goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

信号押しボタン:白色LEDに 障害者に配慮−−県警 /岡山

2013年12月20日 01時58分09秒 | 障害者の自立
 県警は、白色発光ダイオード(LED)電球を使った信号機用押しボタンを導入した。ボタンを押すと「おまちください」などと表示される文字を赤色から白色に変え、色覚障害者が見えやすいようになっている。今年度中に、県内の学校や病院など公共施設周辺約70カ所で設置を進める。

 県警交通規制課などによると、2009年に警察庁の規定が変わり、文字の色の指定がなくなったため、利用者が見やすい色を検討。昨年、徳島県警や建材メーカーなどが信号機用LED電球を共同製作し、新しい押しボタンを開発した。色覚障害者が見た場合、赤い表示は非常に暗いが、白い表示にすると、明るくはっきり見えたと、利用者からも好評だったという。

 同様の押しボタン表示は現在、全国13都道県で導入され、県内では先月末、岡山市や倉敷市、備前市など計7カ所に設置している。県警の水野武人交通管制官は「子供から高齢者まで、あらゆる人にとって使いやすいものになっている。信号機の新設などに合わせて順次整備したい」と話した。

毎日新聞 2013年12月19日 地方版

JTU主催パラトラミーティング in 横浜ラポール(2)解説:障害者のトライアスロンについて

2013年12月20日 01時47分37秒 | 障害者の自立
競技の歴史

1970年代に始まり、アメリカやハワイを中心に大会が実施された「トライアスロン」は、当初、スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195kmだった。過酷なスポーツであり、完走者はアイアンマン(鉄人)と呼ばれ、尊敬される。同時に誰もが完走を目指すことができるスポーツとして、障害の有無によらず多くの人々の間で急速に発展した。
2000年シドニーオリンピックから、スイム1.5km・バイク40km・ラン10kmの合計51.5kmが、オリンピックディスタンスとして正式種目となる。
今のところ、トライアスロンで障害者のオリンピック参加はない。もとになる個別種目、オープンウォータースイムや陸上などでオリンピック・パラリンピック両大会に出場する障害のある選手はいる。トライアスロンでもいつか、オリンピック・パラリンピック両大会に出場する選手が現れるかもしれない。

2010年にIPCの決定でパラリンピックの競技となった「パラトライアスロン」は、スイム750m、バイク20km、ラン5km(スプリント)になる。2016年リオデジャネイロで初開催、2020年東京でホスト国選手として日本代表の活躍が期待される。
2011年から世界最高峰となるWTSの一部門として横浜市(山下公園)で3大会が開催されてきた。現在、世界では、横浜含むWTS6戦の全ての大会と、大陸別大会、国内では全国5つの大会でパラリンピックに連なるレースとしてパラトライアスロンの部が設置されている。つまり、パラトライアスロンは障害者のエリートクラスである。


写真=WTSグランドファイナル・ロンドンでガイドと泳ぐTRI6の選手

選手のバックボーン

本国内で、古畑選手のように、「エイジグループ(年代別グループ、一般の部)」に参加してきた障害のある選手が、どのくらいいるのか正確にはわからない。健常者と切磋琢磨してきた彼らと並び期待されるのが、専門種目出身者で、中には、パラリンピック日本代表もいる。
今年9月に初めてロンドン遠征を果たした日本代表の中には、エイジグループ出身者、パラの部出身の選手のほか、パラリンピック陸上、水泳出身者が4人いた。トライアスリートとしてのバックボーンや障害は違うけれど、リオを目指し、さまざまな想いで集まった、初の日本代表チームだ。


WTSグランドファイナルに出場するためロンドンへ出発するトライアスロン初の日本代表選手団

パラフォト-2013年12月19日

障害者施設にサンタさん 生演奏でコンサートも

2013年12月20日 01時44分09秒 | 障害者の自立
 鶴見区社会福祉協議会主催の「サンタがつるみにやってくる」が現在、区内の高齢者・障害者施設で行われている。

 12月13日には矢向の障害者支援施設・希望を5人のサンタクロースが訪れた。利用者は大勢のサンタに大興奮。プレゼントを渡したのち、同企画では初となるコンサートも行った。施設職員は「利用者はみんないきいきしていた」と喜んだ。

 この企画は依頼のあった施設に社協が募ったサンタボランティアを派遣するもの。サンタとして希望に訪れた山村国修さん(矢向在住)は「気持ちよかった。逆に喜ばせてもらった」と満足気だった。


サンタが生演奏も行った

タウンニュース-:2013年12月19日号

西東京・障害者虐待:都処分後も改善なく 保護者ら、理事解職申し立て /東京

2013年12月20日 01時34分17秒 | 障害者の自立
 西東京市の知的障害者入所施設「たんぽぽ」(社会福祉法人田無の会運営)の虐待問題。法人に対し、理事全員の解職を勧告するよう市に求めた保護者や職員らは18日、記者会見を開き、都から指定の一部効力の停止(新規利用者の受け入れ停止)処分を受けた後も、施設では入所者への対応が抜本改善されていないと訴えた。

 申立書の提出後、厚生労働省内で開いた会見で、職員の一人は「利用者さん(入所者)の耳元で職員が罵声を浴びせ、その方が自傷行為をしてしまうなど、都の処分の後も暴言などの虐待は改まっていない」と証言。

 別の職員によると、9月に処分を受けて、10月下旬に開いた職員と保護者向けの説明会では、施設幹部が虐待を否定したという。さらに、殴打や冷水シャワーを浴びせるといった入所者への虐待を認定した第三者委員会の報告を「でっちあげ」と発言。理事長は第三者委を法的に訴えるとも話したという。

 また、説明会の当日、一部職員は家族や理事長らを前に「私たちは虐待を直接、見聞きしてきた」と訴えたが、訴えた職員は冬の賞与をカットされたりしたという。昨年は職員38人中10人が退職。職員の約半数が勤続2年未満といい、経験の浅い職員が多い状況で、入所者に接する危険性も指摘した。

 元入所女性の母親の宮内千穂子さん(74)と、在籍する男性入所者の父親の河西敦雄さん(76)は、10年以上前から保護者の訴えがあったと明かした。

 元入所者の保護者らでつくる「たんぽぽ被害者の会」と在籍者の保護者らによる「たんぽぽをよくする会」の各代表と職員、元職員らはこの日午前、申立書を西東京市の丸山浩一市長あてに提出。対応した市障害福祉課は「分かりました」と受け取ったという。

毎日新聞 2013年12月19日〔都内版〕