ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

さをり織り300点展示 ギャラリー淡窓 日田出身・須藤さん

2011年05月18日 01時57分35秒 | 障害者の自立
 感性の赴くまま自由に織るのが特色の「さをり織り」の仲間展が17日、日田市中央1丁目のギャラリー淡窓で始まった。同市出身で名古屋市でさをり織りの教室を開いている須藤弘子さん(58)が日田市で初めて開催。入場無料。22日まで。

 須藤さんによると、さをり織りは素材の糸も織り方も作者が自由に選べる。会場には、名古屋の仲間や九州のアトリエの作品など、約20人が衣類やバッグなど約300点を展示。細かな決まりがないため、障害者や高齢者が始めることも多く、3年前から制作している福岡県久留米市の障害者施設「ステップ」のメンバーも出品している。さをり織り専用の手織り機を会場に置き、来場者が織り体験もできる。

 須藤さんは「作品に触れ、試着して、温かい風合いを感じてほしい」と話している。

=2011/05/18付 西日本新聞朝刊=

ネットで募集の「成人合宿」 初体験のお相手は抽選で決定

2011年05月18日 01時54分15秒 | 障害者の自立
 「本当に開催されるの?」「参加者はいるのか?」

 5月初旬にインターネット上で突如告知された「成人合宿」なるセミナーが、いま大きな波紋を呼んでいる。その内容は、誰もが目を疑う衝撃的なものだった。

 物議を醸すのも無理はない。この「成人合宿」は、セックス経験のない大学生(大学院生含む)を対象に、性生活の学習と体験の機会を、2泊3日の合宿形式で提供するというもの。言い換えれば、童貞・処女の大学生を集め、挿入を伴うセックス、つまり「初体験」をさせてしまうのである。受講申し込みは8月19日で締め切られ、8月29日からの3日間、新潟市内で開催される予定となっている。

 しかし、この「成人合宿」では、セックスのパートナーを自分で選ぶことができない。抽選で決まった相手と絶対にベッドを共にしなければならないのである。抽選で、初体験の相手を決める--。それだけ聞くと、卑猥でいかがわしいイベントではないかと勘ぐってしまうが、企画者は、至って真面目に性の問題と向き合っている人物だった。

 主催するのは、NPO法人「ホワイトハンズ」。脳性麻痺などにより自慰行為ができない障害者に対し、射精介助などを行なっている団体だ。代表の坂爪真吾氏(29)は、東大文学部卒。氏は、「性的介助はあくまでも健康管理のためのケアであり、食事や排泄などの介助と変わらない」との信念のもと、障害者の性の問題に取り組んでいる。

 この活動は、昨年小誌で連載したノンフィクションライター・河合香織氏のルポ『セックスボランティア』でも大きく取り上げた。その団体が、今度は障害者から対象を広げ、健常者の童貞・処女向けにサポートを行なおうとしているのだ。坂爪氏がいう。

「童貞・処女の若者が持つコンプレックスは、非常に大きな問題です。しかし、この『成人合宿』を経験すれば、容姿やコミュニケーションスキル、恋愛経験の有無にかかわらず、健康的な性生活を送る一人前の大人としての勇気と自信を持ってもらえると考えたのです」

※週刊ポスト2011年5月27日号

盲導犬:アロマ引退 元しんきゅう師・岸川さんの心支えた9年間 /佐賀

2011年05月18日 01時49分06秒 | 障害者の自立
 ◇全国で初めて“嬉野町民”認定--余生は鹿児島で

 03年に全国で初めて町民認定を受けた嬉野市嬉野町の盲導犬「アロマ」(ラブラドールレトリバー、雌10歳)が16日、盲導犬を引退した。しんきゅう師だった岸川美好さん(63)を9年間にわたりサポート。市立嬉野小で開かれた引退式には、同校児童や関係者らが集まり「アロマお疲れ様、ありがとう」と労をねぎらった。

 岸川さんの元にアロマが来たのは02年暮れ。同年には身体障害者補助犬法が施行されたが、飲食店や旅館などで同伴を拒否され、それを機に、岸川さんは補助犬に対する理解を求める全国行脚キャンペーンに出発した。

 これまで集めた募金で計10頭の盲導犬育成に貢献。「アロマと出会えたおかげで世界が変わった。同じ視覚障害を持つ人たちとこの喜びを分かち合いたい一心だった」

 岸川さんは今春、アロマにブラッシングをした時に腰の負担を感じ「面倒を見られなくなる」と引退させることを決意。引退式では、2人をつないできたハーネスを自ら外し「私の目となりつえとなり、心の支えになってくれて本当にありがとう。ゆっくり余生を送って」と、鹿児島県内の里親に渡した。

 岸川さんは今後も妻洋子さん(62)と、盲導犬普及活動を続ける。「またアロマに会えるのを楽しみに生きる」と、涙をぬぐった。

毎日新聞 2011年5月17日 地方版

知的障害者が茶摘み体験 久万高原

2011年05月18日 01時33分51秒 | 障害者の自立
 新茶の魅力を楽しもうと、松山市中野町の知的障害者支援施設「はばたき園」と「おおぞらワークス」の利用者計17人が16日、久万高原町七鳥にあるJA松山市の久万茶農園などで、茶摘みや新茶の試飲を体験した。
 茶の製造販売会社「松南園」(松山市、村井重美社長)が2年前に始めた普及活動。両施設は、同社の茶葉の箱詰め作業を請け負っており、社会見学も兼ねている。
 参加者は、JAの指導員から「新芽の枝先にある3枚の葉が柔らかくておいしい」と茶摘みの仕方を習い、次々と手で摘み取った。はばたき園利用者の木村理恵さん(31)は今回が初挑戦。「ちょっと難しかったけど、徐々にできるようになった」と喜んでいた。
 急須を使った新茶の試飲では「お湯をいったん湯飲みに移して温度を下げると甘みが出る」などのポイントを学んだ。自分で入れたお茶を一口飲み「うまい」と声を上げる人もいた。

愛媛新聞

企画展:障害福祉サービス事業所・桑の実工房、手作りグッズ紹介--小倉北区 /福岡

2011年05月18日 01時18分34秒 | 障害者の自立
 ◇“やさしさ”詰まった

 障害福祉サービス事業所「桑の実工房」(八幡西区下上津役)は、制作した自信作を展示する企画展「やさしさの秘密展」を、小倉北区京町の障害者自立支援ショップ「一丁目の元気」で開いている。磨き上げたヒノキの木ベラや草木染ののれん、イラスト入りマグカップなど約300点が並ぶ。28日まで。

 桑の実工房は、就職先が見つからない特別支援学校卒業生らの受け皿を作ろうと、桑園英俊所長が教諭を辞めて15年前に開設。いつもビー玉を眺めている利用者がいれば、文字盤にビー玉を使った時計作りに挑戦するなど、個性に合わせた商品作りを進めている。

 5年前から同工房で制作している渡辺範子さん(49)は、サンドペーパーで木ベラを磨く作業を披露。買い物客から「職人さんだ」と声をかけられ、「作っているところを見てもらえてうれしい」と張り切っていた。

 「一丁目の元気」は4月から、福祉事業所などが月替わりで自信作を展示・販売する企画展を始めている。【銭場裕司】

〔北九州版〕

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