ゴエモンのつぶやき

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県内企業の障害者雇用が過去最高 全国平均を大きく上回る

2013年12月17日 01時42分25秒 | 障害者の自立
 今年(6月1日現在)の和歌山県内民間企業の障害者雇用率は2・03%で、統計開始の1977年以降、最高となった。全国平均1・76%よりも大幅に高く、これまでも下回った年はないという。雇用者数も昨年比209人増の1734・5人で過去最高。和歌山労働局は「県内では障害者雇用に理解がある企業が多い」と話している。

 和歌山労働局がまとめた。同労働局によると、雇用率以外に、雇用障害者数、法定雇用率達成企業割合も過去、常に全国平均を上回っているという。

 法律は企業、国、公共団体などで障害者雇用を義務付けている。企業については今年4月の改正で、法定雇用率を1・8%から2%に引き上げ、対象企業を従業員数56人以上から50人以上に拡大した。

 県内の雇用率は昨年より0・14ポイント上がり、2・03%で全国10位。近年では11年が1・82%(全国平均1・65%)、12年1・89%(同1・69%)だった。産業別で見ると、サービス業の2・38%が最も高い。次に建設業の2・08%で、昨年の1・27%から大きく伸びた。

 法定雇用率を達成した企業は、県内540社中、309社で割合は57・2%(全国平均42・7%)。制度改正の影響で昨年から3・4ポイント低下したが全国5位。11年は58・9%(全国平均45・3%)、12年は60・6%(同46・8%)だった。産業別で高かったのは、製造業63・7%、建設業63・6%、運輸・通信業61・9%。

 和歌山労働局は、未達成企業が4割ほどあることから「達成企業のいい事例を示したり、事業支援の助成金を周知したりして指導していきたい」という。

 地方公共団体の法定雇用率は2・3%。県は雇用率が2・61%で昨年から0・9ポイント上昇した。県内29市町(職員数で対象外となる北山村を除く)では2・09%で、昨年の1・86%より改善した。市町別で最高は海南市の2・8%、最低は美浜町の0・91%。法定雇用率を満たしたのは8市町で、印南町以南では串本町の2・65%、みなべ町2・31%だけ。田辺市は2・13%だった。

 雇用障害者数は法律上、重度以外の身体障害者、知的障害者と精神障害者は1人、重度の身体障害者、知的障害者は2人と数える。短時間労働者はそれぞれ2分の1で計算する。

紀伊民報-(2013年12月16日更新)

ロービジョンサポートフェア:使い勝手試せると好評 視覚障害者支援の機器展−−姫路 /兵庫

2013年12月17日 01時39分50秒 | 障害者の自立
 視覚障害がある人の生活を支える機器を紹介するイベント「ロービジョンサポートフェア」が15日、姫路市南駅前町の姫路・西はりま地場産業センターで開かれた。

 県内の視覚障害者を支援する「神戸アイライト協会」が主催。姫路での開催は初めてだという。書類の文字を読み取った後に音声で読み上げる機器や、テレビ音声も「聞く」ことができるラジオなどさまざまな機器が会場に展示され、参加者は使い方を聞きながら使い勝手を試していた。

 20歳で目が不自由になったという赤穂市の池田広明さん(65)は「商品の情報はメールで送られてくるが、実際に触って操作すると分かりやすい」と話していた。

 同協会は、たつの市、宍粟市と協力し、両市在住の視覚障害者の自宅に専門訓練士を派遣し、白杖(はくじょう)歩行の指導を行っている。問い合わせは同協会(078・221・6019)


毎日新聞 2013年12月16日 〔播磨・姫路版〕

高齢者、障害者の生活拠点に 鹿角市福祉エリアに施設完成

2013年12月17日 01時36分45秒 | 障害者の自立
 鹿角市の社会福祉法人・花輪ふくし会(関重征理事長)が今秋から市中心部に整備していた福祉エリアに、障害者らの就労の場となる軽食喫茶、市民に開放する交流施設、高齢者の集合住宅の3施設が完成、15日に完工式を行った。ふくし会は「高齢者や障害者が地域住民と助け合いながら暮らしていく拠点にしたい」としている。

 軽食喫茶(愛称・ぐりとる)は延べ床面積81平方メートル。昭和初期の蔵を改装した。障害者や高齢者が調理や接客を担い、ふくし会が生産した比内地鶏などをメニューとして提供する。オープンは18日から。

 交流施設は木造平屋で、12畳の交流室3部屋を地域行事や市民のサークル活動などに無料開放する。高齢者向け集合住宅は個室6部屋と夫婦用の1部屋がある。現在、4世帯の入居が決まっている。

秋田魁新報(2013/12/16 15:30 更新)



高齢者に旬の野菜を NPOが出張販売 神戸

2013年12月17日 01時29分55秒 | 障害者の自立
 スーパーなどの店が近くになく、車も運転できない高齢者を支援するため、障害者らが働くNPO法人「ファミリーファーム」(神戸市垂水区)が、自分たちが運営する畑で採れた野菜を毎月、同区北舞子2の北舞子第4住宅で出張販売している。12日には近くの集会所でNPOのメンバーと住民約20人が交流会を開催。普段はできない世間話をするなどして親ぼくを深めた。

 360世帯のうち約7割が高齢者という同住宅周辺は坂が多くバス停も遠い。車が運転できない住民は買い物が困難で、以前から懸案となっていた。

 そこで、同住宅の自治会が高齢者の自立支援拠点「あんしんすこやかルームきたまいこ」に相談。垂水区社会福祉協議会の仲介で同NPOの協力を得られることとなり、今年4月から野菜を運んでもらっている。

 毎月第3土曜日、NPOのメンバーが旬の野菜を積んでやって来る。採れたてのダイコンやサトイモなど段ボール約20箱分が並べられ、最近は同住宅以外からも買い物客が訪れ、いつも50人以上でにぎわうという。

 この日は普段の生活や仕事、野菜の調理について、和気あいあいと話し合った。同自治会の坂本眞砂子会長は「いつも本当に助かっている。野菜を通してさまざまなつながりができ、これからも楽しみ」と喜ぶ。

 同NPOの名越照義理事長(80)は「喜んでもらう姿を見てこちらも非常にうれしい。心が通じ合っており、障害者の目にも力がこもり生き生きとしています」と話していた。


野菜の販売を通じて知り合った高齢者と障害者の交流会=垂水区北舞子2

神戸新聞-2013/12/16/ 05:30

聴覚障害者が災害への備え 富山、心肺蘇生など学ぶ

2013年12月17日 01時26分03秒 | 障害者の自立
「みんなで考えよう、災害に備えて聴覚障害者が出来ること」をテーマに、聴覚障害者が心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使い方を学ぶ学習会が15日、富山市木場町の県聴覚障害者センターで開かれた。県聴覚障害者の医療を考える会主催。

 富山大大学院医学薬学研究部の有嶋拓郎客員教授が(52)が、近隣と人間関係を築いておくことや、個人でできることを増やす大切さについて講義。その後、富山市消防局の職員9人が手話通訳者を介して、呼吸の確認の仕方やAEDの使い方を指導した。AEDの講習では、機械の自動音声案内に頼らなくてもいいように、ランプの色や点滅で手順を確認しながら覚えた。

 同会の水木由美子会長は「一般的な講習会では説明を聞くことができなくて参加を遠慮する人もいるので、よかった。きょう体験したことを生かしてほしい」と話した。

朝日新聞デジタル--2013年12月16日03時00分