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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「障害者福祉の父」生誕100年 糸賀一雄の功績たたえる 滋賀

2014年03月29日 02時21分47秒 | 障害者の自立
 ■あすから栗東で記念式典

 知的障害児施設「近江学園」の設立に力を尽くし、「障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄さん(1914~68年)が今年で生誕100年となるのに合わせ、栗東市の栗東芸術文化会館さきらで29、30の両日、記念式典が開かれる。サックス奏者、坂田明さんと障害者らで構成するダンスグループのパフォーマンスや、式典のためにつくられた歌の披露などがある。

 県や福祉団体などでつくる実行委員会が主催。昨年から糸賀さんの功績を紹介する資料展示などさまざまなイベントを展開してきた。記念式典はそのフィナーレを飾る。

 29日は、歌手の小室等さん監修の県民が参加するライブパフォーマンスがある。坂田さんのサックスによる即興演奏に合わせ、障害者らで構成するダンスグループが演技を披露。栗東市の児童生徒らが所属するジュニアオーケストラと障害者らの合奏などもある。

 また、詩人の谷川俊太郎さんが作詞、小室さんが作曲した「ほほえむちから」を参加者で合唱する。

 坂田さんは「障害者と健常者が一緒に何かをやる場があることが大切。そういう思いが伝わるものにしたい」と話している。

 30日には、障害者福祉に尽力した人に贈られる「糸賀一雄記念賞」の授賞式などが予定されている。

 詳しい問い合わせは、県社会福祉事業団((電)0748・46・8100)。

2014.3.28 02:40 MSN産経ニュース

障害者・人権団体が人権委の国連報告書歪曲を糾弾

2014年03月29日 02時14分51秒 | 障害者の自立
3月10日、国家人権委員会(以下 人権委)が国連人権理事会に提出した報告書が事実を歪めているとして問題になっているが、 障害者・人権・市民団体は人権委が人権を守る役割を果たさず、嘘を続けていると糾弾した。

「国連人権理事会で嘘!嘘!嘘!を並べ立てた国家人権委糾弾記者会見」が3月25日午前11時、 人権委の前で国家人権委員会取り戻し共同行動(以下 人権委共同行動)、全国障害者差別撤廃連帯などの主催で開かれた。

この日の記者会見の参加者たちは、人権委が報告書で2010年の占拠座り込み当時、電気、暖房、エレベーターを切るなどの人権侵害事件を隠しただけでなく、 障害者権の活動家が暴力をふるったと描写し、韓国社会の重要な人権事案の陳情を棄却したり処理を遅延したにもかかわらず、 きちんと陳情を処理してきたという内容などを糾弾した。

当時、人権委の占拠座り込みに参加したソウル障害者差別撤廃連帯のムン・エリン活動家は 「電気も暖房も切れ、エレベーターも止まり、重症障害者8人が寒さに耐えていたが、そのうち半分が応急室に運ばれた」とし 「私たちの何が悪くてこれほどまでしたのかわからない。 私たちの人権をきちんと守れない人を更迭しろと要求するのが、そんなに問題だったのか疑問」と指摘した。

ウ・ドンミン烈士追悼事業会のイ・ウォンギョ会長は 「過去のどの政権も、障害者が人権委を占拠したからといって、電気を切ったり人権を弾圧したりはしなかった」とし 「しかし李明博(イ・ミョンバク)政権以後、人権委は政権に服従する時だけ人権を保護する政権の専有物に転落したのではないか」と指摘した。

イ会長は「占拠当時、重症障害者8人は数えきれない程多くの人権侵害を受けったが、人権委は厚かましくも国連人権理事会に言い逃れの内容の報告書を提出した」とし 「歴史的な真実は、いつかは明らかになるだろう。 真実が明らかになるまで私たちが見守り、最後まで戦い抜く」と声を高めた。

密陽765kv送電塔反対対策委員会のイ・ギェサム事務局長は 「密陽で人が死んで、遺族と住民による追慕空間を作ってくれという要求に、警察は暴力を使った」とし 「しかし人権委は警察の暴力は黙認して、密陽市と交渉して私たちが臨まない追慕空間を確保し、報告書にはきちんと交渉したかのように糊塗した」と叱責した。

イ事務局長は 「最近、人権委は、おばあさんたちの被害の証拠がなく、老人を保護するために警察が工事現場を守っているのは合法的だと棄却を決定した」とし 「50人を越える老人が警察の暴力で病院に運ばれたのが合法的なのか訊ねたい。 まだ人権委には陳情事案がたくさん残っているのに密陽住民を二回、三回と殺していることに黙っていない」と声を高めた。

国連人権委員会の25次セッションに参加した参与連帯国際連帯委員会のペク・カユン活動家は 「人権委は理事会で、人権擁護のために取るべき態度で誠実に答えず、如何に多くの陳情を処理したかだけを述べ、弁解を続けた」とし 「このような発言を聞いた外国のNGO活動家も韓国の人権委は政府よりも深刻ではないかと憂慮した。 今回の理事会で人権委が見せた態度は国家的な恥さらし」と明らかにした。

ペク活動家は 「理事会は、人権擁護のために多様な関係者が協力して補完する場で、防御的態度を見せる場ではない」とし 「人権委は特別報告官の勧告により、人権擁護者の信頼を回復し、深刻な人権侵害に対応しなければならない」と要求した。

続いて参加者を代表して、想像行動障害と女性マシルのキム・グァンイ代表が 人権委共同行動など約200の人権市民団体による共同声明を朗読し、記者会見を終えた。

人権委共同行動などは声明書で 「2008年の保守政権発足以後、政府は人権委が最低の機能も果たせなくして、 玄炳哲(ヒョン・ビョンチョル)委員長をはじめとする無資格者の相次ぐ人権委員任命で、今や人権委は人権救済機構ではなく人権侵害弁解機構に変わった」とし 「人権委は真実を歪めず、自分の誤りを直視しなければならない。 玄炳哲委員長をはじめとする無資格人権委員はこれに謝罪して直ちに辞任しろ」と要求した。

記者会見を終えた参加者は、午後1時に人権委に △人権擁護者権利保障のための国家人権機構の役割 △2010年に座り込みをしていた障害者権擁護者の人権侵害 △密陽送電塔反対闘争での人権侵害 △民主労総釜山本部キム・ジンスク指導委員の韓進重工業整理解雇撤回高空籠城の陳情結果に対する偽りの回答 △人権委機能的自律性の欠如 △陳情事件の遅延と棄却 △偽りの回答に対する責任ある謝罪と委員長辞任 を問う公開質問書を人権委秘書室長に渡した。

人権委の秘書室長は、公開質問書を玄炳哲委員長に渡し、 一週間以内に答えることを約束した。

一方、人権委職員が質問書を渡そうとした活動家を妨害し、 1時間ほど対峙した。

カル・ホンシク記者 2014.03.26 11:13

災害時の障害者・高齢者の移動送迎支援を考える−−30日・天王寺区で /大阪

2014年03月29日 02時11分43秒 | 障害者の自立
 被災地で障害者や高齢者は身動きがとれなくなり、病院へも行けずに時には生命の危機にさらされる−−。この問題を考える集会が30日午後1時半から大阪市天王寺区東高津町の「たかつガーデン」で開かれる。阪神大震災を機に設立された被災障害者支援のNPО法人「ゆめ風基金」など主催。

 集会は「2014被災地の移動送迎支援活動セミナー」として開催される。被災地の混乱の中、障害者や高齢者は移動が難しくなり、病院や作業所へ行くだけでなく、買い物に出ることさえ困難となる。集会ではまず、吉田樹・福島大准教授が東日本大震災の被災地での実態と必要な支援について報告する。

 続いて、「災害時の移動支援の現状と3年になっての取り組みと課題」をテーマにパネル討論。「移動支援レラ」(宮城県石巻市)の村島弘子代表ら、東北で活動するNPO法人の3人が問題を掘り下げる。

 最後に、関西を中心に地域での移動支援活動に携わる「関西STS連絡会」事務局の柿久保浩次さん(58)が「行動提起」をする予定。災害時の移動支援拠点を速やかに作るための基金設立を呼びかける。柿久保さんは「被災地での移動手段の確保は、障害者や高齢者にとって死活問題だ。東日本大震災をきっかけに支援の仕組みを確立したい」と述べた。

毎日新聞 2014年03月28日 地方版

無年金障害者の無料電話相談実施へ 神戸の専門家ら

2014年03月29日 02時04分06秒 | 障害者の自立
 年金を受け取ることができない障害者らでつくる市民団体「無年金障害者の会」(兵庫県尼崎市)が29日、同じような境遇の人や家族のための無料電話相談を実施する。弁護士や社会保険労務士などの専門家が、受給資格や申請方法についてアドバイスする。

 同会は1989年、尼崎、神戸市の4人で発足。支援者も含めた全国の会員約300人が、日常的な相談業務のほか、審査請求や裁判の支援などに取り組んでいる。

 無料電話相談は、2010年から開催。神戸合同法律事務所(神戸市中央区)の弁護士らが対応する。

 同会によると、近年増えているのが障害基礎年金の相談で、症状が変わっていないにもかかわらず、年金の等級が2級から無支給の3級へ落ちたケースなどがあるという。中村雅宥幹事(69)は「年金制度を知らなかったり、『受給できない』とあきらめてしまったりしている人も多い。ぜひ気軽に電話をしてほしい」と話す。

 午前10時~午後3時。専用電話TEL078・361・0055

2014/3/28 05:30 神戸新聞

合言葉は“心のバリアフリー” 障害者が「フラッシュモブ」

2014年03月29日 01時56分14秒 | 障害者の自立
 3月上旬の土曜日の昼下がり、大阪市内の公園で音楽が鳴ると同時に、車いすに乗った人、つえをついた人、そうではない人がリズムに合わせて足を踏み鳴らし、全身を震わせた-。不特定多数の人たちが公共の場に突如現れて“実行”後、すぐに解散する「フラッシュモブ」を繰り広げる大阪の障害者、健常者グループが発足。実行するパフォーマンスが居合わせた人々の目を引いている。グループの思いに迫った。

■ファンキー

 パフォーマンスを行ったのは、身体、知的、精神の障害者と健常者によって構成する「チームバリアフリー」。『“No border”心のバリアフリー』を合言葉に、公共の場所で突然パフォーマンスをするフラッシュモブを展開する面々だ。

 きっかけは、テレビ番組の企画。昨年11月に障害者によるフラッシュモブが行われると、参加者から「1度の企画で終わるのはもったいない」と声が上がり、今年に入ってチームが結成された。現在、健常者を含めて約30人が登録している。

 キャプテンは、自身も広汎性発達障害の元村祐子さん(43)=大阪市平野区=。「ダンスを通じて障害を個性だと思われるようになりたい」と話す。振り付け担当は、コンテンポラリーダンス団体のNPO法人「DanceBox(ダンスボックス)」に所属するくはのゆきこさん。「ファンキーでクール。かっこいいモブ」を目指している。

 今年1月に発足し、2月に2回の練習を経て、大阪市内の中之島公園と市役所前、扇町公園の3カ所で本番に臨んだ。

 冒頭の場面がそれだ。偶然居合わせた人はしばし立ち止まり、遠巻きに見ていた。音楽が終わるとメンバーは何事もなかったように散らばった。その間、約3分。そして、いつもの風景が戻った。

 周囲の反応は薄かったが、メンバーは「楽しかった」と晴れやかだった。

■壁をなくす

 一くくりに障害者と言っても、身体、精神、知的と違い、互いの交流はないに等しい。身体障害でも視覚、聴覚、脳性まひ、四股障害と障害の内容は多岐にわたる。「食事会を企画しても店選びから大変。同じ障害者でも知らないことが多い」と元村さん。“バリアフリー”は障害者と健常者だけではなく、障害者同士の壁をなくすことも意味している。

 元村さんが広汎性発達障害と診断されたのは、39歳の時。それまでは障害に対して無関心だった。なぜ無関心だったのかと自問し、周囲に障害者がいなかったからだと気付いた。

 ステージで発表するのではなく、不特定多数がいる場所でのフラッシュモブを選んだのは「インパクト」とともに、社会の中の障害者の存在を示したかったから。

 「最初はびっくりしてもらうだけでいい。でも、一緒になってやっているところを見てほしい。そして一人でもやりたいと思ってくれたらうれしい」と元村さんは願っている。

 【メモ】チームバリアフリーは現在、障害の有無、内容に関係なくメンバーを募集中。ホームページはhttp://team-bf.zombie.jp/index.html


大阪市の中之島公園でフラッシュモブを繰り広げるメンバー(チームバリアフリー提供)

2014年3月28日 大阪日日新聞