からは、yの推論。
天気の良い日は、この匂いが上昇気流に乗って飛散し易い。丁度、部屋の中で線香を焚いた時、煙が糸を引いて流れるのをよく目にする・・・
これを思い浮かべれば良い!!!
そして、魚の匂いは辺りに拡散して行く。
あの広い自然界で、『ヘボ』が餌を見つけられるのは、この匂いの流れをキャッチするのだろう・・・
そして、匂いの発生源に辿り着くのだ・・・
勿論、彼等の嗅覚が優れている事は言うまでもない!!!
どうやら、雨上がり、餌付きが悪いのは、この仕組みがシャットアウトされている為だろう?
蜂狂の多くは、経験している事と思うが、太陽が出て来て、数時間もすると、淀んだ湿った空気は上昇気流に乗って飛び散る・・・
何となくベトッとした重たい空気が退くと、途端に『ヘボ』ちゃんの付きがよくなる・・・
昨年、愛称:高級官僚、Oちゃんと蜂追いに行き、この現象を目の当たりにした。。。彼と、お互い、再認識しあった・・・

締め括ろう・・・
雨上がりでも、『ヘボ』は何ら変わらず外役に出ているが、匂いの気流に上手く巡り会えないのでは? と、言う事である。
考えてみれば、あの駄々広い自然界で、点にも満たない餌を見付けるのだから神業と言わざるを得ない!!!
奴等は、匂いの上昇気流を上手く使いこなしているのだ・・・

岐阜県:付知行きの時といい、今日も、また、雨上がりの特異現象に迷い捲られた????
所で、こんな日でも、巣の近くでは、どの餌にもちゃんと来る(付く)・・・から、この推論も満更でもあるまい?  
因みに、yの飼育場の餌には、『ヘボ』がワンサカ来て、餌取りをしている・・・
彼等は、匂い等嗅がなくても、体で餌場を覚えているのだ・・・  


『 「キイジス」の家は・・・ 』

2006-07-25 09:37:20 | Weblog
    

昨日から仲間入りした『キイジス』の家はこんなです。
故・加藤名人が丹精込めて作った最高傑作です。
昨年、『シダ』を入れてみたが、最高の出来栄えだった・・・此処で剥かして、自然へ返したが、営巣したか否か、皆目、判らない・・・

今日もセッセと通っている・・・
蜂の体が『シダ』より若干大きい分、羽音に唸りを感じる。
砂糖水も憶え、『ヘボ酒場』にも来ている・・・