「黒革の手帖(上・下)」松本清張著、読んでみました 。
初めて「松本清張」の著作を読んでみました。日本の作家の中でも有名な大御所中の大御所なんですが、なんかあんまり縁がなかった様で、今まで手に取る事無く今日に至りました。
主人公の女子銀行員「原口元子」は勤め先から大金を横領し「黒革の手帖」に記したネタで事件を表沙汰にさせる事無く、銀座でクラブ「カルネ」を開店する。
容姿も性格も魅力的でなく、良心の呵責を感じる事無く、淡々と大胆に恐喝を行う「元子」にはなかなか感情移乗をする事は出来ない。
彼女の野望のための策略に嵌められた被害者も全く非が無い訳ではないが、彼女に対する恨みは当然あって然るべきで、普通の感覚を待った人間であればその事には気が付き、陥れた人間からの復讐は真っ先に用心すべき事なのに「元子」にはその感覚がほとんど無い。
復讐心丸出しで去っていった「波子」が「総会屋」をスポンサーにして店をオープンした辺りなんかは危険な匂いプンプンなのに、彼女の鈍感さには呆れてしまう。
物語の出だしからそうだったんですが、あくどい手段で「橋田」から「梅村」を手に入れ転売し、「ロダン」を購入しようとする件においても、個人的にはあまり盛り上がることも無く、そこそこのテンションで読んでいましたが、終焉に近づくにつれて俄かにテンションが揚がって来ました。
「元子」が信栄ビルに乗り込み、「高橋勝男」「波子」と対する場面は迫力があってハラハラしましたし、ラストの恐ろしすぎる描写は、物語の4/5くらいが「普通」に感じていた分とても衝撃でした。
この辺りがさすが「松本清張」と言った所なんでしょうね。遅ればせながら、彼の代表作くらいは読んでみようと思いました。
「天使の梯子(Angel's Ladder)」」村山由佳著、読んで見ました。
「天使の卵」を読んで以来の村山由佳作品です。
「卵」は以前ブログでUPした時に、“ 盛り上がり所満載で、確かに「かなりのレベル」まで盛り上がるのだが、どう言う訳か心の深いところに響いてこない。” なんて書いてみたのですが・・・・・
「梯子」では「卵」で傷ついた心を引きずりながら、皮肉にも「夏姫」は「春妃」と同じ8才差の「恋愛?」をしてしまう。
「真一」の家庭関係も「歩太」と同様少し複雑な状況で、なんとなく「歩太」の若い頃の様な考え方や雰囲気を踏襲しているような気がする。
「真一」と「おばあちゃん」・「夏姫」との会話は非常に丁寧に書かれていて素直に素晴らしいと思ったし、「真一」と「歩太」のエピソードもとてもうまい具合に書かれているなと感心しました。
読み終わってかなり清清しい気持ちになりましたし、「素晴らしい」「うまい」と感じましたが、そう思わせる余裕が出来るくらいの「のめり込み具合」だったのだと改めて認識しました。
そうは言いながらも「梯子」は「涙ぽろぽろ」とまでは行かないまでも、確実に「卵」に比べ「心の深いところ」に響いて来る、とてもよい作品でした。
「ガール」奥田英朗著、読んでみました 。
久々の「奥田英朗」です。ここの所ずーっと良い作品が続いています。
今回読んだ「ガール」も面白く一気に読み終えました。なんとなく、かなり前に読んだ「マドンナ」の女性版といった感じの設定なんですが、とにかく主人公の心の動きと、周りにいるキャラクターがリアルで各短編のエピソードが生き生きしています。
前にも書いたことが有るんですが、作者はインタビューで
“ 「登場人物を裁かない」というのがモットーで、自分に戒めている ”
“ それぞれの主張に正しい部分とやましい部分があるし、すべては白と黒じゃなくてグレーゾーンにあるんですよ ” と語っているとおり、
こいつは「なんかな~」と思わせるキャラも徹底的には悪者にせず読後を爽やかにさせてます。
多分時代のせいだと思うんですが、1960年代くらい生まれから後の年代って、所謂「中流家庭」以上でのほほんと普通に育った場合、幾つになっても「ガール(ボーイ)」の心を持ったままでいられるんじゃないかなぁ。
当然、著者の「奥田英朗」もそんな状況なのでこんなリアルな小説になるのだと思う。この作品を読んで改めて「ボーイ」の気持ちから抜けきれない自分を確認しました。
「たぶん最後のご挨拶」東野圭吾著、読んでみました。
「東野圭吾」24作目になりました。
あとがきでこの作品が5冊目の「エッセイ集」であり、エッセイは時間的にも精神的にも書くのが大変なので、そんな暇があったら「小説」書くよって事で「たぶん最後のご挨拶」と言うことの様です。
確かにエッセイの専門家ではないので、思わずうなってしまう様な極めて秀逸な作品が在るわけではないんですが、
彼の作品を複数読んでいる読者にとっては、そこに書かれている情報で今まで読んできた「作品」の裏側や少し奥を垣間見ることが出来たり、
著者の作品を書く上での考え方などが確かに作品に反映させられている事が確認できたりでなかなか興味深いものです。
自分で過去に「万引」をしていた事を告白している割には「書物には店印を」なんてエッセイを書いたりしているところや、「白夜行」はフィクションだけどそこに書かれているような事をやったことが在ると言う様な記述はちょっと気になる。
このエッセイを読んで自分の彼の作品に対する理解の仕方が概ね間違っていなかった事と、彼の読者に対する常識人が持つ気遣いのある人だ確認できた事はとても有益だった。
今すぐは必要ないけど「たぶん最後のご挨拶」と言うことの様ですので、数年後のエッセイに期待したいと思います。
「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋八著、読んでみました。
数ヶ月前、それほど興味が有った訳では無かったんですが、巷であまりにも話題になっていたので、図書館で予約してみました。
やっと順番が来たので「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七著、読んでみました。
活字の密度も低く、ページ数もそれ程では無かったのでゆっくり読んでも1時間かかりませんでした。
著者が物語の中で描いている時代の「日本の生活レベル」を何とか想像できる世代なんで意外とリアルな話として楽しめました。
今も在るんでしょうけど「下流」とは全く違った、物質的には恵まれていないけど精神的・倫理的な事はに付いてはプライドを持って生活をしている「美しい貧乏な家庭」って言うのが多かったような気がする。
本文の中で「がばいばあちゃん」が発する言葉は美しき貧乏人の意地とウイットに富んでいて関心させれれる物が多いと思う。
実際、彼女がホントに言った言葉も有ったんでしょうが「ビートたけし」が「洋七のウソは有名なんでね」と言ってるし、「島田洋七」って「陽気な胡散くささ」が売りで、本人も「フィクション」と言っているので多分「ネタ」が入っていじゃないのと疑いつつ楽しく読めました。
何はともあれ自分のおかれた環境を悲観する事無く明るく前向きな思考で生きる姿勢って見習うことが多いなと大変参考になりました。
「男を磨く旅:北欧・シンガポール編」出かけてきました。(シンガポール~コペンハーゲン)
ラウンジでシャワーを浴びてスッキリ気分で「シンガポール航空」に乗って「コペンハーゲン国際空港」に向かいます。機内はこんな感じで、名前を呼びながら愛想の良いおじさんのCAが一人一人挨拶と握手をしに回ってきます。さすがサービスランキングでいつも上位の評価を受けているだけの事はあるようです。
飛行機の種類は「ボーイング777(Boeing 767)」で200型という派生機のようです。
機内食はこんな感じから始まり。
次にこんなのが出てきて。
こんな感じで締めくくり。味も悪く無かったです。
快適なフライトで「コペンハーゲン国際空港」に無事到着です。この飛行機でやってきました。
「コペンハーゲン国際空港」はこんな感じです。
早速「コペンハーゲン・カード(CPHCARD)」を購入し市内に向かいます。
市内に向かう電車の内部はこんな感じ。(ここは入り口付近の自転車を乗っけても良い所)
空港から3駅目で「コペンハーゲン中央駅」に到着です。
駅から2分ぐらいの立地の泊まるホテル。チェックインは午後3時と言うことなので、ホテルに荷物を預け、少し休んで、世界遺産の「ロスキレ大聖堂(Roskilde Domkirke)」にを訪ねてみる事に。
「男を磨く旅:北欧・シンガポール編」出かけてきました。(成田~シンガポール2)
シンガポール地下鉄MRTで「シティ・ホール」まで行きラッフルズ・ホテル・アーケードの「コートヤード&ガゼボ・バー」で一休みして、前回の旅で気に入ったコースをもう一度散策してみることにしました。
「ラッフルズ・ホテル」から少し南下すると高さ「戦争記念公園」に建つ、高さ68mの「日本占領時期死難人民記念碑」が見えてきます。1942年2月15日に日本軍がシンガポールを占領し、その時10日間にわたり数万人の華人を虐殺したとの事。人気も殆どなくひっそりとした場所ですが、日本人として少し複雑な気持ちになります。
もう少し南下するとドリアンに似ていると言われる「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」が見えてきます。前回来た時も感じましたがデザイン的にとても面白い建築物だと思います。
「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」の敷地の水のオブジェです。
「エスプラネード橋」を背にして「マリーナ・プロムナード」を望む。
更に「エスプラネード橋」を南下し、マーライオンパークへ。シンガポールと言ったら、お約束の「マーライオン」です。象徴的存在だが、元となった伝説などは無いとの事。「世界三大ガッカリ」の一つのようですがブリュッセルの「小便小僧」と比べれば立派なものです。
「アンダーソン橋」を渡り、少し北西方向に歩くと「シンガポール川」の畔の「ラッフルズ上陸記念の地」に到着します。前回来た時は無かったと思うんですが「トーマス・ラッフルズ(Sir Thomas Stamford Raffles)」の像と相対する様に「軍人さん?」が建っていました。
「シンガポール川」の東側沿いを「クラーク・キー」まで歩いてみました。
夜の水面にネオンが映り、怪しく輝いていました。結構な賑わいでした。
「シンガポール川」の西側沿いをそのまま戻ります。「ボート・キー」からの高層ビルの夜景です。
ライトアップされた「国会議事堂」と「最高裁判所」。
「エスプラネード橋」から「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」・「マリーナ・プロムナード」を望む。いい時間になってきたので「シンガポール・チャンギ国際空港」に戻ります。
「シンガポール・チャンギ国際空港」のシンガポール航空のラウンジでコペンハーゲン行きのフライトを待ちます。面積は結構広くゆったりしてました。
シャワールームが在ったので、フライトとシンガポール散策の疲れをシャワーを浴びてスッキリさせます。広くて清潔で快適でした。
シャワーを浴びて気分が一新した後に軽く夜食を摂りました。ビールがとても美味しかったです。これから夜行便でコペンハーゲンに向かいます。
「男を磨く旅:北欧・シンガポール編」出かけてきました。(成田~シンガポール1)
いよいよ「男を磨く旅:北欧・シンガポール編」(笑)出発です。まず成田から「全日空(All Nippon Airways)」でシンガポールに入り、「シンガポール航空(Singapore Airlines)」に乗り換え「コペンハーゲン(デンマーク)」に入ります。今回はUNITEDのマイルで「成田⇔シンガポール⇔コペンハーゲン」の行程をビジネスクラスでGETし、その他の短距離路線はスターアライアンスの「ヨーロピアンエアパス」と通常の方法でエコノミークラスのチケットを購入しました。
少し早めに成田に行って手続きを済ませ、「セキュリティープライオリティレーン」を通って、前回利用してお気に入りとなった「ANAのラウンジ」で軽食とネットを楽しみました。
ラウンジの入り口に「ボーイング787 ドリームライナー(Boeing 787 Dreamliner)」のスタアラ塗装の大きな模型が飾られてました。
この飛行機でシンガポールの「チャンギ国際空港」へ向かいます。
飛行機の種類は「ボーイング767(Boeing 767)」で300型という派生機のようです。
成田から飛び立つと間もなく美しい「九十九里海岸」が眼下に広がります。
ビジネスクラス内部はこんな感じです。
こんなおつまみが出てきました。
機内食はこんな感じから始まり。
次にこんなのが出てきて。
こんな感じのデザートで締めくくりです。機内食のレベルは今まで乗った中では上位の部類に入ります。大きな揺れも無くとても快適な空の旅でした。
映画を楽しんだり、少しウトウトしているうちに、無事「シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi International Airport)」に到着です。
まだUPしてないんですが去年の10月に「男を磨く旅:シンガポール編」で訪れてから約9ヶ月ぶりのチャンギ空港です。コペンハーゲン行きのシンガポール航空に乗るためのトランジットなんですが、結構時間が有るので入国し、シンガポール地下鉄MRTでダウンタウンまで行って少し散策してみる事にしました。
「幻夜」東野圭吾著、読んでみました。
「東野圭吾」23作目です。
「美冬」の容姿や経歴も「白夜行」の「雪穂」を髣髴させるし、「雪穂」が子供の頃読んでいた「風と共に去りぬ」が、この「幻夜」でも記述されているし、「美冬」が「雅也」と引き起こす事件は、かつて「雪穂」と「亮司」が行った暗く計算高い手法を見事に踏襲している。
故に「雪穂」がブティックをオープンさせた時に「亮司」が死んで一応は逃げ延びたが、「刑事の笹垣」の執拗な追求から完全に逃れるため「阪神淡路大震災」と「雅也」を利用して第二の人生を新たにスタートさせたと言うストーリーで続いていると想像させるこの「幻夜」と言う作品なんですが・・・・・・
「白夜行」同様一気に読まされてしまいました。「白夜行」ではほぼゼロに抑えられていた共犯同士の記述が今回の設定ではそれがメインとなっている。
「雅也」と「亮司」の立場の違いは悲しいほど明確に違っているが、「鼻の効く刑事」「感の良い身内」「狡猾で残忍な犯行」「美冬(雪穂?)の美貌・性格」は前作とほぼ同じような構成で目新しさは無かったんですが、「雅也」の心の葛藤や「美冬」の恐ろしいまでに計算された言動は判っていても物語に引き込まれてしまいます。
「雅也」が*****を目撃された事で「美冬」に利用されて共犯者となって行く設定なんですが、その出会いは余りにも不自然だし、「美冬」が求めているものは彼女の才覚と美貌を持ってすれば犯罪を起こさなくても容易に手に入れられるものだと思う。
いくら子供の頃に心と身体に深い傷を負ったとしても彼女の行動は自分には理解できない。
前回も書いたが、いったい彼女は犯罪や陰謀や策略に手を染めながら掴んで行く「成功」の先に何を求めているのだろうか・・・・・・
この作品のラストで追い詰められていた「美冬」は、またもや「鼻の効く刑事」と「雅也」の*****によって窮地を脱します。
この終わり方は「白夜行」「幻夜」に続く更なるストーリーの展開を予感させました。とても面白い作品でした。
TBS「世界遺産・ハバナ旧市街と要塞(キューバ)」観てみました。
TBS「世界遺産・ハバナ旧市街と要塞(キューバ)」を観てみました。5月の連休に行って来たばかりだったんでとても興味深く見ることが出来ました。
さすがプロがお金と時間をかけて撮影しただけの事があり、自分が訪れた場所もまた違った魅力をみせてもらった。
モーロ等の要塞はかつてスペインがヨーロッパと中南米の貿易中継地点として繁栄を極めていた首都ハバナの金銀財宝を奪おうとするカリブの海賊(イギリス・フランスが後ろ盾)からの攻撃を防ぐために造った物であるとか、
旧市街で見かけるボロボロの家は当時スペイン人が暮らしていたのをキューバ人が修復しながら住んでいるとか、
朽ち果てそうなクラッシックカーは革命時にアメリカ人がそのまま置いていったものであるとか、
スペインからの独立後、アメリカの実質支配国になったことから、キューバ音楽が世界に広まったとか、
いろいろ興味深い事や、知らなかった事が判りました。今度、もう一度ゆっくりキューバを訪ねてみたくなりました。
花と一緒に撮った「昆虫etc」UPしてみました。6
「アゲハチョウ(揚羽蝶)?」の幼虫
「シジミチョウ(小灰蝶、蜆蝶)」
「カマキリ(蟷螂)」
「バッタ(飛蝗)」
「?????」
「チョウ(蝶)」
花と一緒に撮った「昆虫etc」UPしてみました。5
「?????」
「シジミチョウ(小灰蝶、蜆蝶)」
「コガネムシ(黄金虫)」
「ハチ(蜂)」1
「アリ(蟻)」
「カメムシ(亀虫)」
「ハナアブ(花虻)」
NHKダーウィンが来た!生きもの新伝説「ハチになりたかった鳥」観てみました。
NHKダーウィンが来た!生きもの新伝説「ハチになりたかった鳥」観てみました。
この番組も結構好きな番組で、自分の興味のある動物が出るときはHDに録画して観る様にしています。
今回はかなり興味のある「ハチドリ」がテーマでとても楽しめました。民放の薄っぺらい番組と違い、かなり予算と時間をかけている様で、対象は子供だとは思いますが、大人の鑑賞にも十分耐える作品となっています。
「ハチドリ」の美しさの秘密、花との共生関係、飛び方の解明etcの内容でとても不思議な生態を知ることが出来ました。
「超スローカメラ」でのホバリング・方向転換・喧嘩・おしっこの映像は素晴らしく思わず見入ってしまいました。
また、自分がブラジルで体験した「ハチドリ」が飛ぶと時に出す、どこからともなく突然迫ってくる独特な「ブウゥゥゥーン」という羽音もビビットに思い出しました。
ブラジルで見たのは地味なタイプだったんですが、番組では「密林の宝石」と言われる美しい個体の「ハチドリ」を見る事が出来き感動しました。
もの凄いエネルギーを消費するような方法で飛び続けるために体重の何倍も蜜を吸わなくてはならない事、飛び続けなければ死に至ってしまう事、蜜を効率的に摂る為、鳥がハチのように進化した結果として犠牲にした部分も多くあると言うことも判り自然の奥深さを感じました。
街で見かけた「ハナスベリヒユ(花滑莧)・ポーチュラカ」撮ってみました。
「ポーチュラカローズ」:::「ハナスベリヒユ(花滑莧)」はスベリヒユ科スベリヒユ属の南アメリカ原産の一年草。
「ポーチュラカホワイト」:::これは真っ白の花。調べるまで「マツバボタン(松葉牡丹)」と混同してました。
「ポーチュラカピンク」:::「マツバボタン(松葉牡丹)」と「ハナスベリヒユ(花滑莧)」は花はそっくりですが葉っぱの形状が違います。
「ポーチュラカ絞り」:::「ハナスベリヒユ(花滑莧)」の葉は少し厚みのある平たいもので、「マツバボタン(松葉牡丹)」は読んで字のごとく松の葉のように細く尖がっています。
「ポーチュラカパウダーピンク」:::バハマで「鮮やかなピンクの花と原種」のようなのを見かけました。
「ポーチュラカレッド」
「ポーチュラカイエロー」
「ポーチュラカピンク」中央部が少し黄色になってます。
NHKプレミアム10「ありがとう阿久悠さん~日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち」観てみました。
NHK プレミアム10「ありがとう阿久悠さん~日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち」観てみました。
少し色褪せた、まだ「歌謡曲」が特別な光を放っていた時代「昭和」の映像が次々と流れ、懐かしく思わず見入ってしまいました。
「阿久悠」さんがお亡くなりになった時も書いたと思うんですが、この番組を通じて改めて彼の「偉大さ」「天才さ」を、そして「昭和という時代」に無くてはならない人であった事を痛感させられました。
出演していた「都倉俊一」が「阿久悠」さんの作詞について“美しい日本語で、人の心の飢えた部分を満たす詞を書く人だ”のようなことを言っていた。
まさに高度成長期の元気でそして少し疲れている日本人の心の琴線に触れ、また1歩或いは0.5歩先の夢を描き出すその才能は留まるこたが無かったような気がする。
1977/12/5付のオリコンシングルランキングでは「TOP100のうち実に16曲が阿久さんの作品となった。」と言う伝説は正にその象徴以外の何物でもないと思う。
都倉さんをはじめ「岩崎宏美」「石川さゆり」等のインタビューで当時のエピソードや彼の人となりが窺えたのも収穫だった。
改めてご冥福をお祈りいたします。
最後に流れた彼の詩をUPしておきます。
時代を超えた歌たちよ
ぼくの愛した歌たちよ
きみたちに逢えてよかった
ここからまた
ぼくと一緒に
時の旅人になるかと思うと
感動し、感謝するのだ
ありがとう、時代を超えた歌たちよ
歌たちよ