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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

Samsung、視覚障害者をサポートする3つの新アクセサリを発表

2014年03月17日 02時11分04秒 | 障害者の自立
「Galaxy Core Advance」専用ツールとして発表
Samsungは現地時間の14日、同社のAndroidスマートフォン「Galaxy Core Advance」専用ツールとして、3つの新しいアクセサリを発表した。視覚に障害をもつ人の生活や行動をサポートする。



1つ目は、専用ケースの「Ultrasonic Cover」だ。超音波を用いて周囲の物体を検知し、進行方向に障害物があった場合、振動や音声によるフィードバックで、ユーザーにそのことを知らせる仕組みとなっている。Samsungによると、2メートル以内にある物体を検知することができるという。





生活を安全・快適に!あらゆるユーザーにとって便利
2つ目は、「Optical Scan Stand」というスタンド型ホルダーで、このホルダーにGalaxy Core Advance本体をセットすると、端末の「Optical Scan」が自動的に起動し、ホルダーの下においた印刷物の文字などを読み上げてくれる。

3つ目は「Voice Label」というアクセサリで、これをGalaxy Core Advanceにかざすと、物体を識別し、端末の専用ノートアプリが起動、メモをとったり音声ラベルを作成したりすることが可能という。ごく簡単に、短い説明などを録音することができるので、ユーザーが電子機器の使い方を判断するのにも役立つとされている。

視覚に障害をもつ人はもちろん、そうでない人にとっても便利に活用できるツールとなっており、ユニバーサルデザインのアクセサリといえるだろう。Samsungでは、将来的に他のGalaxy端末向けにも提供していきたいとしている。

 2014年3月16日 22:00 ネットベンチャーニュース

障害福祉事業所統一ブランド「北九州NUKUMORI」お披露目

2014年03月17日 02時01分45秒 | 障害者の自立
 北九州市内の障害福祉事業所が連携して手がけた統一ブランド「北九州NUKUMORI(ぬくもり)」のお披露目をかねた展示販売が15日、北九州市小倉北区京町1、障害者自立支援ショップ「一丁目の元気」で始まった。28日まで。

 ぬくもりブランドは、障害者の工賃や作業意欲の向上を目的に、北九州のイメージにあった商品開発に取り組もうと、市内の約120事業所が連携。大学教授らにアドバイスを受けながら、2012年4月から約2年がかりで商品開発に取り組んできた。第一弾としてスティック状のパンのグリッシーニ、芳香剤、ふりかけの3商品を完成させた。

 グリッシーニは若松特産のトマトや市内で消費量の多いサバなど「北九州色」豊かな5種類で、各350円(12本入り)。県産天然木(クスノキ、ヒノキ)のチップを使用した芳香剤「森のかおり」(500円)は、北九州の街を走った旧デザインの西鉄バスをパッケージのデザインに採用。「ふりかけ物語」(500円)も、たけのこ、トマトなど珍しい味付けで、こちらは市内を走った路面電車をデザインに用いた。

 今回は数量限定の試作品で、今後、寄せられた意見を参考に改良を加え、供給体制を整えたあと、早ければ5月頃には一般販売を始める。主催するNPO法人「北九州小規模連」の日高麻帆理事は「1つの事業所では限界があった発想や技術も、多くの事業所や専門家が手を結ぶことで可能性が広がり、北九州らしい商品ができた」と話し、「新しい物を作る、それが売れるという好循環になれば、利用者のやりがいや自信にもつながる」と期待していた。


販売が始まった統一ブランドの商品

(2014年3月16日 読売新聞)

障害を表現に 生きた30年 劇団態変が記念公演

2014年03月17日 01時52分39秒 | 障害者の自立
 創立30周年を迎えた、身体障害者による身体表現団体「劇団態変」。第60回公演「Over the Rainbow-虹の彼方(かなた)に」(21~23日、ABCホール)の上演を前に、金満里代表は「30周年を節目に盛り上げて、何とか公演を見てもらいたい」と訴える。

 金さんは、日本で活躍した韓国古典芸能家の金紅珠さんの娘。3歳でかかったポリオが原因で全身まひの重度身体障害者になった。1983年、身体障害そのものを「美であり表現であり個性」ととらえ同団を旗揚げ。現在は大阪市東淀川区のアトリエ「メタモルホール」を拠点に、賛助会員の支えで自主運営している。

 新作は「大人社会が真剣に若者に向き合っておらず、若者は自信を持てないまま精神的に追い詰められていると感じる」という金さんが、その現状を「宇宙人」という目線で切り取った。廃虚となった地球に、異星から悪ガキが捨てられてくるところから始まる。

 「宇宙人は、私たち身体障害者が幼いころからかわれた経験のある言葉。障害者にとって案外身近なんです」とあっけらかんと語る。概念も言語もない宇宙人は、お互い反発し、他者を認めず、孤独のふちにはまる。

 「すったもんだを繰り返し、生きるか死ぬか行きつくところまで行き、言語を超え、仲間意識が芽生える。これまで、正義や愛を否定してきたが、最近は、一人では生きていけない、協力や情報交換、分け合うといった、関係性を生み出していく過程に興味が出始めた」という。

 新作では、旗揚げ時も共演した山本公成さんがジャズを演奏。「魂のぶつかり合い、真剣勝負」が、舞台上で交錯する。「どんな形でも生き残り、のびのびと輝こうと芸術性を獲得してきた。生命と魂のありようをこんなに身体で具現化し、空間に表現するのは、うちにしかできないこと」

 これまでに6人の仲間が先立った。「命を丸ごと預けてくれたような生きざまで、さすがだなと思う。そういう人たちの思いを考えると、もっとやっていけと言われているよう。地平を開拓する方に虹が見えている状態をつくりたい」と意気込む。

 21日午後6時半、22日午後1時半と同6時半、23日午後1時半の4公演。前売り一般3500円、当日4千円。会期中、ホールロビーで「劇団態変写真展」も開催する(300円、公演観劇者は無料)。問い合わせは電話06(6320)0344、同団へ。


30周年を迎え記念公演を行う「劇団態変」

2014年3月16日 大阪日日新聞

兵庫)東北の作業所支援へ、神戸で「応援市」

2014年03月17日 01時48分39秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した障害者を支援しようと、神戸市中央区の神戸ハーバーランドで15日、「東北作業所応援市」が開かれた。障害者が通う宮城、福島県内の3カ所の作業所からも障害者や職員が訪れ、手作りの製品を販売した。

 多くの観光客が集まる広場に、みそや織物、ストラップなどが並んだ。すべて東北や神戸の精神、知的障害者らによる手作りの製品だ。応援市は、こうした製品の販売を通して東北の作業所を支えようと、神戸市の「ガリレオクラブインターナショナル」が主催。2011年11月から開いており、今回で5回目になる。

 仙台市の「まちの工房まどか」で生活支援員を務める斎藤香奈さんは、復興の願いを込めて障害者が絵を描いたカレンダーや、繭で作った「福幸だるま」を販売した。

2014年3月16日03時00分 朝日新聞デジタル

福祉サービス利用計画 県内は作成遅れ傾向

2014年03月17日 01時35分42秒 | 障害者の自立
 障害者が福祉サービスを受ける際に必要となる「サービス等利用計画」について、佐賀県内の障害者の作成が遅れている。来年4月以降、計画がないとサービスを受けられなくなるが、昨年末時点で作成を終えた利用者は14・7%にとどまる。進まない背景には、計画を作る指定事業者や専門員の不足がある。

 利用計画の作成は一部の障害者に限られていたが、2012年度の障害者自立支援法改正でサービスの利用者全員に拡大された。障害の特性に応じてサービスを適切に組み合わせるためで、市町はサービスの支給決定前に提出を求めなければならない。

 県障害福祉課によると、昨年末時点の県内のサービス利用者は6373人。このうち、計画作成が済んだのは14・7%の935人にとどまる。保健福祉事務所別では杵藤地区が最も低く12・3%。最も高い伊万里地区でも22・5%で、全国平均の23・9%を下回っている。

 県全体の4分の1以上に当たる1725人の利用者がいる佐賀市の遅れは深刻で、作成率は9・5%(163人)。期限が15年3月末に迫る中、市の担当者は「計画を作成できる人が足りない」とこぼす。計画を作る「相談支援専門員」は市内に24人いるが、作成には障害者本人や家族への聞き取りで数日かかるケースもあるという。「福祉事業所に専門員を養成してもらうよう、呼び掛けていくしかない」としている。

 県障害福祉課は、佐賀市だけで開いていた専門員の資格取得に必要な講習会を県内3地区で開くなどの対策を講じる。「現状は厳しいが、障害者がサービスを受けられない事態にならないよう、最優先課題として計画作成を進めていきたい」という。

 佐賀市の障害者福祉施設の職員は「現場は慢性的な人手不足で、新しい制度を押しつけられても対応できない。講習会が年1回なのも、専門員が増えない原因ではないか」と指摘する。

2014年03月16日更新 佐賀新聞