このブログで「夏櫨」の流蜜の優れた点については折に触れて述べて来た。
兎に角、昆虫、取り分け、「スズメバチ」族を誘き寄せる能力は、群を抜いている！！！
それだけ、良質な蜜源を持っているという事だろう！お陰で、近所住宅街にやって来た大型スズメバチ：「アカンバチ」「コガタスズメバチ」を16匹補殺した。 「アカンバチ」10匹、「コガタスズメバチ」6匹。
今日は、時間を持て余していたので、多くの時間「夏櫨」の前でに椅子を備え付け、ドッカリと座って訪問者の観察をした。
どうやら、yの近所に住み着いていた大型「スズメバチ」族は、一掃されたようだ・・・
今日の訪問者は無かった。
で、「ヘボ」ちゃんの独壇場となる！！！
此方は、寧ろ、大歓迎！！！と、言う訳である・・・
座っているからには、何か収穫を得たいのが人情！
当然の事ながらカメラを以て構えていた。 面白れ～もんで、ドカンと構えると、訪問者は、中々、現れないモノである。
時間帯にも依るが、5～10分おき位に「ヘボ」ちゃんがやって来た。
コイツの吸蜜シーンを撮ろうと！！！と、構える・・・
カメラは、重たい、Canon に Sigma の180ｍｍ望遠マクロレンズを付けて、手持ちで構える。 イヤァ～～～重い事、重い事！！！ これに、ストロボが付いている。 一般的には、三脚に据えるのが常識だが、こんなのにセットしたら写真等撮れない！！！
老い耄れの場合、昆虫撮影は、専ら手持ちだ！！！
この時期の女王蜂は、実に、神経質！！！
一寸でも動くと、逃げられてしまう。
当然の事ながら、35㎜や50㎜、100mmのマクロレンズでの撮影は難しい。 近くに寄っただけでアワワ・・・ 逃げてしまう！！！
この時期の採餌は、別格の気を使い餌取りをしている。。。 それだけ、弱い立場にあるという事だろう・・・
180mm望遠マクロレンズでも、まだ、近い位だ！ が、これを超えるようなマクロレンズ等存在しない！！！
何とか30シーン程撮れた。 一日掛かりの仕事である！！！
何故、これ程までにこの「夏櫨」に集まるのだろう？
別格良質の流蜜があるのだろう？
撮影していて、決定的瞬間を捉えた！！！
それが、Topページにも掲げた「夏櫨」の流蜜の瞬間である！
奴さん達は、これを狙って来ているのだろう・・・ 賢いもんだ！！！
こんなチャンスに恵まれたのは、「ヘボ」ちゃんのお陰！ 多分、こんな瞬間を捉えた写真家、ナチュラリストは居ないのでは？ 一寸、自分で鼻高になった気分だった・・・
そして、そして、驚いたのは、来ている「ヘボ」ちゃん達であった！！！
写真に収まって居た多くは、「ピンコロ」！！！
こんな街中に、何故？「ピンコロ」が？？？ これには驚いた！！！
この続きは、明日、解説しよう・・・