ベトナム軍隊通信グループ(ベトテル=Viettel Group)は18日、視覚障害者向けスマートフォン「スピークシム(Speak SIM)」を7月から発売すると発表した。
スピークシムは、プリペイド(前払い)式スピークSIMカード1枚とベトナム語読み取りアプリ(ベトテルスピーク)をインストールしたアンドロイドのスマホ1台を含む。スピークSIMカードは、使用期限を設けないなど優遇されている。また、ベトテルスピークの特長は、北部・中部・南部の発音を選択できる点だ。
現在ベトナムには300万人の視覚障害者がいる。彼らがスマホを使う時に困るのは、使い方を補助するベトナム語のアプリがなかったことだ。ベトテルのフン・バン・クオン副社長は「スピークシムは、ベトテルが目指すサービスのパーソナル化を具現化したもの。顧客の個別の需要に応えていきたいと考えている」と語った。
ベトナム視覚障害者協会のカオ・バン・タイン会長は、スピークシムを視覚障害者の生活を助ける優しい製品と高く評価した。
スピークシムは全国のベトテル販売店で取り扱う。詳しくはベトテルのウェブサイト<http://vietteltelecom.vn>またはサービス案内<198>番へ。
ベトナム軍隊通信グループ(ベトテル=Viettel Group)は18日、視覚障害者向けスマートフォン「スピークシム(Speak SIM)」を7月から発売すると発表した。
2015/06/24 日刊ベトナムニュース