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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

ファイル:障害者基本計画、意見案提示

2012年12月12日 01時47分19秒 | 障害者の自立
 2013年度に始まる新たな国の障害者基本計画を巡り、内閣府の障害者政策委員会(委員長・石川准・静岡県立大教授)は10日、基本原則に「政策決定過程への障害者らの参画」を掲げる意見案を示した。内閣府はこれを踏まえて計画案をまとめ、政府で年度内に決定する。意見案は、基本原則に「地域社会における共生」「差別禁止」なども提示。分野別では、年金や各種手当の所得保障の全体的な検証なども盛り込んだ。

毎日新聞 2012年12月11日 東京朝刊

補助犬シンポジウム:敬意と理解深めて 学習発表、標語表彰 500人、楽しい一時−−宝塚 /兵庫

2012年12月12日 01時41分28秒 | 障害者の自立
 「なくそう心の段差」を合言葉に、宝塚市逆瀬川1の「アピア1」一帯で9日開かれた「第21回障害者週間記念事業・第14回身体障害者補助犬シンポジウム」。今年で成立・施行から10年を迎えた身体障害者補助犬法をテーマにした補助犬トークや小学生の学習発表、コンサートなどがあり、約500人が参加して障害者福祉への理解を深めた。

 補助犬トークでは、介助犬エルモと暮らす木村佳友さん(52)が、駅員に「小学校の時に木村さんと介助犬シンシアの講演を聞いた」と笑顔で応対された体験を紹介。「子どもの時に学んだことが生きていると実感した。補助犬や障害者10+件について勉強する機会を」と教育の充実を訴えた。

 衆院議員時代に補助犬法成立に尽力した同市の中川智子市長は、市内で設置を計画中のシンシアのモニュメントについて「像に触れることで補助犬について伝えたい。やさしいまち宝塚の象徴にしたい」と思いを語った。

 フォークデュオ・紙ふうせんの後藤悦治郎さんと平山泰代さんは補助犬がテーマの「あなたの風になりたい」と「補助犬トリオ」を歌い、平山さんは「使用者に、何かお手伝いしましょうかと声を掛けて」と呼び掛けた。

 宝塚障害福祉市民懇談会などが募集した「障がい者(児)の幸せを考える標語・作文」の表彰もあった。標語は、西之上創太郎さん(市立光明小4年)の「声かける それがぼくの できること」が入選。陰山順子さん(一般)と角倉愛美さん(市立宝塚第一中1年)が佳作に選ばれた。作文は、遠藤里絵さん(一般)の「色を描いて生きる」が入選。難波莉子さん(市立仁川小5年)と鬼塚陵さん(市立山手台中3年)が佳作に選ばれた。

 補助犬トークに先立って開かれた「子どもシンポジウム」では、宝塚市立光明小4年の児童21人が「もっと・かかわり合い」をテーマに1年間の福祉学習の成果を発表。学校の外に飛び出したグループは、点字電話帳や横断歩道手前の点字ブロック、エレベーターの車椅子利用者用のボタンなど「障害のある方に優しい物がいっぱいあることに気付いた」という。点字毎日について調べた太田朝美さん(10)は「身近なところに障害を持つ人を支える物があることに気付いた。私ももっと関心を持とうと思う」と話した。

 アピア1の2階に設けられた「ふれあい広場」では、日本介助犬協会のPR犬・グレース(雌5歳)がデモンストレーションを行い、地元の音楽グループが演奏を披露した。

 同協会の水上言(こと)訓練部長とトレーナーの柴原永佳(はるか)さんが指示し、冷蔵庫の裏に隠した携帯電話をグレースがくわえて運んでくると、会場から大きな拍手がわき起こった。観客の宝塚市の公務員、中原郁乃さん(40)は「人と犬の絆を感じた。補助犬の仕事を通して、障害のある人が生活の中で具体的に何に困っているのか知ることもできた」と話した。

 また、県立こやの里特別支援学校(伊丹市)ギター部の卒業生でつくる音楽グループ「Koya STAR☆S」が「サンタが街にやってくる」や山下達郎さんの「クリスマス・イブ」など5曲を披露した。指導役の左尾隆浩さん(36)は「人前で演奏することが少ないので、緊張したと思うが、最後まで演奏できてよかった」と話した。【米山淳、宮武祐希】

 ◇堀川ひとみさん、自作の曲を熱唱

 アピアホールでは、発達障害のあるシンガー・ソングライター、堀川ひとみさんのミニコンサートがあり、前日に関東からの新幹線の中で思い浮かび、一日で作った補助犬の歌「君は私の味方」を初披露した。堀川さんは黒いドレス姿でピアノを弾きながら計7曲を歌った。「君は私の味方」の「確かにここにある 君のぬくもりが かたくなだった私の心 溶かしてくれた」という詞に、来場者は目を閉じたり、うなずいたりして聴き入った。

 堀川さんは歌の合間に、コミュニケーションが苦手で、誤解されやすい発達障害の特徴を説明。「障害のあるなしに関係なく、互いに敬意を持ち、理解し合うことが大切」と呼び掛けた。

 ◇介助犬の仕事紹介コーナーも

 ○…ふれあい広場では「宝塚補助犬支援の会」がブースを設け、介助犬の仕事を紹介するポスターなどを展示し、介助犬のぬいぐるみ付きのストラップや缶バッジを販売した。グッズ購入者に補助犬についてまとめたチラシも配った。

 メンバーの村上真理子さん(75)は「たくさんの人が会場に来てくれたので、補助犬のことを理解する人がさらに増えたと思う」と話した。


毎日新聞 2012年12月11日 〔阪神版〕

障害者も地域で共生 栃木で福祉講演会

2012年12月12日 01時36分13秒 | 障害者の自立
 【栃木】障害者が普通に地域で暮らせる社会などを考える講演会(市、市社会福祉協議会、県知的障害者20+ 件育成会栃木支部主催)が8日、市大平健康福祉センター(ゆうゆうプラザ)で開かれ、市民約160人が参加した。

 同講演会は、来年4月の障害者総合支援法施行を前に、将来的な入所施設の在り方や支援内容について、より多くの人に考えてもらう契機とすることなどが狙い。

 新潟県上越市で社会福祉法人「りとるらいふ」を運営する片桐公彦理事長が講演した。

 片桐理事長は「地域との共生」を掲げた総合支援法の付帯決議「小規模入所施設」のデザイン案として「地域拠点となる多機能型」を提示。定員25人程度の規模としながらも、通所や指定相談支援、居宅介護といった各種事業で病院や学校、地域住民などとつながること。虐待時のシェルターや在宅の緊急支援も含め、そこに暮らす多くの人たちを支える多様な機能を持つ「地域のセーフティーネットを構築する」との考え方を示した。

 さらに、障害者が施設の中だけで生活するのでなく、当たり前に地域の構成メンバーとして、行事などに参加できることの重要性を強調した。将来的な障害者福祉の在り方についても触れ「障害者20+ 件と考えず、困っている人への手助けという意識を持つことが大切だ」などと訴えた。



下野新聞-(12月11日 朝刊)

障害者施設に特別監査・・・入所者虐待

2012年12月12日 01時34分30秒 | 障害者の自立
<県、江津市 再発防止策提出求める>

 社会福祉法人・島根整肢学園(木原清理事長)が運営する障害児者支援施設「西部島根医療福祉センター」(江津市渡津町)で、男性職員(40)が11月末に入所者2人に虐待を行っていた問題で、県と江津市は10日、同センターに対し、特別監査を行った。

 この日、県職員4人、江津市職員2人の計6人がセンターを訪ねた。センターの管理者らから事情を聞き、虐待の事実を確認。再発防止などの対策をまとめた改善計画の提出を求めた。

 同学園によると、男性職員は6日から自宅待機中で、同学園は処分を検討しているという。同センターは「改善計画は年内に提出したい」としている。

(2012年12月11日 読売新聞)

セブン銀行ATMの視覚障害者向け"音声ガイダンス"体験! 1回利用で100円寄付!

2012年12月12日 01時00分56秒 | 障害者の自立
セブン銀行ATMで利用できる視覚障害者向けの「音声ガイダンスサービス」をご存じだろうか? インターホンのキー操作のみで利用でき、視覚障害者にとっても、不安を抱かずに利用できるのが特徴だ。12月1日からは、視覚障害者・健常者を問わず、同サービスでのATM利用件数に応じて、1件あたり100円をセブン銀行からラジオ・チャリティ・ミュージックソンに寄付するなどの内容のキャンペーンを実施している。今回は、同サービスが開始されるに至った経緯を紹介するとともに、筆者が実際にATMで同サービスを利用した体験をレポートしたい。


今回は、セブン銀行ATMの視覚障害者向けの「音声ガイダンサービス」について、筆者が実際にATMで同サービスを体験した


セブン銀行設立当初から、視覚障害者向けサービスに大きな期待

セブン銀行は2001年に設立。設立当初は、セブン-イレブンが銀行をつくるらしいと話題となったが、そうした中、新しく銀行を作るのなら、視覚障害者が使えるようなATMを作ってほしいとの要望が強く寄せられていたという。というのも、既存の銀行のATMに視覚障害者向けの音声ガイダンスサービスを付けるのはシステム的にも大変な作業であり、全ATMにそうした機能を付加するのは難しく、そのため、新しくできる銀行であるセブン銀行に大きく期待が寄せられていた。

こうした要望を受けセブン銀行では、設立当初から同行のATMに、視覚障害者の人でも使えるような機能を付加することを想定した上で全国にATM網を広げていき、ついに2007年11月から、すでに全国に展開していた初代ATMと第二世代ATMを合わせた約1万3000台のATMについて一斉に、視覚障害者向けの音声ガイダンスサービスを付加し、提供を開始した。

全台一斉に同サービスを付加できたことについて、同行の宮里知江氏は、「当行は新しい銀行でメガバンクなどと比べてもシステム自体が小さいので、一斉に同サービスの機能を付加することができた」と話す。だが、それを実現するためには、設立当初からの同行経営陣の強い意思があったことは間違いない。現在では、1万7000台以上ある全ての同行ATMで、提携する500以上の金融機関の顧客に音声ガイダンスサービスを提供している。利用件数は、サービスを開始した2007年度に1,956件(※11/26~セブン銀行、2/12~提携先銀行の利用が可能に)、2008年度に6,566件(※4/21~信金・信組、ろうきん、JA・JF、証券の利用が可能に、※5/19~ ゆうちょ銀行の利用が可能に、以降現在に至る)、2009年度8,975件、2010年度1万1,306件、2011年度1万3,071件、と着実に増加している。

インターホンのみで取引きが完結するのが最大の特長

音声ガイダンスサービスで利用できる取引(各金融機関の取引きメニューに準じる)は、「引出し」と「預入れ」、そして「残高照会」。同サービスの特長として第一に挙げられるのは、冒頭でも触れたように、取引きに関する操作を全てインターホンに集中しているので、タッチパネルを使わず、インターホンのみで取引きが完結することが挙げられる。万が一取引中に不具合が発生した場合も、コールセンターに自動的に接続し、オペレーターから状況の説明を行うことができるようになっている。オペレーターは遠隔操作もできるので、いざという時に人手による対応ができる態勢が整っている。

また、第三者によるいたずら防止のため、「インターホンでの取引き」を選択した時点で、テンキーやタッチパネルでの操作ができなくなる。わかりやすい案内を実施しているので、操作に不慣れな人でも一人で操作できるよう操作方法を詳細に案内する。

また、通常以上にプライバシーに配慮しているため、「紙幣をお受取りください」など、通常ATMスピーカーから流れる案内はインターホンのみで流れる。金額も画面に表示されないようになっている。カード挿入時には「利用金融機関名」を、取引き終了時には「手数料」を音声案内する。提携金融機関を含め操作フローを統一している。

以上について宮里氏から説明を受けた後、筆者がアイマスクを付け、音声ガイダンスサービスを利用させていただくことにした

「間」があると不安に感じる方も多いため、少し速めのテンポで案内

まず、アイマスクを付け、インターホンを手に取る。すると、オペレーターとの通話を希望する場合は1を、インターホンによる取引は2を押すとのガイダンスが流れたので、2を押した。ちなみに、数字の5には突起があり、それを目安に数字に位置が分かる。一番下の列は左端が「*(アスタリスク)」、真ん中が「0」、右端が「#(シャープ)」。ガイダンスでは、取引を中断する場合は「*(アスタリスク)」、確認する場合は「#(シャープ)」を押すよう教えてくれる。この数字と記号の配置と操作方法は、視覚障害のある方には標準で、セブン銀行もそのことを確認の上、数字・記号配置と操作方法を決めたという。「*」や「#」の位置は普段はほとんど意識することはなかったが、こうした意味があって決められていることを初めて知った。


「*」や「#」の位置は普段はほとんど意識することはなかったが、意味があって決められていることを初めて知った

さらにガイダンスが進んでいくが、普通の会話よりもテンポが速い。これは、視覚障害の方にとっては、「間」があると不安に感じる方も多いため、少し速めの案内にしているからだ。

ガイダンスでは、耳の裏のボタンで音量を調整できることも案内され、少し聴力の弱い筆者も音量を大きくすることができ、聞きやすくなった。


耳の裏のボタンで音量を調整することができる

さらに、ガイダンスに従ってカードを挿入。「ミ・ツ・ビ・シ・ト・ウ・キョ・ウ・ユー・エ・フ・ジェ・イ・ギ・ン・コ・ウ」と合成音声が、挿入した金融機関名を、ゆっくりと教えてくれる。こうした案内があれば、もし異なるカードを入れても確認できるため、非常に便利だと実感。

さらに、ガイダンスの案内に沿って、取引内容は「引き出し」を選択、手数料がかかる場合があることもきちんと教えてくれた。続いて暗証番号や金額をインターホンで入力したが、横から撮影してくれたスタッフにも、どのような操作をしているかは全く見えなかったといい、この辺りにも、細かい配慮がなされていることがうかがえた。

視覚障害者の方々に考慮、カードと紙幣が出ている時間は普通よりも長めに

さらに驚いたことは、インターホンでの操作中でも、健常者が利用する際に利用するモニター画面も同時に遷移するということ。つまり、インターホンで取引していることは、周りの人には分からないような仕組みになっているのだ。

金額を入力後も、「ご希望の金額は○○円ですね。よろしければ『#』ボタンを押してください」との案内。金額の押し間違いもこれで防げる。また、預金残高も教えてくれるので、これも安心に利用できる1つのポイントだと実感した。

最後に「明細が必要な場合は『#』ボタンを押してください」との案内の後、カードと明細票、紙幣が出てきた。ただ、アイマスクをしている関係上、紙幣やカードが出てきた位置が分からずまごついてしまった。普通ならカードや紙幣を取り出す時間がかかるとカードがATMに吸い込まれてしまうところだが、視覚障害者の方々がこうした動作に時間がかかることを考慮して、カードと紙幣が出ている時間は普通よりも長めになっている。したがって、少し手間取ったが、無事、カードと紙幣を取り出すことができた。

今回、体験させていただいた感想は、とにかく、障害のある方々に対して数多くのきめ細かな配慮があるという点だ。ただ、セブン銀行の悩みは、「ニーズはあるはずなのに、このサービスが十分に知られていないこと」(宮里氏)。視覚障害のある方に、セブン銀行の全ATMで「音声ガイダンスサービス」が利用できることを伝える方法が少ないことが、大変残念な点といい、普段視覚障害の方に接する機会が多い健常者の方にも知ってもらうことで、利用者を増やしていきたいという。

そのため、セブン銀行では一人でも多くの人に、この「音声ガイダンスサービス」を知ってもらうために、2010年からキャンペーンを実施。健常者であっても、すべてのキャンペーンに参加でき、セブン銀行を通じて、ニッポン放送のラジオチャリティミュージックソンへ寄付を行うことができる。キャンペーンの概要は以下の通りとなっているので、ぜひ参加してほしい。

キャンペーン概要

【まず知って!】クリック募金
期間中、同社サイトに設けられた音声ガイダンスサービスキャンペーンページ内の「クリック募金に協力するボタン」1クリックにつき、セブン銀行よりラジオ・チャリティ・ミュージックソンに1円の寄付を行う。1人が1日にクリックできる回数は1クリック

【そして体験して!】ATM 利用件数に応じてセブン銀行より寄付
期間中、音声ガイダンスサービスでのATM利用件数に応じて、1件あたり100円をセブン銀行よりラジオ・チャリティ・ミュージックソンに寄付する

【さらにセブン銀行口座を持っている人へ】インターネットバンキングを使った募金
セブン銀行口座を持っている顧客がインターネットバンキングを利用してラジオ・チャリティ・ミュージックソンに寄付する場合、その振込み手数料を無料にする.


マイナビニュース-[2012/12/11]