ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

イチゴ収穫心待ち 末吉の障害者就労支援施設で初栽培

2012年12月09日 02時23分19秒 | 障害者の自立
 曽於市末吉の障害者就労支援施設「のどか園」で、今年初めて栽培したイチゴが順調に育ち、通所者ら施設利用者が収穫を心待ちにしている。12月中旬には実り、園で販売するクリスマスケーキに使う。収益は施設利用者の工賃に充てられる。
 ビニールハウス1棟に10月、苗700本を植栽した。利用者が水やりや、余分な茎を抜き取る作業を続け、育ててきた。
 栽培技術は園理事長の福永俊一さん(69)が果樹農家に通って身に付けた。養蜂農家から借りたミツバチを放ち、受粉させている。
 通所者の西雅一さん(33)は収穫が楽しみ。「実ったら、お母さんにプレゼントして食べてもらいたい」と話す。
 のどか園では、通所者とグループホームの計36人が、野菜や果樹を生産している。園内で加工販売しており、イチゴは製菓・製パン工房でケーキの具材に活用される。生産量が多ければ、曽於市の店へ出荷する。
 福永さんは「どれくらい収穫できるか分からないが順調に育ち楽しみ。今年栽培したイチゴを使って苗は確保できるので来年から数を増やしたい」と期待している。


イチゴの実に栄養が行き渡るよう余分な茎を抜き取る通所者ら=曽於市末吉町諏訪方

南日本新聞-(2012 12/04 14:00)

社会の段差なくして 衆院選で障害者「投票所も職場も」

2012年12月09日 02時12分37秒 | 障害者の自立
◆増税分で福祉充実訴え

 県内開催行事で、過去に例がないほど障害者の活躍に熱い視線が注がれた、10月の第12回全国障害者20+ 件スポーツ大会「ぎふ清流大会」。障害者の社会参加を旗印に掲げて出場した選手たちは、衆院選で何を投票基準とするのか。先月海津市南濃町で開かれた「第8回障がい者ふれあいコンサート」終了後に控室を訪ね、藤田重紀さん(53)=海津市=、佐藤恵美子さん=同=、楠田真之さん(43)=関市=、伊藤和則さん(37)=大垣市=、山登優樹さん(26)=関市=へ、質問をぶつけてみた。

 「正直私、選挙に行く気力がないよ」。5人の中で最年長の藤田さんが紙コップのお茶をあおり、憤りながら口火を切ると、賛同の声。「多党化しても言っていることは同じ。訳が分からないよ」と、新党乱立に戸惑いを隠せない様子。前回政権交代を果たした民主党に期待を裏切られたのも相まって、政治に愛想を尽かしていた。

 団結力の強い障害者の青壮年層。この日も藤田さんらが企画したコンサートを盛り上げようと、わざわざ県内各地から集結。来場者や出演者に、ねぎらいの声を掛けていた。

 「僕は気力じゃなくて、投票所に段差があって行けないんだ」。車いすを利用する山登さんがため息を漏らすと、全員が苦笑。山登さんはこれまで、車いすでも利用しやすい会場で行われる期日前投票に参加してきた。

 同じく車いす利用者の伊藤さんも、就職が決まっていない理由を語り出した。「職場に段差があったり、車いすのまま入れるトイレがないから、『ごめん』ってよく断られるんだ」と肩を落とす。障害者20+ 件の社会参加が、阻まれる現実があった。

 「だから、清流大会の火を消しちゃいけないんだよ」と楠田さんは声を強める。大会の盛り上がりを今後につなげるため、障害者20+ 件に注目が集まる年1回の行事を考えているという。「放っておけば、熱は徐々に下火になるわ」との佐藤さんの言葉に全員がうなずいた。

 本題の投票基準の話になると「消費税を上げてまうことには賛成なんやわ」と藤田さんが身を乗り出す。上げた分を医療や福祉へ必ず充てるという条件付きで、増税容認、原発反対を掲げる党に投票するという意見に全員が一致した。「あれだけの事故があって原発政策を推進するなんて考えられないよ」「僕らは障害があるけどまだ動けるからいい。まずは復興を最優先すべきだよ」。自分たちへの支援策よりも先に、被災者の痛みを思いやる姿があった。


衆院選について熱く語る、ぎふ清流大会に出場した選手ら=海津市南濃町、市文化会館

岐阜新聞-2012年12月03日09:47

愛らしい「巳」の置物 鯖江の障害者施設で製作

2012年12月09日 02時04分40秒 | 障害者の自立
 鯖江市和田町の障害者支援施設「光道園ライトワークセンター」で、来年のえと「巳(み)(蛇)」にちなんだ置物作りが、師走を迎えて急ピッチで進められている。

 置物は仲むつまじい親子を表現したものやデザインがかわいらしいもの、つまようじ立てなど七種類を用意。七日は、利用者や職員が型に粘土を流し込む作業のほか余計な粘土を削って形を整える作業に精を出した。

 七千~八千個を作る予定で作業は年末まで続くという。製品の中には注文の受け付けが終わったものもあるが、販売は同センターで行っている。問い合わせはセンター=電0778(62)8103=へ。


利用者により一つ一つ手作りされる来年のえと「巳」にちなんだ置物=鯖江市の光道園ライトワークセンターで

中日新聞-2012年12月8日

障害者が色鮮やかに表現 宮古で染め物作品展

2012年12月09日 02時00分12秒 | 障害者の自立
 宮古地域の障害者による染め物を中心とした作品展「つむぎ-紡ぎ-」(造形遊びセンターコア舎主催)は7日、宮古市末広町のりあす亭で始まった。色鮮やかな染め物やパッチワークなど、手作りのぬくもりがあふれる作品を展示している。10日まで。

 同展は、障害のある人々が日頃取り組んでいる文化・芸術活動を広く市民に知ってもらおうと、初めて開かれた。手拭いの染め物や、裂き織りなど約80点が並んでいる。

 同市の社会福祉法人松山荘の職員北向細子(さいこ)さんは「作品展は、障害のある人たちの社会参加の機会にもなる。今後もこうした表現活動を広げていきたい」とPRする。

 作品展は午前10時から午後3時まで。入場料無料。


【写真=障害者による色鮮やかな染め物が並ぶ作品展】

岩手日報-(2012/12/08)

4万2000人の障害者等級を上方修正

2012年12月09日 01時55分46秒 | 障害者の自立
来年から低所得層の障害者に毎月20万ウォンの障害者年金がさらに支給される。障害者活動支援制度の対象者も、現在の1級から来年からは2級にまで拡大される。政府は7日、障害者政策調整委員会を開き、このような内容を盛り込んだ「第4回障害者政策総合計画(2013~17年)」を確定した。

総合計画には、△福祉・健康、△教育・文化、△経済活動、△社会参加の4つの分野の19項目の重点課題が含まれている。


同計画によると、障害者年金は、基礎生活需給対象者の場合、月6万ウォンから来年は8万ウォンへと引き上げられる。そのすぐ上の階層は、月5万ウォンから7万ウォンへと引き上げられる。17年までは18万ウォンまで引き上げられる計画だ。


障害者活動支援とは、重症障害者に対し、家事や訪問看護、訪問お風呂サービスなどを提供する制度。2級障害者35万人あまりのうち1万人あまりが恩恵を受けることになる。現在は、1級障害者20万人あまりのうち、5万人あまりが対象となっている。


従業員50人以上の民間事業所の障害者義務雇用率は、現在の2.5%から14年は2.7%へと引き上げられる。公共機関や地方公企業は、2.5%から3%までに高められる。一般小中高校の障害者特殊クラスは、毎年500クラスずつ増やすことを決めた。現在、一般学校での特殊クラスは8500クラス。


また、地上波テレビ局は15年まで、全ての番組に字幕を入れなければならない。


一方、福祉部は、障害者等級判定基準を緩和する内容の障害者福祉法施行規則や障害者等級判定基準を6日、立法予告した。


慢性的な肝臓疾患を患っている肝臓障害者に、重い合併症があれば、肝臓障害3級として認められる。また、膀胱に穴を開けて尿を排出させる患者は、尿路障害5級と判定することを決めた。これまでは、障害者判定を受けられなかったケースだ。


福祉部は、新たな基準を適用すれば、4700人が新たに障害者として登録され、全体障害者251万9000人中4万2000人の等級が上がるだろうと予想した。

東亜日報- DECEMBER 08, 2012 06:55