障害者の芸術文化イベント「第13回全国障害者芸術・文化祭やまなし大会」が8日、甲府・アイメッセ山梨で閉幕した。3日間にわたり全国の障害者による作品の展示や舞台発表などさまざまな催しが行われ、延べ1万1千人が参加した。
最終日は「第24回障害者の主張大会~やまなし大会記念~」が開かれた。これまで最優秀賞を受賞した8人が出場。甲府市の穴水公一さんは「このごろ困るのは多目的トイレに普通の人が入っていることや、道端で助けを求めても『私はボランティアやヘルパーじゃないから』と去っていく人が多いこと。私は多くの人と一緒に心を結び合いたい」と訴えた。最優秀賞には北杜市の篠原充さんが選ばれた。人工透析を続けて9年になる篠原さんの前向きに生きていこうとする姿勢や、訴える力強さが評価された。
主張大会のほかに、身延山高手話コミュニケーション部による手話コーラスなどが披露された。来場した、聴覚障害がある甲府市出身で東京都在住の中田由佳さん(31)は「(3日間を通して)今井絵理子さんのライブや想像力の膨らむ作品などに刺激を受けた」と手話で話していた。
山梨日日新聞- 2013年12月10日(火)
最終日は「第24回障害者の主張大会~やまなし大会記念~」が開かれた。これまで最優秀賞を受賞した8人が出場。甲府市の穴水公一さんは「このごろ困るのは多目的トイレに普通の人が入っていることや、道端で助けを求めても『私はボランティアやヘルパーじゃないから』と去っていく人が多いこと。私は多くの人と一緒に心を結び合いたい」と訴えた。最優秀賞には北杜市の篠原充さんが選ばれた。人工透析を続けて9年になる篠原さんの前向きに生きていこうとする姿勢や、訴える力強さが評価された。
主張大会のほかに、身延山高手話コミュニケーション部による手話コーラスなどが披露された。来場した、聴覚障害がある甲府市出身で東京都在住の中田由佳さん(31)は「(3日間を通して)今井絵理子さんのライブや想像力の膨らむ作品などに刺激を受けた」と手話で話していた。
山梨日日新聞- 2013年12月10日(火)